ランニングやウォーキングの記録を、もっと手軽に・正確に残したい。そんな人に人気のアプリが「adidas Running（旧Runtastic）」です。
スマートウォッチと連携すれば、スマホを持たずに走れて、心拍数やペース、距離まで自動で記録。この記事では、adidas Runningとスマートウォッチの連携方法や対応機種、設定手順をわかりやすく解説します。
adidas Runningとは？スマートウォッチと連携するメリット
adidas Runningは、アディダスが提供するランニング・フィットネス記録アプリ。GPSを使った距離やペースの記録はもちろん、目標設定や週間・月間のトレーニング統計、コミュニティ機能などが充実しています。
スマートウォッチと連携すると、次のようなメリットがあります。
- スマホを持たずに走れる
- 心拍数・ペース・距離をリアルタイムで記録
- トレーニング終了後、自動でアプリにデータ同期
- 音声コーチングやアチーブメント機能を活用可能
つまり、ウォッチを着けて走るだけで、トレーニングデータが自動的にadidas Runningへ反映されるわけです。
adidas Runningに対応する主なスマートウォッチ
現在、adidas Runningが連携できる主なスマートウォッチやデバイスは以下の通りです。
Apple Watch
最もスムーズに連携できる代表的なデバイス。
Apple Watch単体でadidas Runningアプリを起動でき、iPhoneを持たずにランニングの記録を取ることも可能です。心拍数やカロリー消費量も自動で反映されます。
Wear OS搭載ウォッチ（Google Pixel Watch、Galaxy Watchなど）
GoogleのWear OSを搭載したウォッチも対応。
Google Playストアからウォッチ版のadidas Runningアプリを直接インストールし、スマホアプリとアカウント連携すれば利用できます。
Garmin Connect
Garmin Connectを経由してadidas Runningとデータを同期できます。
ウォッチで記録したランデータはGarminのクラウドに保存され、そこからadidas Runningに自動転送されます。
Polar Flow
Polar Flowアプリを経由して連携可能。
Polarウォッチでランを記録し、Polar Flowに同期後、自動的にadidas Runningへデータが転送されます。
Amazfit（Zeppアプリ経由）
AmazfitウォッチはZeppアプリと連携させ、Zepp経由でadidas Runningと接続できます。
設定にはやや手間がかかりますが、最新モデル（GTR 4／GTS 4）では動作が安定しています。
その他対応機種
Suunto、COROS、Huawei Healthなど、一部機種・アプリでも連携が可能です。
ただし機種や地域によってサポート状況が異なるため、事前に確認するのがおすすめです。
adidas Runningとスマートウォッチを連携する手順
ここでは、一般的な連携の流れを説明します。ブランドによって細部は異なりますが、基本的な考え方は共通です。
1. adidas Runningアプリを準備
まずスマホにadidas Runningアプリをインストール。
アカウントを作成・ログインし、最新バージョンに更新しておきます。
2. スマートウォッチとスマホをペアリング
Bluetoothをオンにし、ウォッチ専用アプリ（例：Wear OS、Garmin Connect、Zeppなど）でスマホとペアリングします。
3. adidas Runningアプリと連携設定
スマホアプリの「プロフィール」または「設定」→「パートナーアプリ」などの項目から、使用するウォッチのブランドを選択して連携を許可します。
GarminやPolarの場合は、専用アプリ内から「adidas Running」をパートナーとして追加する設定があります。
4. ウォッチ側アプリをインストール
Wear OSやApple Watchなどでは、ウォッチ内のアプリストアから「adidas Running」を検索し、インストールします。
ログインしてアカウントを紐付けると、ウォッチ単体でアクティビティの開始・停止が可能になります。
5. ランニングを開始
ウォッチで「ランニング」または「トレーニング」を選択し、スタート。
GPS・心拍数・カロリーなどが記録され、終了後にスマホアプリへ自動同期されます。
6. 記録を確認
adidas Runningアプリを開くと、走行ルート、距離、ペース、心拍数がグラフ付きで表示されます。
トレーニング履歴はカレンダー形式でも確認可能です。
連携がうまくいかないときのチェックポイント
スマートウォッチとアプリの連携がうまくいかない場合、以下を確認してみましょう。
- Bluetooth接続が安定しているか
- スマホとウォッチの両方で最新のソフトウェアを使用しているか
- adidas Runningアプリに位置情報・バックグラウンド通信の許可があるか
- ウォッチ側アプリにログイン済みか
- メーカー専用アプリ（Garmin Connect、Polar Flow、Zeppなど）の連携設定が切れていないか
特にAmazfitなどでは、アプリ間の権限が切れていると同期されない場合があります。再度ログインして「許可」をタップすれば解決するケースが多いです。
日本で使うときの注意点
日本国内でもadidas Runningは問題なく利用できますが、注意しておきたい点もあります。
- 一部のスマートウォッチでは日本のGoogle Playストアにウォッチ用アプリが表示されない場合がある
- 地域設定や言語設定が原因で、アプリが見つからない・起動できないことがある
- スマホの省電力モードを有効にしていると、バックグラウンド通信が停止し同期されにくくなる
これらはスマートフォン側の設定を調整することで解決できるケースが多いので、ペアリング前に確認しておくと安心です。
adidas Runningとスマートウォッチ連携で得られる楽しさ
ウォッチ連携を使うと、ランニングがぐっと楽しくなります。
走行距離やペースを後から振り返るだけでなく、月間目標やバッジ獲得、他のランナーとのチャレンジ機能など、モチベーションを維持する仕組みも豊富です。
また、トレーニング分析も簡単。心拍数や区間ペースの推移をチェックすれば、自分の走り方のクセや改善ポイントが見えてきます。
ウォッチを着けて走るだけで、自動で「見える化」されるのは本当に便利です。
これから連携を始める人へ
初めて連携するなら、以下のポイントを意識するとスムーズです。
- まずはadidas Runningアプリとスマートウォッチの両方を最新状態にする
- ウォッチ専用アプリ（Garmin Connect、Polar Flow、Zeppなど）でペアリングを済ませる
- アカウント連携を許可してからトレーニングを開始する
難しそうに見えても、実際は数分で設定完了。
一度つないでしまえば、あとはウォッチを着けて走るだけで自動記録されます。
adidas Runningとスマートウォッチの連携方法まとめ
adidas Runningとスマートウォッチを連携すれば、トレーニングの精度もモチベーションも一気にアップします。
対応機種はApple Watch、Wear OS、Garmin Connect、Polar Flow、Amazfitなど多彩。設定もシンプルで、アプリの「パートナー連携」から数ステップで接続可能です。
もしうまく同期できないときは、Bluetoothやアカウント許可設定を見直せばほとんど解決します。
ウォッチとアプリの力を組み合わせて、より快適で楽しいランニングライフを始めましょう。
これからは、**「adidas Runningとスマートウォッチの連携方法」**をマスターして、自分の走りをデータで楽しむ時代です。
