最近SNSでも話題の「セリアのワイヤレスイヤホン」。
100円ショップでBluetoothイヤホンが手に入るなんて、信じられないような話ですよね。
でも実際のところ、「本当に使えるの?」と気になっている人も多いはず。
今回は、セリアで販売されているイヤホンの実情や、実際に購入した人の口コミ、そしてもし手に入った場合の接続方法までを丁寧に紹介します。
セリアにワイヤレスイヤホンは本当にあるの?
結論から言うと、セリアでは「常時ワイヤレスイヤホンを販売しているわけではない」です。
セリアには、3.5mmステレオミニプラグで接続する“有線イヤホン”が多く並んでいます。カラーやデザインが豊富で、マイク付き・片耳タイプなど、用途別にいくつかの種類があります。
ただし、一部の店舗や期間限定でBluetooth対応の“ワイヤレスイヤホン”が販売されたという情報もあります。
とはいえ、100円(または税抜き110円)という価格帯でBluetooth機能を搭載するのは技術的に難しく、多くの場合は「有線イヤホン」を“ワイヤレス”と勘違いしているケースも見られます。
口コミを見ても、「セリアでワイヤレスイヤホンを買った」という声の中には「実はスリコ(3COINS)の製品だった」「似たような別ブランド品と混同していた」といった投稿もありました。
そのため、もしセリアでワイヤレスイヤホンを探す場合は、まず店頭でパッケージを確認し「Bluetooth対応」と記載されているかをチェックするのが確実です。
セリアのイヤホンはどんな種類がある?
セリアが得意なのは、やはり“有線タイプ”のイヤホンです。
100円とは思えないほど種類が豊富で、デザインもシンプルなものからポップなカラーまで揃っています。
代表的な商品にはこんなものがあります。
- 密閉型ステレオイヤホン
- マイク付き片耳ハンズフリーイヤホン
- 人の声が聞き取りやすいステレオイヤホン
これらは主に3.5mmステレオミニプラグで接続するタイプで、スマートフォン・PC・ゲーム機などに使えます。
ただし、最近のスマホ(特にiPhoneなど)はイヤホンジャックがないため、変換アダプタが必要になる場合もあります。
口コミで見るセリアイヤホンの実力
実際にセリアのイヤホンを使った人の声をいくつか紹介します。
「100円にしては音質が良くてびっくり」
「ボーカルが聞き取りやすく、動画視聴には十分」
「低音が弱めで高音もこもるけど、通勤中にラジオを聞くくらいなら問題なし」
一方で、こんな声もあります。
「左右の音量バランスが違った」
「2週間で片方が聞こえなくなった」
「期待して買ったけど、やっぱり100円は100円」
つまり、音質や耐久性には個体差があります。
100円という価格を考えれば仕方ない部分もありますが、「壊れても惜しくない」「サブ用として使う」くらいの気持ちで買うならコスパは悪くないといえそうです。
“ワイヤレスイヤホン”を期待する人が注意すべきこと
もし「Bluetooth対応のイヤホン」を探しているなら、セリアでは見つからない可能性が高いです。
これはコスト面だけでなく、セリアの商品コンセプトにも理由があります。
セリアは基本的に「110円均一」であるため、Bluetoothチップやバッテリー、充電ケースなどを搭載した製品をこの価格で販売するのは難しいのです。
ネット上では「セリアでワイヤレスイヤホンが売ってた!」という投稿もありますが、確認すると多くが他店(スリコ、ダイソー、キャンドゥなど)の商品であるケースが目立ちます。
つまり、“セリア=ワイヤレスイヤホンを売っている”と断言するのはまだ早い段階です。
もしセリアでワイヤレスイヤホンを見つけたら
とはいえ、仮にセリアでBluetoothイヤホンを見つけた場合、使い方を知っておくと安心です。
ここでは一般的なワイヤレスイヤホンの接続方法を紹介します。
- まずは充電
購入後すぐに使う前に、ケースやイヤホン本体を充電しましょう。
LEDランプが光るタイプなら、充電完了のサインが出るまで待ちます。 - スマホのBluetoothをオンにする
設定アプリからBluetoothをオンにして、機器の一覧を表示します。 - イヤホンをペアリングモードに
多くの場合、ケースから取り出すだけでペアリング待機状態になります。
もしそうならない場合は、ボタンを長押ししてLEDが点滅するまで待ちましょう。 - 表示されたイヤホン名をタップして接続
「TWS」や「Wireless Earbuds」といった名前が出てきたら、それを選択します。 - 接続完了後は自動接続に
一度ペアリングが完了すれば、次回以降はケースから取り出すだけで接続されるタイプもあります。
万が一接続がうまくいかない場合は、スマホ側のBluetooth機能を一度オフにして再度オンにするか、「接続履歴の削除→再ペアリング」を試してみましょう。
セリアイヤホンはどんな人におすすめ?
口コミや使用感を踏まえると、セリアのイヤホンはこんな人に向いています。
- 通話・動画視聴・ラジオなど、音質より手軽さ重視の人
- 外出先でイヤホンをよく紛失する人
- メインではなく“予備イヤホン”が欲しい人
- とりあえず安く試してみたい人
逆に、音質やワイヤレス性能を求める人には不向きです。
ノイズキャンセリングや低遅延などの高機能を期待すると、確実に物足りなく感じるでしょう。
セリアのイヤホンと他ブランドの違い
100円ショップでも、ダイソーやスリコ(3COINS)ではワイヤレスイヤホンを扱う店舗があります。
ダイソーのBluetoothイヤホンは550円~1100円ほどで販売されており、音質や接続安定性がセリアより上というレビューも見られます。
一方、セリアは“あくまで低価格・簡易モデル”に特化しており、シンプルさやデザイン性を重視している印象です。
そのため、「高音質を求めない」「ケーブルで十分」という層に人気があります。
実際に使ってみてわかる「セリアイヤホンの限界」
セリアのイヤホンは価格を考えれば優秀です。
しかし、どうしても気になる点もあります。
- 高音域がこもる
- 低音が弱い
- 音の広がりが少ない
- 耐久性が低く、断線しやすい
音楽鑑賞をじっくり楽しむ用途よりは、動画や通話などライトな使い方に向いています。
また、音漏れが気になるという声もあるため、電車や図書館などでは音量を控えめにするのがおすすめです。
まとめ:セリアのワイヤレスイヤホンは“期待値次第”で使える
セリアのワイヤレスイヤホンは、実際には「有線イヤホン」が主流です。
一部店舗でBluetooth対応モデルを見かけたという情報もありますが、常設品ではない可能性が高いでしょう。
ただし、有線タイプに関しては「価格以上に使える」という声も多く、通話や動画視聴など“軽めの使い方”なら十分満足できます。
100円という価格で気軽に買えるため、「とりあえず1本欲しい」「予備として持っておきたい」という人にはぴったりです。
もしセリアでワイヤレスイヤホンを見つけたら、まずはパッケージを確認し、Bluetooth対応かどうかをしっかりチェックしましょう。
そして、購入後は接続手順を守ればスムーズに使えるはずです。
価格を超える感動は求めず、気軽に楽しむ──
それがセリアイヤホンを“本当に使える”と感じるコツかもしれません。
