最近、スマートフォンから「イヤホンジャック」が消えて久しいですよね。
とはいえ、「まだ手元に有線イヤホンがある」「機内やゲーム機では3.5mm端子を使いたい」という人も多いはず。
そんなときに便利なのが、“ワイヤレスでもイヤホンジャックに対応できる”モデル。
音質と便利さをどちらも手に入れたい人に向けて、今回はその魅力とおすすめモデルを紹介していきます。
イヤホンジャック対応ワイヤレスイヤホンとは?
「ワイヤレスなのにイヤホンジャック対応?」と不思議に思うかもしれません。
これは、Bluetooth接続に加えて、有線ケーブルでも使えるタイプのイヤホンを指します。
つまり、無線でも有線でも使える“ハイブリッド仕様”。
普段はワイヤレスで快適に使いながら、バッテリーが切れたときや機内エンタメなどではケーブルを挿して有線モードに切り替えられるのが特徴です。
有線接続時は遅延が少なく、音質が安定するというメリットもあります。
イヤホンジャック対応モデルを選ぶメリット
1. バッテリー切れでも安心
ワイヤレスイヤホンの唯一の弱点といえば、バッテリー。
しかし有線接続できるモデルなら、電池が切れてもそのままケーブルを挿すだけで再生を続けられます。
2. 有線なら遅延ほぼゼロ
動画やゲームでは音と映像のズレが気になるもの。
有線モードにすれば遅延がほぼ発生せず、音ズレのストレスがありません。
3. 音質面での安心感
Bluetoothコーデックによる圧縮がないため、有線接続ではよりクリアで高音質な再生が可能。
ハイレゾ音源にも対応しているモデルもあり、音質重視派にもおすすめです。
4. 互換性が高く、どんな機器でも使える
PC、オーディオプレーヤー、カメラ、ゲーム機など、有線接続なら幅広い機器に対応。
旅先やオフィスなど、さまざまな環境で活躍します。
イヤホンジャック対応ワイヤレスイヤホンを選ぶポイント
音質とコーデック
SBC、AAC、aptX、LDACなど、対応コーデックで音質は大きく変わります。
iPhoneユーザーならAAC、AndroidユーザーならaptXやLDAC対応モデルを選ぶとより高音質を楽しめます。
有線モードの仕様を確認
同じ「有線対応」でも、イヤホン本体に端子があるタイプ、ケーブルで切り替えるタイプなどさまざま。
有線接続時にANC(ノイズキャンセリング)やマイクが使えないモデルもあるので注意しましょう。
バッテリーと充電方式
ワイヤレス利用時の再生時間、ケース併用での総再生時間もチェック。
USB-C充電やワイヤレス充電対応なら利便性が高いです。
装着感・防水性能
長時間装着しても耳が痛くならないフィット感、防水性能(IPX4以上)があれば通勤や運動時も安心。
イヤーチップの種類が豊富なモデルだと、自分の耳に合わせやすいです。
イヤホンジャック対応のおすすめモデル10選
ここでは、有線接続にも対応するワイヤレスイヤホンを10モデル厳選して紹介します。
それぞれの特徴を簡潔にまとめました。
1. Sony WI-1000XM2
ノイズキャンセリング性能に定評のあるソニーのネックバンド型。
Bluetoothでも有線でも使え、飛行機内エンタメにも対応。
音質・機能ともにハイエンドクラス。
2. Bose QuietControl 30
Boseらしい重低音とANC機能が特徴。
付属ケーブルで3.5mm接続も可能。
長時間装着しても疲れにくいデザイン。
3. Audio-Technica ATH-DSR5BT
Bluetoothながら高音質LDAC対応、有線ケーブルも利用可。
音の解像度が高く、音楽鑑賞向けのバランス設計。
4. Sennheiser Momentum In-Ear Wireless
ネックバンドスタイルで、aptX対応。
有線ケーブルを用いたアナログ接続も可能。
上品でナチュラルな音作りが魅力です。
5. Anker Soundcore Life NC
コスパ重視のAnkerモデル。
ANCと有線接続に対応し、通勤・通学に最適。
軽量で持ち運びもラク。
6. Shure AONIC 50
オーバーイヤー型ながら、有線・無線どちらにも対応。
スタジオモニター並みの正確なサウンド再生。
音楽制作にも使える実力派。
7. JBL Live 650BTNC
aptX対応で、ケーブル接続でも音質をキープ。
迫力ある低音とANCを兼ね備え、価格も手頃。
マルチポイント対応でPCとスマホの切り替えもスムーズ。
8. Marshall Monitor II ANC
クラシカルなデザインで人気のMarshall。
Bluetoothと3.5mmケーブル両対応。
ロックやポップスに合うパンチのある音が特徴。
9. Edifier W820NB Plus
高コスパのワイヤレスヘッドホン。
LDAC対応、さらに有線接続も可。
軽量で音質も上々。
10. OneOdio A70
有線・無線の切り替えが簡単なモニターヘッドホン。
ケーブル2本付属でDJ用途にも対応。
約6,000円前後とコスパ抜群。
イヤホンジャック対応イヤホンの注意点
- 有線接続時に一部機能(ANCや通話)が無効になるモデルがあります。
- ケーブルの断線リスクを減らすため、収納時は折り曲げないように注意。
- スマホ側にイヤホンジャックがない場合は、変換アダプターが必要。
- Bluetooth接続のペアリング範囲や安定性は機種によって異なります。
どんな人におすすめか?
- 通勤・通学中に音楽を楽しみたい人:普段はワイヤレス、バッテリー切れ時は有線で安心。
- 音質重視派:有線接続で高解像度サウンドを楽しめる。
- 旅行や出張が多い人:機内エンタメやホテルのTVでも使える。
- ゲーム・動画派:低遅延で音ズレを防ぎたい人にもおすすめ。
購入前にチェックしておきたいこと
- 自分のスマホやPCにイヤホンジャックがあるか。
- 付属ケーブルが3.5mm対応かどうか。
- 有線接続時にANCやマイクが使えるか確認。
- 保証・サポート体制のある国内正規品を選ぶと安心。
- 実店舗で装着感を確かめてから購入するのもおすすめ。
まとめ:イヤホンジャック対応のワイヤレスイヤホンおすすめ10選!音質と便利さを両立
ワイヤレスイヤホンが主流の今でも、「有線も使える安心感」はやっぱり魅力。
イヤホンジャック対応のモデルなら、音質・安定性・使いやすさを全て両立できます。
通勤、音楽鑑賞、旅行、どんなシーンでも柔軟に対応できるのが最大の強みです。
もし「完全ワイヤレスだけでは少し不安」と感じているなら、今回紹介したハイブリッドモデルをぜひチェックしてみてください。
あなたのライフスタイルにぴったりの一台が、きっと見つかるはずです。
