ワイヤレスイヤホン選びで「音質」を重視する人にとって、ケンウッドは見逃せないブランドです。
オーディオファンにはおなじみの老舗メーカーですが、最近は完全ワイヤレスイヤホンの分野でも注目を集めています。
この記事では、ケンウッドの人気モデルを徹底調査し、「音質」「機能」「使いやすさ」の3点を軸におすすめをランキング形式で紹介します。
ケンウッドが愛される理由 ― 老舗オーディオブランドの本気
ケンウッド(KENWOOD)は、日本が誇るオーディオメーカーのひとつ。
1946年創業の歴史あるブランドで、ハイファイコンポやカーオーディオで培った音作りのノウハウを、近年はワイヤレスイヤホンにも投入しています。
彼らが掲げるキーワードは「原音再生」。
つまり、録音された音をできる限りそのままの形で届けるという思想です。
派手さよりも、音の正確さやクリアさを大切にする設計で、楽器の響きやボーカルの質感を自然に表現してくれるのが特徴。
また、Bluetooth技術やノイズキャンセリングといった機能面でも進化を重ね、日常使いに耐える安定した接続性・快適な装着感も高く評価されています。
“音質に定評あり”という評価は、単なるキャッチコピーではなく、実際に聴いて納得できる品質から来ています。
第1位:KENWOOD KH-BIZ70T ― ビジネスも音楽もこれ1台で
ケンウッドの現行モデルで最もバランスが取れているのが「KENWOOD KH-BIZ70T」。
名前の通り、ビジネスユースにも対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
特徴は何といってもその音質。
中高域の透明感が高く、ボーカルの息づかいまで感じられるクリアなチューニング。
低音は量感よりもアタック感を重視しており、全体のバランスが良いのが印象的です。
Bluetooth 5.2対応で接続は安定。
さらにマルチポイント接続や低遅延モードも搭載し、スマホとPCを同時にペアリングしてオンライン会議や動画視聴をスムーズにこなせます。
マイクミュートや片耳使用にも対応しており、ビジネスシーンでも大活躍。
通勤からリモートワーク、音楽リスニングまでオールラウンドに使える一台です。
価格は1万円台前半ながら、この完成度はさすがオーディオブランドの底力を感じさせます。
第2位:KENWOOD KH-CRZ40T ― コスパ重視でも音に妥協なし
「初めてケンウッドを試したい」「コスパの良いモデルを探している」人におすすめなのが「KENWOOD KH-CRZ40T」。
Bluetooth 5.1・Power Class 1対応で、通信の安定性が高く、音切れに強いのが特徴。
音質はやや高域寄りでクリアさ重視のチューニング。
明るく抜けのいいサウンドで、ポップスやアコースティックなど軽快なジャンルに向いています。
片耳4.1gと軽量で、イヤーピースも4サイズ付属。
最大30時間の再生時間を確保し、通勤や通学でも充電を気にせず使える安心感があります。
「この価格帯では音が良い」「装着感が軽く疲れにくい」といったレビューが多く、手軽に“ケンウッドの音”を体験できるモデルです。
第3位:KENWOOD KH-CRZ20T ― 外の音も聞こえる開放型の心地よさ
珍しい開放型の完全ワイヤレスイヤホンが「KENWOOD KH-CRZ20T」。
カナル型が苦手な人や、外の音を遮断しすぎたくない人におすすめです。
11mmの大口径ドライバーを搭載し、自然で豊かな低音を実現。
密閉感がない分、音がふんわりと広がり、まるでスピーカーで聴いているようなナチュラルな聴き心地が特徴です。
耳に負担が少なく、長時間の使用でも疲れにくいのもポイント。
ランニングや家事中など「ながら聴き」にも最適です。
音質面では、低音・中音・高音のバランスがよく、ケンウッドらしい原音再生の思想を感じられます。
屋外で安全に音楽を楽しみたい人にぴったりのモデルです。
第4位:KENWOOD WSA1 ― 海外で高評価の高音質モデル
日本ではあまり見かけませんが、海外で人気の「KENWOOD WSA1」も注目の一台。
アクティブノイズキャンセリングを搭載し、周囲の雑音を抑えながら音楽に集中できます。
3つのマイクを内蔵し、通話時の音声もクリア。
音質はフラット傾向で、ボーカルの表現力が高いと好評です。
特にクラシックやジャズなど、音の粒立ちを大切にしたい人に向いています。
国内ではまだ正式展開されていませんが、海外では「ビルドクオリティが高い」「音が自然で疲れにくい」と高評価。
ハイエンド志向の方が検討する価値のある一台といえるでしょう。
第5位:KENWOOD 新WOODドライバー搭載モデル(開発中)
ケンウッドは、音の新しい可能性を模索し続けています。
近年話題となっているのが、木材パルプとアフリカンローズウッドを組み合わせた「ハイブリッドWOODドライバー」を採用する新モデル。
木の温もりと自然な響きを活かしたサウンド設計で、既存のドライバーにはない豊かな中域を実現すると言われています。
まだ国内発売前ですが、登場すればケンウッドの音質をさらに一段引き上げる存在になるでしょう。
“素材から音を作る”というアプローチは、まさにオーディオブランドならでは。
ケンウッドの本気を感じさせる注目の新シリーズです。
ケンウッドのワイヤレスイヤホンを選ぶポイント
どのモデルも魅力的ですが、自分に合った一台を選ぶためには、いくつかの視点を押さえると失敗しません。
- 音の傾向をチェック
ケンウッドはバランス重視の音作りが基本。
ボーカルをクリアに聴きたいならKENWOOD KH-BIZ70T、軽快な高音を楽しみたいならKENWOOD KH-CRZ40T、自然な広がりを求めるならKENWOOD KH-CRZ20Tが向いています。 - 接続の安定性
Bluetooth 5.1以上に対応しているモデルを選ぶと、音切れが少なく快適。
マルチポイント機能や低遅延モードがあると、ビジネス用途にも便利です。 - 装着感と用途
長時間装着するなら軽量モデルがおすすめ。
また、外で使うことが多いなら、防滴や開放型などシーンに合ったタイプを選ぶと快適です。 - 価格とコスパ
ケンウッドのイヤホンは音質に対して価格が比較的良心的。
5千円台のエントリーモデルから、1万円台の高機能モデルまで幅広くそろっています。
ケンウッドの音質が選ばれる理由
ケンウッドの音作りは「派手すぎない」「長時間聴いても疲れにくい」とよく評されます。
これは、楽器やボーカルの“生音”を尊重する調整がされているから。
高域が刺さらず、低域も過剰にブーストされない。
まるでスタジオでモニターしているような、音の輪郭がはっきりしたサウンドが魅力です。
さらに、JVCケンウッドが長年培った高音質化技術(ドライバーユニット設計・デジタルアンプ技術など)が投入されており、
“ワイヤレスでもケンウッドらしい音”を実現している点が、多くのユーザーに支持されています。
まとめ ― 音質に定評あり!ケンウッドのワイヤレスイヤホンおすすめランキングTOP5
ケンウッドのワイヤレスイヤホンは、どのモデルも「原音再生」を軸に、音楽をありのまま楽しめる設計が魅力。
ビジネスでも音楽でも使える万能機「KENWOOD KH-BIZ70T」、コスパ抜群の「KENWOOD KH-CRZ40T」、開放感が心地よい「KENWOOD KH-CRZ20T」など、用途に合わせて選べます。
派手さではなく、誠実に音と向き合うケンウッドの姿勢が、多くのリスナーに愛される理由です。
“音質に定評あり”という言葉を体感したいなら、ぜひ一度ケンウッドのワイヤレスイヤホンを手に取ってみてください。
