ランニングをもっと楽しく、もっと本気にしたい。そう思って「Nike スマートウォッチ」を検索したあなたは、もしかすると少し迷っているかもしれない。
「Nikeの時計って今どんな種類があるの?」
「Apple WatchのNikeモデルって、普通のと何が違うの?」
「Androidユーザーでも使えるのかな?」
そんな疑問をまるごと解決しながら、あなたのランニングライフを一変させる名作3選をじっくり紹介していこう。
Nikeのスマートウォッチ、実は「単体」ではもう作られていない
まず最初に知っておきたいのが、これだ。
かつてNikeは「FuelBand」という独自のリストバンド型デバイスを販売していた。2012年に登場し、シンプルなLED表示と「NikeFuel」という独自指標で一世を風靡した名機だ。ところが2014年、Nikeはウェアラブル端末のハードウェア開発から撤退。開発チームの多くはAppleに合流し、その後のApple Watch誕生を支えたと言われている。
つまり、「Nikeのスマートウォッチ」は、現在Appleとのコラボレーションモデルとして存在しているのだ。
この歴史を知るだけで、「Nike=Apple Watch」の構図がすっきり理解できるはず。では、そのApple Watch Nikeモデルは普通のApple Watchとどう違うのか。ここが最大のポイントになる。
Apple Watch Nikeモデルと通常モデルの決定的な違い
Apple Watch Nikeモデルは、ハードウェア本体のスペックは通常のApple Watchとまったく同じ。同じプロセッサ、同じディスプレイ、同じセンサーを搭載している。じゃあ何が違うのか。
Nike専用文字盤が使えるのはこのモデルだけ
通常モデルには入っていない「Nike文字盤」がプリインストールされている。大きく数字が表示されるアナログ風や、モダンなデジタル表示など、種類も豊富だ。文字盤をタップすれば即座にNike Run Clubアプリが起動する。走りたいときにワンタップでスタートできるのは、ランナーにとって地味に大きい。
穴あきデザインの独自バンドが付属する
Nikeスポーツバンドは、通気孔が無数に開いていて汗をかいてもベタつきにくい。シリコン素材もしなやかで、肌当たりが柔らかい。通常のスポーツバンドより明らかに軽く、長時間のランでもストレスを感じにくい。カラー展開も鮮やかで、ファッションとして楽しめるのも強みだ。
Nike Run Clubアプリとの統合体験
アプリ自体は通常モデルでも使えるが、Nikeモデルは文字盤との連携や、ガイド付きランのオーディオ再生までの導線がとにかくスムーズ。コーチの声でペースをリードしてくれる機能は、初心者ランナーにとって心強いトレーニングパートナーになる。
ランニングが変わる名作3選
ここからは、あなたの走り方やライフスタイルに合わせて選べる3つの名作を紹介する。
1. Apple Watch Nike Series 9
普段使いとランニングを高次元で両立したい人に、最初にすすめたい一本。ディスプレイは常時点灯で、チラ見でペース確認できる。チップも高速で、Siriやアプリの起動がサクサク動く。バッテリーも1日しっかり持つから、朝ランして仕事して、夜まで充電いらず。カラーはステンレスではなくアルミニウムで軽量。リストに負担をかけたくないランナーに最適だ。
2. Apple Watch Ultra 2
山道やトレイル、長距離マラソンまで視野に入れるならこのモデル。チタンケースで頑丈、バッテリーは通常使用で36時間。そしてNikeスポーツループとの組み合わせが息をのむほどかっこいい。アクションボタンにランニング開始を割り当てれば、手袋をしていても一発スタート。GPSの精度も格段に高く、オフロードのランニングを記録するなら圧倒的に心強い存在だ。
3. Google Pixel Watch 2
「いや、自分はAndroidユーザーだからApple Watchは使えないんだよな…」そんな声が聞こえてきそうだ。大丈夫。Google Pixel Watch 2はGoogle PlayストアからNike Run Clubアプリをインストールして使える。心拍数や消費カロリーの計測精度も高く、Fitbitの健康管理機能も内蔵。Nikeのガイド付きランをAndroidで体験したいなら、これがベストアンサーだろう。
自分に合う選び方のポイント
どれを選ぶかは、結局のところスマートフォンのOSと、どんな走り方をしたいかで決まる。
iPhoneユーザーで、まずランニング習慣をつけたいなら、Apple Watch Nike Series 9で十分すぎる。専用文字盤のモチベーション効果は思った以上に大きい。
ハードなアウトドア志向ならApple Watch Ultra 2のタフさと高精度GPSを活かせる。むしろこの時計を持つことで、トレイルランニングに挑戦したくなるという副産物まである。
AndroidでNikeの世界観を楽しみたいならGoogle Pixel Watch 2。Nike Run Clubアプリは無料でここまでやれるのかと驚くはずだ。
アクセサリー選びもランニングのうち
Nikeモデルに限らず、ランニング用リストバンドは消耗品と割り切るのがいい。汗をかいたら洗い、ヘタったら交換する。Nikeスポーツループはマジックテープ式で着脱が一瞬。スポーツバンドよりさらに軽く、肌面は優しい質感だ。カラーを数本持って気分で付け替えているランナーも多い。
Nikeスマートウォッチにまつわる「あるある」疑問
Nike FuelBandはもう使えないの?
残念ながら、Nike FuelBandのアプリ連携サービスはすでに終了している。中古で手に入れても、ランニングログを同期できないので現在の実用性はほぼゼロと考えていい。
Apple Watch Nikeモデルの文字盤は後から追加できない?
できない。これがNikeモデル最大の独占要素だ。どうしてもNike文字盤が使いたいなら、最初からNikeモデルを選ぶしかない。それくらいのこだわりが、このコラボには込められている。
水泳やトライアスロンにも使える?
Apple Watch Nike Series 9も50m防水でスイムトラッキング対応。ただし水の中ではタッチ操作が効かなくなるので、ワークアウト開始を忘れずに。プール後のバンドはしっかり水洗いして乾かす習慣をつけよう。
最後に:Nikeスマートウォッチで走るということ
テクノロジーの進化はすごい。腕時計が心拍を測り、GPSが軌跡を描き、コーチの音声が耳元でペースを教えてくれる。でも最後に足を動かすのは、ほかでもないあなた自身だ。
Nikeスマートウォッチは、走る人に寄り添う名パートナー。今日からでも、一本のバンドを腕に巻いて外に出よう。最初の1キロが、明日のあなたを変えていく。
まずは、軽く息が上がるくらいのペースで十分だ。この時計が、あなたのストーリーのスタートラインになる。
