どうしても現金やカードを取り出す手間がなくなる「スマートウォッチ決済」。特に西日本エリアで生活していると、ICOCAをそのまま腕時計代わりに使えたらどれほど楽だろうと考えたことはありませんか?

スマートウォッチ
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結論から言うと、スマートウォッチでICOCAを利用するなら、今のところ選択肢はApple Watch一択です。 しかも手持ちのICOCAカードをそのまま取り込めるので、新たに発行し直す手間もありません。

今回は、後悔しないための機種選びや設定の落とし穴まで、実際の使い勝手をベースに詳しく解説していきます。

スマートウォッチでICOCAは本当に使えるのか

まず大前提として、ICOCAに対応するスマートウォッチのOSはwatchOS、つまりApple Watchだけです。Android系のスマートウォッチはSuicaには対応していても、ICOCAの取り込みや新規発行には対応していません。

「スマホはAndroidだけどApple Watchを使えば大丈夫」というわけでもなく、Apple WatchとペアリングするにはiPhoneが必須。AndroidユーザーがICOCA対応のスマートウォッチを使う手段は、現状残念ながら存在しません。

ここで「じゃあ自分には関係ない」と離脱する前に、もう一歩だけ掘り下げておきます。ICOCAエリアの人でも、どうしてもスマートウォッチで交通系を使いたいならSuicaを併用するという手もあります。 改札はどちらも基本的に全国相互利用で通れますからね。ただ、定期券やオートチャージなどICOCA独自のサービスにこだわるなら、やはりApple Watchが必須になります。

Apple WatchでICOCAを使うための必須条件

機種とOSの組み合わせには少し注意が必要です。iPhone側は8以降、Apple WatchはSeries 3以降であればOK。目安としては2017年以降に発売されたモデルならまず対応しています。

ただしSeries 3はさすがに動作のもたつきが目立つので、今から買うなら最低でもApple Watch SEやSeries 7以降を選ぶのが無難です。中古で手を出すより、3年以内のモデルを選ぶほうがストレスは格段に少なくなります。

既存ICOCAの取り込み手順と注意点

手順自体は驚くほど簡単です。iPhoneのウォレットアプリを開いて「カードを追加」→「交通系ICカード」→「ICOCA」を選び、表示される金額を確認して追加するだけ。手元にあるカードの番号と生年月日を入力するか、iPhoneにカードをかざせば読み取ってくれます。

ただし、ここに最大の落とし穴があります。

取り込みを実行すると、元の物理カードは無効になります。つまり「普段は時計、たまにカード」といった併用はできません。また私鉄が発行しているICOCA定期券の一部は取り込み非対応です。もし「試しにやってみよう」で失敗すると、窓口に出向いて再発行する羽目になるので、まずは発行元に確認してください。

改札も買い物もこれひとつ。ICOCA対応スマートウォッチの便利な使い方

設定が終わったら、あとは左手(または右手)をかざすだけです。Apple Watchのエクスプレスカード設定をオンにしておけば、サイドボタンのダブルクリックすら不要。スリープ状態でもセンサーに近づけるだけで改札が開きます。

コンビニや自動販売機での支払いも同様で、いちいちiPhoneを取り出さなくて済むのは想像以上に快適です。買い物袋を両手に持っているとき、子供の手を引いているとき、満員電車で身動きが取れないとき、このスムーズさの価値が分かります。

またApple WatchはICOCAだけでなくSuicaやPASMOも併載できるので、出張で東京に行くときも時計ひとつで交通網を乗りこなせます。WAONやnanacoも入れておけば、財布を完全に家に置いて出かける生活も夢ではありません。

実はある、使って分かる微妙なデメリット

SNSやレビューでもよく見かけるのが「改札機が右側にあると左手首をひねって通すのが微妙にやりづらい」という声。これは実際に使ってみると分かりますが、JR西日本の改札は右側リーダーが多いので、左腕に着けていると少し不自然な体勢になります。シンプルに右腕に巻くか、Series 11やApple Watch Ultraなどサイズが大きめのモデルで手首の可動域をカバーしてあげると解決しやすいです。

もうひとつ見落としがちなのがバッテリー問題。Apple WatchのバッテリーがゼロになるとICOCAすら使えません。Suicaと同じで、予備電力で動く仕様にはなっていないんです。長時間の外出や飲み会の後は要注意。モバイルバッテリーを持ち歩くか、バッテリー持ちが大幅に改善されたApple Watch Ultraを選ぶのが安心です。

実際どのApple Watchを買えばいいのか

「とにかく安くICOCA対応を試したい」 なら、Apple Watch SEがベスト。Series 3と違って動作もサクサクで、必要な機能は全部揃っています。「バッテリー切れがどうしても心配」ならApple Watch Ultra一択。通常使用で約42時間もつので、一泊の出張なら充電器なしでも帰ってこられます。最新機能までしっかり押さえて長く使いたいなら、Apple Watch Series 11を選んでおけば間違いありません。

ICOCA対応スマートウォッチは、西日本エリアの移動をもっと自由にしてくれるパートナーです。とはいえ、現状は選べる機種が限られるからこそ、自分に合ったモデルをしっかり見極めてください。せっかく導入するなら、日々の移動や支払いのちょっとしたストレスを一掃して、手ぶらで出かけられる気持ちよさを思いきり味わいましょう。

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