静かな環境で音楽や動画を楽しみたい。でも、あまり高いイヤホンは手が出しにくい――そんな人にぴったりなのが「5000円以下で買えるノイズキャンセリング対応ワイヤレスイヤホン」です。
最近はこの価格帯でも、驚くほど性能の高いモデルが増えてきました。通勤・通学、リモート会議、カフェ作業など、日常使いには十分すぎるクオリティのイヤホンが続々登場しています。
ここでは、実際に人気のモデルや評判をもとに、5,000円以下で買えるおすすめイヤホンを10モデル紹介します。選び方のポイントや注意点も交えながら、コスパ抜群の1台を見つけましょう。
5000円以下でも「ノイズキャンセリング」は本当に使える？
昔は、ノイズキャンセリング機能といえば高級イヤホンの代名詞でした。1万円どころか3万円以上が当たり前。ところが今は違います。
中国ブランドを中心に技術が成熟し、低価格帯でも「アクティブノイズキャンセリング（ANC）」を搭載したモデルがどんどん増えています。
もちろん、ハイエンド機と比べれば性能差はあります。ですが、電車の低音やエアコンの唸り、街中の雑踏など、生活ノイズをしっかり抑えてくれる機種も登場しています。
「静寂な空間で音楽を楽しみたい」「会議中の周囲の音を減らしたい」という人には、十分満足できるレベルです。
ノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンを選ぶポイント
5,000円以下のイヤホンは、価格を抑えている分、機能の取捨選択が重要です。
買ってから後悔しないために、次の点を確認しましょう。
1. ノイズキャンセリング性能の種類と数値
「ノイズキャンセリング対応」と書かれていても、性能はまちまちです。
しっかりと効果を感じたいなら「アクティブノイズキャンセリング（ANC）」が明記されているモデルを選びましょう。
なかには「最大40dBカット」「ハイブリッドANC」と表記されているものもあり、こうした数値があると安心です。
2. バッテリーと充電方法
ANC機能はバッテリー消費が早くなりがちです。
イヤホン単体で5時間以上、ケース併用で20時間以上持つと使い勝手がよくなります。
USB-C充電対応か、短時間充電で何時間再生できるかもチェック。
3. Bluetoothの安定性
Bluetooth 5.2以上に対応していれば、接続の安定性は十分。
また、音ズレが気になる人は「低遅延モード」や「ゲームモード」対応を確認しておきましょう。
4. 音質と装着感
音質は価格相応に個性があります。
低音がしっかりしているタイプ、ボーカルがクリアなタイプなど、自分の好みを重視しましょう。
長時間装着するなら、軽さやイヤーチップのフィット感も大切です。
5000円以下で買えるおすすめノイズキャンセリング対応イヤホン10選
ここからは、実際にコスパが高いと評判のモデルを紹介します。
価格は変動するため、購入時は最新情報をチェックしてください。
1. Xiaomi Redmi Buds 6 Lite
約2,500円という驚異の価格で、最大40dBのハイブリッドANCを搭載。
38時間再生、専用アプリ対応、外音取り込み機能まで備えたコスパ最強クラスの1台です。
低音の厚みと装着感の良さで、通勤電車でも快適に使えます。マルチポイント非対応など制限はありますが、価格を考えれば十分すぎる性能です。
2. Haylou Mori Pro
最大-43dBのハイブリッドノイズキャンセリングを誇る高性能モデル。
Bluetooth 5.4対応で接続が安定し、6マイク構成で通話もクリア。
低遅延モードもあり、動画やゲーム用途にも強い万能型です。セール時なら5,000円以下で購入可能。
3. Elecom LBT-TWS13
国産メーカー・エレコムの低価格モデル。
シンプルながらANCを搭載し、軽量設計で耳への負担が少ないのが魅力です。
派手な機能より「信頼性と使いやすさ」を重視したい人におすすめ。
4. Iris Ohyama WEP-102
家電メーカーらしい安定した品質で、ノイズキャンセリングをしっかり実装。
装着感が軽く、通話品質も良好。通勤・オンライン会議にちょうど良い万能モデルです。
5. Anker Soundcore K20i
約4,990円の高コスパモデル。
ANC表記こそないものの、AIノイズリダクション機能による通話時のノイズ除去が秀逸です。
音質バランスがよく、通話メインで使いたい人にぴったり。
6. QCY T13 ANC
ハイブリッドANCで最大40dBカット。
10mmドライバー搭載で音に厚みがあり、専用アプリで操作カスタマイズも可能。
ケース含めて最大40時間再生でき、日常使いに十分なスタミナです。
7. EarFun Free Mini
低価格ながら音質評価が高いモデル。
ノイズキャンセリングは簡易的ながら、通話ノイズ低減機能付き。
IPX7防水対応でスポーツにも使えます。
8. SOUNDPEATS Free2 classic
ANC非搭載ながら、パッシブノイズアイソレーションの性能が高く、装着時の遮音性が優秀。
低音が豊かで音楽鑑賞向き。5,000円を切る価格で音質を重視したい人に人気です。
9. TOZO T12
ANCに加え、ワイヤレス充電・IPX8防水対応など機能満載。
耳へのフィット感も良く、ジムやランニングにも向いています。
セール時なら4,000円台で入手可能。
10. Edifier X3 TO-U
中国の音響ブランド・Edifierの人気モデル。
ENC（通話ノイズリダクション）とパッシブノイズ低減を組み合わせ、クリアな音声通話を実現。
コンパクトなケースと上品なデザインで、女性ユーザーにも人気です。
5,000円以下イヤホンの「ここだけは注意」
お手頃価格のイヤホンを選ぶ際は、次の点も覚えておきましょう。
- 高域ノイズ（人の声・風切り音など）は苦手なモデルが多い
- 外音取り込みやマルチポイントは非搭載のことがある
- 充電ケースが大きめだったり、イヤーチップが合わないこともある
- 海外ブランドは保証対応が限定的な場合も
価格を抑えた分、完璧を求めすぎないことが大切です。
それでも、近年の低価格モデルは本当に優秀。音楽や動画を気軽に楽しむなら、必要十分な性能を備えています。
コスパで選ぶなら「まずは試してみる」価値あり
「ノイズキャンセリングって実際どうなの？」と思っている人にとって、5,000円以下のイヤホンは最初の一歩にぴったりです。
失敗してもダメージが少なく、もし気に入れば上位モデルにステップアップすればOK。
今は安価でも、驚くほど静かで快適なリスニング体験を得られます。
特にXiaomi Redmi Buds 6 Liteのようなモデルは、数年前なら考えられなかったクオリティ。
「安いのにちゃんとノイキャンが効く」――そんな時代になりました。
5000円以下で買えるノイズキャンセリング対応ワイヤレスイヤホンで静かな毎日を
騒がしい通勤電車、にぎやかなオフィス、カフェのざわめき。
そんな環境でも、ノイズキャンセリングイヤホンがあれば自分だけの音世界に浸れます。
しかも、今は5,000円以下でそれが叶う時代です。
大切なのは、自分の使い方に合ったイヤホンを選ぶこと。
音質・装着感・ノイズキャンセリングの効き方など、レビューやスペックを参考にしながら、自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
静けさと音楽を、気軽に手に入れましょう。
