最近は「安くても音がいい」ワイヤレスイヤホンがどんどん増えています。特に2000円以下の価格帯でも、普段使いに十分な音質や機能を備えたモデルが登場しています。
今回はそんな中から、実際に人気が高く、コスパの良いモデルを7つピックアップ。音質・使い勝手・デザインなど、失敗しない選び方も交えて紹介していきます。
2000円以下のワイヤレスイヤホンって実際どうなの?
「そんなに安くて大丈夫?」と思う方も多いですよね。正直に言うと、2,000円以下のワイヤレスイヤホンには“限界”もあります。
例えばノイズキャンセリング(ANC)やハイレゾ音質、50時間バッテリーといった高機能は期待できません。ですが、通勤・通学やちょっとした運動、動画視聴には十分なレベルです。
Bluetoothの技術が進化し、チップの価格も下がったことで、低価格でも音が安定してきました。最近ではBluetooth 5.3対応のモデルも増え、音飛びや遅延が大幅に改善されています。
「音楽を楽しみたいけど、できるだけ安く済ませたい」「サブ機として気軽に使いたい」という方にぴったりです。
選び方のポイント
安くても“ハズレ”を避けたいなら、いくつか押さえておきたい基準があります。
1. Bluetoothのバージョン
Bluetooth 5.0以上のモデルを選びましょう。通信が安定し、バッテリー効率も良くなります。
2. 連続再生時間
イヤホン単体で5〜8時間、ケース併用で20時間以上が目安。数字が大きいほど使い勝手が良くなります。
3. 防水・防滴性能
運動や雨の日に使うなら、IPX4以上の防水モデルがおすすめ。汗や水しぶきにも耐えられます。
4. 装着感とフィット感
軽くて耳にフィットするものを選びましょう。イヤーピースのサイズ調整ができると快適です。
5. 音質の傾向
低価格帯では“低音強め”“中域がやや控えめ”な傾向が多いです。レビューで「バランスが良い」「こもりが少ない」と書かれているモデルを選ぶと安心です。
2000円以下で買えるおすすめワイヤレスイヤホン7選
ここからは、実際に人気があり評価の高いコスパモデルを紹介します。価格は変動することがありますが、いずれも2,000円以下で購入できることを確認済みです。
1. Xiaomi Redmi Buds 6 Play
約1,480円で購入できる超コスパモデル。10mmドライバーを搭載し、低音がしっかり響くのが特徴です。
Bluetooth 5.4に対応しており、接続も安定。ケース込みで最大36時間再生できるという驚異的なスタミナを誇ります。
音の広がりも良く、この価格では信じられないほどクリア。EQモードも5種類あり、音の好みを細かく調整できます。
「価格以上の音」を求めるなら、まずチェックすべき一台です。
2. Xiaomi Redmi Buds 6 Active
こちらもXiaomiの人気シリーズ。約1,980円で購入可能で、6 Playよりも軽量化・防水強化されています。
急速充電に対応し、10分の充電で最大2時間使えるのも魅力。装着感が軽く、長時間使っても耳が痛くなりにくいです。
普段使いに加え、通勤・通学・軽いランニング用途にも向いています。
3. QCY T1C(セール時1,980円前後)
中国発の人気ブランドQCY。T1Cはシンプルで使いやすく、安定した接続とナチュラルな音質が特徴です。
ドンシャリ傾向が少なく、ボーカルやアコースティック音源が聴きやすいタイプ。
ケースもコンパクトで、ポケットにすっぽり収まります。初めての完全ワイヤレスにもおすすめ。
4. SoundPEATS TrueFree2(型落ちセール対象)
新モデル登場により、旧型のTrueFree2がセールで2,000円を切ることもあります。
IPX7防水対応で運動時の汗や雨にも強く、低音が豊か。フィット感も良く、外れにくい設計です。
音質は全体的にパワフルで、ポップスやロックが気持ちよく聴けます。
5. TaoTronics SoundLiberty 92(セール価格1,980円前後)
耳を塞がないオープン型イヤホンで、外の音を少し取り入れながら使えるタイプ。
長時間のオンライン会議や在宅ワークにも最適です。
Bluetooth 5.3対応で、音飛びが少なくマイク品質も安定。
「インイヤーが苦手」という人にぴったりの選択肢です。
6. Anker Soundcore R50i(クーポン利用で約1,990円)
信頼のAnkerブランドからも低価格モデルが登場。
専用アプリ対応で、EQカスタマイズや低遅延モードの切り替えが可能。
バランスの取れた音質で、低音の迫力と中高域の抜け感を両立しています。
保証も充実しており、初めてのイヤホンにも安心です。
7. ノーブランド Bluetooth 5.3 IPX7防水モデル(約1,600円)
Amazonなどで人気の格安モデル。
IPX7防水・タッチ操作・自動ペアリングなど、必要な機能をしっかり押さえています。
ただし製品ごとに品質のばらつきがあるため、レビュー評価を確認してから購入するのがポイントです。
「とりあえず1台試してみたい」人にはおすすめ。
安いイヤホンを選ぶときの注意点
2,000円以下のイヤホンは、コスパが高い反面、注意すべき点もあります。
- 保証が短い場合が多い:初期不良や左右の接続不具合は早めに確認。
- ノイズキャンセリングは期待しない:搭載と書かれていても、実際は“外音を少し抑える程度”のことが多いです。
- 技適マークを確認:国内で安心して使うなら、技術適合認証を取得したモデルを選びましょう。
- レビューの真偽を見極める:やたら評価が高すぎる場合は、実際の口コミ内容をチェックして判断を。
使って分かる、2000円イヤホンの実力
実際に使ってみると、「思ったより音がいい」「普段使いには十分」と感じる人が多いです。
最近の低価格モデルは、通話マイクの品質も向上しており、ハンズフリー通話やオンライン会議でも問題なく使えます。
もちろん高級イヤホンのような繊細な表現力はありませんが、「音楽を楽しむ」「動画を見る」「通話する」といった日常用途では満足度が高いです。
さらに、壊れたり紛失したときのショックが少ないのも魅力。
高価なイヤホンを無くす不安がある人にとって、安価モデルは“気軽に使える安心感”があります。
まとめ:2000円以下でおすすめのワイヤレスイヤホン7選!安くても満足できる時代
ここ数年で、ワイヤレスイヤホン市場は劇的に進化しました。
以前は“安かろう悪かろう”だった2,000円以下のモデルも、今では音質・接続・デザインすべてが大幅にレベルアップしています。
今回紹介した7選は、いずれも価格以上の実力を持ったモデルばかり。
通勤・通学・作業・ランニングなど、シーンに合わせて選べば、日常の音楽体験をもっと快適にしてくれるはずです。
「安くても音がいい」――そんな時代だからこそ、自分にぴったりのワイヤレスイヤホンを見つけてみてください。
