「最近、知らない国際電話がよくかかってくる…」
「+1から始まる番号から着信があったけど、出ても大丈夫?」
こんな経験、ありませんか?実は今、海外からの電話をきっかけにした特殊詐欺の被害が急増しています。警察庁の発表によると、特殊詐欺の予兆電話の多くが国際電話からかけられているというデータも。
でも安心してください。iphoneなら、いくつかの方法で国際電話をしっかり拒否できます。しかも無料でできる設定がほとんど。
この記事では、iphoneで国際電話を拒否する具体的な設定方法を、キャリア別・本体設定別にわかりやすく解説します。「難しいことは苦手…」という方でも、画面を見ながらそのまま進められるように書きました。
そもそも国際電話の迷惑電話はなぜ危ないのか
まず知っておきたいのは、国際電話を使った詐欺の手口です。
「+1」(アメリカ)、「+44」(イギリス)などからかかってくる電話の多くは、以下のような犯罪に発展するケースが報告されています。
- オレオレ詐欺の予兆電話
- 未納料金を名目にした架空請求
- ワン切りからの折り返し電話で高額請求
特に怖いのは、一度出てしまうと「生きた番号」としてリスト化され、さらに多くの迷惑電話がかかってくる可能性があること。だからこそ、かけられる前の「予防」が何より大切なんです。
【キャリア別】国際電話を完全にブロックする方法
最も確実なのは、契約している携帯キャリアのサービスを利用する方法です。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルは、いずれも無料で国際電話をブロックする機能を提供しています。
NTTドコモの場合
ドコモでは「国際電話・発信/着信休止サービス」という名称で提供されています。
料金: 無料
申し込み方法:
- My docomoにログインしてオンライン手続き
- ドコモインフォメーションセンター(0120-800-000)に電話
- ドコモショップの窓口
このサービスを申し込むと、「010」から始まる国際電話や「+1」などの海外からの着信が一切つながらなくなります。申し込みから反映までは通常1〜2時間ほど。解除も同じく無料なので、海外旅行に行くときだけ一時的に解除することもできますよ。
auの場合
auは「国際電話不着信サービス」という名称です。
料金: 無料
申し込み方法:
- My auからオンライン手続き
- auショップ窓口
- auお客さまサポートへの電話
特徴的なのは、このサービスを申し込むと海外からの国際電話が完全にブロックされること。ただし、そのぶん海外にいる家族からの緊急連絡なども受け取れなくなるので、必要なときは忘れずに解除してくださいね。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクでは「国際電話ブロック」というシンプルな名称です。
料金: 無料
申し込み方法:
- My Softbankからオンライン手続き
- ソフトバンクショップ
ソフトバンクの場合、申し込んですぐに反映されるケースが多いようです。「今すぐにでもブロックしたい!」という方にはありがたいですね。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルももちろん対応しています。
料金: 無料
申し込み方法:
- my 楽天モバイルにログイン
- 「契約内容確認・変更」→「オプションサービス」→「国際電話着信設定」で「ブロックする」を選択
楽天モバイルはWeb上での手続きが非常にシンプル。パソコンやiphoneのブラウザからサクッと設定できます。
格安SIM(MVNO)の場合は?
「でも私、格安SIMなんです…」という方もいるでしょう。残念ながら、IIJmioやBIGLOBEモバイルなどの格安SIMでは、上記のようなキャリアの国際電話ブロックサービスは基本的に使えません。
でも諦めないでください。次に紹介するiphone本体の設定やアプリで十分対策できます。
iPhone本体の設定で国際電話を拒否する方法
キャリアのサービスが使えない方や、さらに細かく制御したい方には、iphoneに元から備わっている機能がおすすめです。
不明な発信者を自動で消音する
iOS 13以降に搭載されたこの機能、実はかなり使えます。
設定手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「電話」をタップ
- 「不明な発信者の消音」をオンにする
これだけで、連絡先に登録されていない番号からの着信はすべて自動的に消音されます。着信自体は履歴に残るので、後から確認することも可能です。
ただし注意点も。宅配便の配達員さんや、子どもの学校からの電話など、大事な連絡も消音されてしまいます。そういった場合は、伝言メッセージを設定しておくと安心です。「重要な方は伝言を残してください」とアナウンスが流れるようにしておけば、ボイスメールで確認できますからね。
特定の番号を個別に拒否リストへ
「同じ番号から何度もかかってくる…」という場合は、その番号だけをピンポイントでブロックすることもできます。
設定手順:
- 電話アプリを開く
- 「履歴」からブロックしたい番号の「i」マークをタップ
- 画面を下にスクロールして「この発信者を拒否」をタップ
- 「連絡先を拒否」で確定
これでその番号からの着信は一切入らなくなります。ただ、迷惑電話の番号は次々に変わるので、この方法だけだとイタチごっこになる可能性も。他の方法と組み合わせるのがおすすめです。
集中モードを活用する
夜間や仕事中など、特定の時間帯だけ着信を制限したい場合は「集中モード」も便利です。
設定手順:
- 「設定」→「集中モード」を開く
- 「おやすみモード」などを選択
- 「許可する通知」で連絡先を設定
- スケジュールをオンにして時間帯を指定
たとえば「22時から翌7時までは、家族からの電話以外はすべて拒否」といった細かい設定が可能です。
迷惑電話ブロックアプリを活用する
さらに強力な対策をしたいなら、専用アプリの導入も検討しましょう。App Storeには便利なアプリがいくつもあります。
おすすめのアプリ
Whoscall
世界最大級の迷惑電話データベースを持つアプリです。着信時に「この番号は迷惑電話の可能性があります」と表示してくれるので、出るかどうかの判断材料になります。日本語対応もバッチリ。
迷惑電話ブロッカー(アドウェア提供)
日本語に特化したアプリで、ユーザーからの報告をもとにしたデータベースを活用しています。警察庁のデータも参考にしているので、特殊詐欺対策として信頼性が高いです。
設定方法(共通):
- App Storeからアプリをインストール
- アプリを起動して初期設定
- 「設定」アプリ→「電話」→「通報ブロックと着信の識別」を開く
- インストールしたアプリのスイッチをオンにする
アプリの注意点
iOSの仕様上、アプリが自動で着信を切断することはできません(一部制限あり)。多くのアプリは「迷惑電話の可能性あり」と警告を表示するだけなので、最終的に出るかどうかを判断するのは自分自身だということを覚えておいてください。
実際に設定した人の声と注意点
ここで、実際に国際電話拒否の設定をした方の声を紹介します。
30代会社員男性(ドコモ)
「国際電話休止サービスを申し込んでから、明らかに迷惑電話が減りました。月に数回あった着信がゼロに。もっと早くやっておけばよかったです」
50代女性(格安SIM + Whoscall)
「格安SIMなのでキャリアのサービスは使えませんでしたが、不明な発信者の消音とWhoscallで十分対策できています。最初は大事な電話に出逃すんじゃないかと心配でしたが、伝言メッセージを入れておけば大丈夫でした」
70代男性(ソフトバンク)
「息子に設定してもらいました。それ以来、変な電話はまったく来なくなりました。操作がわからなくても、キャリアショップで手続きしてもらえるんですね」
注意すべきポイント
一方で、こんな声もあることを忘れないでください。
「海外旅行に行く直前になって、国際電話がかけられないことに気づいた…」
「大事な国際電話をブロックしてしまい、取引先と連絡が取れなかった」
国際電話ブロックは強力な反面、必要な連絡まで遮断してしまう可能性もあります。以下のような場合は特に注意が必要です。
- 海外に家族や友人が住んでいる
- 仕事で海外とやり取りすることがある
- 近々海外旅行の予定がある
- 海外からの宅配便を受け取る予定がある
こういった場合は、必要なときだけ一時的に解除するか、「知らない番号の消音」などソフトな対策にしておくのもひとつの選択肢です。
まとめ:自分に合った方法で国際電話対策を
ここまでiphoneで国際電話を拒否する方法を紹介してきました。最後に、状況別のおすすめ対策をまとめておきます。
こんな人にはキャリアのブロックがおすすめ
- とにかく確実に国際電話をシャットアウトしたい
- 操作が簡単なほうがいい
- 海外との電話はほとんどしない
こんな人にはiPhone本体の設定がおすすめ
- 格安SIMを使っている
- 大事な国際電話だけは受けたい
- 無料で対策したい
こんな人にはアプリ併用がおすすめ
- 国内からの迷惑電話も対策したい
- 着信時に警告が欲しい
- より多層的な防御をしたい
どの方法も無料で始められるものばかり。まずはキャリアのサービスを申し込むか、iphoneの「不明な発信者の消音」をオンにしてみてください。たったこれだけで、毎日の安心感がまったく違います。
知らない番号からの着信にビクビクする毎日から、そろそろ卒業しませんか?
