初めてiPhoneを手にした皆さん、あるいは「もっと使いこなしたい」と思っている初心者の皆さん、こんにちは!「スマホを持つのは初めて」という方も、「Androidから乗り換えたけど操作が違って戸惑っている」という方も、この記事を読めばiPhoneの基本操作がしっかり身につきます。
iPhoneは直感的に使える設計ですが、知っているのと知らないのでは毎日の快適さが大きく変わってきます。電源の入れ方から便利な裏ワザまで、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
iPhoneの電源操作と基本の画面構成
まずは、iPhoneを使うための最も基本的な操作から見ていきましょう。
電源の入れ方・切り方
iPhoneの電源を入れるのはとても簡単です。本体の右側面(または上部)にあるサイドボタンを、Appleのロゴが表示されるまで長押しするだけです。
電源を切る場合は、サイドボタンといずれかの音量ボタンを同時に長押しします。画面に「スライドで電源オフ」と表示されるので、そのスライダーを右に動かせばシャットダウンできます。
ホームボタンがあるiPhone SEなどの機種では、サイドボタンを長押しするだけで電源オフのスライダーが表示されます。お使いの機種によって操作が少し異なるので、覚えておきましょう。
ホーム画面の基本的な見方
電源を入れると表示されるのがホーム画面です。ここにはよく使うアプリのアイコンが並んでいます。
画面の一番上にはステータスバーがあり、電波状況やバッテリー残量、時刻などが表示されています。画面下の部分はドックと呼ばれ、どのホーム画面からでもすぐにアクセスできるアプリを最大4つまで置くことができます。
ホーム画面からさらに右にスワイプするとAppライブラリが表示されます。ここにはインストールされているすべてのアプリがカテゴリーごとに自動整理されていて、アプリを探すのに便利です。
アプリの起動と終了、Appスイッチャーの使い方
アプリを起動するには、ホーム画面のアイコンをタップするだけです。
アプリを終了してホーム画面に戻る方法は、お使いのiPhoneによって違います。
- ホームボタンがないモデル(iPhone X以降、iPhone 15など):画面下から上にスワイプ
- ホームボタンがあるモデル(iPhone SEなど):ホームボタンを押す
「本当にアプリを終了させたい時」は、Appスイッチャーを使います。画面下から少し上にスワイプして指を止めると、最近使ったアプリが一覧表示されます。ここでアプリのカードを上にスワイプすると、そのアプリを完全に終了できます。
ただし、バッテリーの持ちを良くするために「使ってないアプリは全部終了させよう」と考える方もいるかもしれませんが、実はそれは逆効果です。iPhoneは一度起動したアプリを適切に管理してくれるので、基本的にはAppスイッチャーでアプリを消す必要はありません。
便利なコントロールセンターと通知センターの使い方
iPhoneには、よく使う機能に素早くアクセスできる便利なパネルが用意されています。
コントロールセンターの出し方と各機能
コントロールセンターは、Wi-FiやBluetoothの切り替え、画面の明るさ調整、音楽コントロールなどが一箇所でできる超便利なパネルです。
出し方は機種によって異なります。
- ホームボタンがないモデル:画面右上から下にスワイプ
- ホームボタンがあるモデル:画面下から上にスワイプ
ここには次のような機能が並んでいます。
- 機内モード:飛行機に乗る時や、電波を完全に切りたい時にオンにします
- モバイル通信:モバイルデータ通信のオン/オフを切り替えられます
- Wi-Fi:タップすると接続先の切り替えが簡単にできます
- Bluetooth:イヤホンなどを接続する時に使います
- 画面回転ロック:動画を見ている時に画面が勝手に回転するのを防ぎます
- 集中モード:仕事中や睡眠中など、通知を制限できます
- 画面明るさ:明るさの調整と、ダークモードの切り替えもここから
- 音量調整:着信音やメディアの音量を変えられます
コントロールセンターに表示する項目は、設定アプリからカスタマイズできます。「設定」→「コントロールセンター」と進めば、よく使う機能を追加したり、並び順を変えたりできるので、自分好みにカスタマイズしてみましょう。
通知の確認と設定変更
iPhoneのロック画面を上から下にスワイプすると、通知センターが表示されます。ここには見逃していた通知が時系列で並んでいます。
通知が多すぎて困っている、という場合は設定で調整できます。
「設定」→「通知」と進めば、アプリごとに通知のスタイルを細かく設定可能です。特に重要なのは以下の項目です。
- ロック画面に表示:ロック画面に通知を表示するかどうか
- サウンド:通知音を鳴らすかどうか
- バッジ:アプリのアイコンに赤い数字を表示するかどうか
通知が気になって仕方ない、という方は集中モードの活用もおすすめです。「設定」→「集中モード」で、仕事用、プライベート用など、状況に応じて通知を制限するルールを作れます。
文字入力の基本と快適タイピングのコツ
iPhoneでの文字入力をマスターすると、メッセージのやり取りやメモ書きが格段に楽しくなります。
フリック入力とタッチ入力の基本
iPhoneのキーボードには、主に2つの入力方法があります。
フリック入力は、キーをタップしたまま上下左右に指を滑らせて文字を入力する方法です。例えば「あ」と表示されているキーなら、右にフリックすると「い」、上にフリックすると「う」、左にフリックすると「え」、下にフリックすると「お」が入力できます。
タッチ入力(ケータイ入力)は、同じキーを何度かタップして文字を選ぶ方法です。「あ」のキーを1回タップすると「あ」、2回で「い」、3回で「う」…となります。
どちらの方法をメインにするかは好みですが、慣れるとフリック入力の方が速く入力できます。「設定」→「一般」→「キーボード」で、フリックのみの設定に変更することも可能です。
予測変換とコピー&ペーストを使いこなす
文字を入力していると、キーボードの上に言葉の候補が表示されます。これが予測変換です。ここに表示された言葉をタップするだけで入力が完了するので、ぜひ活用しましょう。
間違えた文字を入力してしまった時は、テキストを長押しすると拡大鏡が表示され、カーソルを自由に動かせます。そのままドラッグして範囲を選択すれば、コピーや切り取りができます。コピーしたテキストは、別の場所で長押しすればペーストできます。
もし「あ、さっきの操作を取り消したい!」という時は、iPhoneを軽く振ってみてください。「取り消す」というボタンが表示され、直前の操作を取り消せます。この機能、意外と知られていないので覚えておくと便利ですよ。
絵文字や記号の入力方法
楽しいメッセージには絵文字が欠かせません。キーボード左下の地球儀マーク(🌐)をタップすると、入力方法を切り替えられます。日本語キーボードと英語キーボード、そして絵文字キーボードを切り替えながら入力しましょう。
絵文字キーボードでは、様々な顔文字や記号も入力できます。最近のiOSでは、自分だけのミー文字を作成して、メッセージで使うこともできますよ。
標準アプリの使い方:電話・Safari・カメラ・App Store
iPhoneには最初から便利なアプリがたくさん入っています。代表的なものの使い方を押さえておきましょう。
電話アプリでの基本的な操作
電話アプリを開くと、下の方に「キーパッド」「履歴」「連絡先」などのタブがあります。電話番号を直接入力してかけたい時は「キーパッド」、かかってきた履歴を見たい時は「履歴」、登録した連絡先にかけたい時は「連絡先」を使います。
着信があった時は、画面をスワイプするか、サイドボタンを押して応答します。知らない番号からの着信を拒否したい場合は、着信画面を下にスワイプして「着信を拒否」を選びましょう。
Safariでインターネットを楽しむ
SafariはiPhoneの標準ブラウザです。検索窓に知りたいことを入力すれば、インターネットで情報を探せます。
リンクをタップすると新しいページが開きますが、リンクを長押しすると「新しいタブで開く」などのメニューが表示されます。複数のページを同時に見たい時は、右下のタブボタン(重なった四角のアイコン)をタップして、タブを切り替えましょう。
長い文章を読む時は、アドレスバー左側の「aA」マークをタップしてリーダービューを選ぶと、広告が消えて読みやすくなります。
カメラで写真やビデオを撮る
カメラアプリは、ロック画面からも素早く起動できます(ロック画面を左にスワイプ)。シャッターボタンを押すだけで写真が撮れますが、ボタンを押しっぱなしにすると連写も可能です。
画面を上下にスワイプすると、「ビデオ」「ポートレート」「パノラマ」など撮影モードを切り替えられます。ポートレートモードを使えば、背景がぼやけたプロのような写真が撮れます。
App Storeからのアプリダウンロード
iPhoneをもっと便利にするには、App Storeからアプリを追加しましょう。青いアイコンのApp Storeを開き、探したいアプリの名前を検索して「入手」をタップすればダウンロード完了です。
無料アプリでも、ダウンロードにはApple IDのパスワードやFace ID/Touch IDでの認証が必要な場合があります。これは不正にアプリがインストールされるのを防ぐための安全機能です。
アプリを削除したい時は、ホーム画面でアプリアイコンを長押し→「Appを削除」を選びます。アイコンが揺れ始めたら「✕」をタップしても削除できますよ。
バッテリー長持ちのコツと困った時の対処法
iPhoneを長く快適に使うために、バッテリー管理とトラブル対処法も覚えておきましょう。
バッテリー消費を抑える設定
「最近バッテリーの減りが早いな」と感じたら、以下の設定を見直してみてください。
画面の明るさは、必要以上に明るくなっていないか確認しましょう。コントロールセンターから調整できます。また、「設定」→「画面表示と明るさ」で自動輝度調整をオンにしておくと、周りの明るさに合わせて自動で調整してくれます。
バックグラウンド更新もバッテリー消費の原因になりがちです。「設定」→「一般」→「背景のAppの更新」で、Wi-Fi接続時のみ更新するか、完全にオフにするかを選べます。全てのアプリをオフにしても基本的な動作には問題ありません。
さらに、「設定」→「バッテリー」にある低電力モードをオンにすると、メールの受信やバックグラウンドでの動作を制限してバッテリーを長持ちさせられます。バッテリー残量が20%以下になると自動で聞いてくる機能もあります。
iPhoneがフリーズした時の対処法
どんなに高性能なiPhoneでも、たまに動きがおかしくなることもあります。アプリが固まってしまった時は、まずホーム画面に戻ってアプリを起動し直してみましょう。
それでも改善しない場合は、強制再起動という方法があります。機種によって操作方法が違うので注意してください。
- ホームボタンがないモデル(iPhone 15など):まず「音量を上げるボタン」をすぐに押して離し、次に「音量を下げるボタン」をすぐに押して離します。その後、サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しし続けます。
- ホームボタンがあるモデル(iPhone SEなど):サイドボタン(または上部ボタン)とホームボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで長押しします。
強制再起動をしても、中のデータが消えることはないので安心してください。
ストレージ不足の解消方法
「ストレージが一杯です」というメッセージが出たら、不要なデータを削除する時期です。「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を見れば、何が容量を占めているか確認できます。
写真や動画が大部分を占めていることが多いので、不要なものを整理しましょう。また、「設定」→「写真」でiCloud写真をオンにすれば、オリジナルの高画質データはクラウドに保存され、端末には縮小版だけが残るようになって容量を節約できます。
使っていないアプリを削除するのも効果的です。ホーム画面でアプリアイコンを長押しすれば、簡単に削除できますよ。
iPhone初心者が知っておきたい便利な機能と設定
最後に、知っていると毎日がもっと便利になる機能をいくつかご紹介します。
プライバシーとセキュリティの基本設定
安心してiPhoneを使うために、セキュリティ設定はしっかりしておきましょう。
Apple IDのパスワードは強力なものに設定し、「設定」→「Apple ID」→「サインインとセキュリティ」で二要素認証をオンにしておくことをおすすめします。これで、万が一パスワードが漏れても、不正にアカウントにアクセスされるリスクが減ります。
アプリが自分の位置情報を取得するかどうかも、細かく設定できます。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」で、アプリごとに「使用中のみ許可」「常に許可」「許可しない」を選べます。地図アプリなど必要なものだけ許可すれば、プライバシーも守れますし、バッテリーの節約にもなります。
文字を大きくするなど、見やすい画面にカスタマイズ
「文字が小さくて見づらい」と感じる方は、「設定」→「画面表示と明るさ」→「文字サイズを変更」で全体の文字サイズを大きくできます。さらに「設定」→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」の大きい文字を使えば、対応しているアプリではさらに大きな文字で表示可能です。
同じくアクセシビリティの設定には、画面をタップした時の反応を調整する機能もあります。指が思うように動かない、という方は「タッチ」→「タッチ調節」で、反応するまでの時間を調整してみてください。
データのバックアップと機種変更の準備
iPhoneの大切なデータを守るには、定期的なバックアップが欠かせません。
iCloudバックアップをオンにしておけば、Wi-Fiに接続されていて電源に繋がっている時に自動でバックアップが取られます。「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」でオンにしましょう。
AndroidからiPhoneに乗り換えたばかりの方は、「iOSに移行」アプリを使えば、連絡先やメッセージ履歴、写真などを簡単に移行できます。新しいiPhoneのセットアップ時に表示される案内に従えば、スムーズにデータ移行ができるはずです。
いかがでしたか?iPhoneの基本操作は、一つひとつはとてもシンプルです。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、毎日使っていくうちに自然と指が覚えていきます。
この記事で紹介した基本操作をマスターすれば、iPhoneライフがもっと快適で楽しいものになるはずです。何か困った時は、またこの記事を読み返してみてくださいね。あなたのiPhone体験が素晴らしいものになりますように。
