「モンスターハンターワイルズをミニPCで快適に遊びたい」。そんな声が最近増えています。
デスク周りをスッキリさせたい、リビングのテレビに繋いでプレイしたい——そんな人にとって、ミニPCは魅力的な選択肢です。
でも、ひとつ気になるのが“スペック”。重量級タイトルであるモンハンワイルズを動かすには、相応の性能が必要です。この記事では、推奨スペックをもとに、どんなミニPCを選べばいいのか、そしておすすめの高性能モデルを紹介します。
モンハンワイルズの推奨スペックをおさらい
まず前提として、カプコン公式および複数メディアが紹介している推奨環境を整理しましょう。
最低スペックで「とりあえず動く」レベルではなく、「快適に狩れる」スペックです。
- OS:Windows 10/11(64bit)
- CPU:Intel Core i5-10400/i3-12100/AMD Ryzen 5 3600 以上
- メモリ:16GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 2060 Super または AMD Radeon RX 6600 以上
- ストレージ:SSD推奨(75〜140GBの空き)
このあたりが1080p・中設定・60fpsで安定して遊べるライン。
「フルHDでしっかり遊びたい」という人は、この構成を基準にミニPCを選びましょう。
さらに1440pや4Kでの高画質プレイを狙うなら、RTX 4060 Ti〜4070クラスのGPUが目安になります。
VRAM(ビデオメモリ)は8GB以上を確保しておくと安心です。
ミニPCでモンハンワイルズを遊ぶときのポイント
ミニPCは省スペースで魅力的ですが、性能や冷却に制約があるのも事実です。
ここでは、選ぶ前に知っておきたい3つのポイントを紹介します。
1. GPU性能を最優先にチェック
モンハンワイルズのような最新3Dゲームでは、CPUよりもGPU(グラフィック性能)が重要です。
RTX 4060やRTX 4060 Tiを搭載したミニPCなら、1080p・高設定でも快適。
コスパを重視するならRTX 3060搭載モデルでも十分遊べます。
ただし、ミニPCは熱がこもりやすく、フル性能を出せないこともあります。
冷却性能が高いモデルや、通気性のよい筐体を選びましょう。
2. CPUは6コア以上が理想
モンハンワイルズはCPU依存度もそれなりに高く、4コアCPUではボトルネックになりがち。
Intelなら第12世代以降のCore i5/i7、AMDならRyzen 5 5600以上が安心です。
録画や配信もしたいなら、8コアCPUを搭載したモデルを検討してください。
3. メモリ・ストレージは多めに
メモリは最低16GB、可能なら32GBあると安心。
ゲーム本体+アップデート+高解像度テクスチャを考えると、SSDの空き容量も500GB以上を確保しておきたいところです。
ミニPCのメリットと注意点
メリット
- 圧倒的な省スペース性。デスクやテレビ台にすっきり置ける
- 電力効率が高く、静音性に優れるモデルも多い
- ゲーミング以外にも映像編集や普段使いに活用できる
注意点
- 冷却性能の限界:長時間プレイで性能が落ちることがある
- 拡張性が低い:GPUの交換ができないモデルが多い
- 高性能モデルは価格が高め
「小さくても本格的に遊びたい」なら、冷却設計がしっかりしたミニゲーミングPCを選ぶのがポイントです。
モンハンワイルズにおすすめのミニPCモデル
ここからは、実際に推奨スペックを満たす、または超える注目モデルを紹介します。
価格帯や目的に合わせて検討してみてください。
1. TOPGRO T1-Pro(Core i9-13900HK/RTX 4060)
ハイエンド志向のゲーマーにぴったり。最新のCore i9とRTX 4060を搭載し、4Kモニターでも快適にプレイ可能。ミニPCとは思えないパワーで、冷却性能も高水準です。
2. Skynew ミニゲーミングPC Windows11 / インテル 第13世代 Core i9-13900H / RTX 4060
高負荷ゲームも余裕でこなす人気モデル。性能バランスがよく、長時間プレイでも安定。価格もハイエンドとしては手頃です。
3. MINISFORUM UM870Slim(Ryzen 7 8745H)
Ryzen搭載の省スペース型ゲーミングPC。ミドルクラスながら1080p中設定なら快適に動作。小型でも静音性が高く、リビング設置にも向きます。
4. ASUS ROG NUC14SRKU7168A0I
ASUSのゲーミングブランドROGが手掛けるNUC。小型筐体ながら高いグラフィック性能を発揮し、デザインも秀逸。外観と性能を両立したい人におすすめ。
5. GEEKOM Mini PC A5(Ryzen 7 5825U)
エントリークラスの良コスパモデル。GPU性能は控えめですが、画質設定を落とせば十分遊べます。軽い作業との両立を考える人にぴったり。
ミニPC選びで後悔しないためのチェックリスト
購入前に、次のポイントを確認しておくと失敗しにくくなります。
- GPU:RTX 2060 Super以上(できればRTX 4060以上)
- VRAM:8GB以上
- CPU:6コア以上の最新世代(Intel第12世代以降/Ryzen 5000以降)
- メモリ:16GB以上(推奨32GB)
- ストレージ:SSD 500GB以上
- 冷却設計:通気性・ファン数・静音性を要確認
- OS:Windows 11推奨
- 設置環境:通風の確保、熱がこもらないスペースに置く
とくに「GPU」「冷却」「電源」の3つは、ミニPCを選ぶうえで最も重要です。
実際のプレイ感とパフォーマンスの目安
RTX 4060クラスなら、1080p・高設定で平均90fps前後、非常に快適に動作します。
RTX 3060でも中設定で60fpsを維持可能。
一方、内蔵GPUや省電力モデルでは30fps前後に留まることが多く、グラフィック設定を下げる必要があります。
DLSSやFSRといったアップスケーリング技術を活用すれば、性能を引き出しながら画質を維持することも可能です。
このあたりを上手く調整することで、ミニPCでも十分に“快適な狩り”が楽しめます。
省スペースで快適に狩る。ミニPCという選択肢
モンハンワイルズはシリーズの中でもかなりの重量級タイトルですが、最新のミニPCなら十分戦えます。
RTX 4060クラスを搭載したモデルを選べば、1080pはもちろん、1440pでも安定したプレイが可能です。
そして何より、コンパクトな筐体で省スペースに設置できるのは大きな魅力。
自室だけでなく、リビングのテレビに繋げば大画面で仲間と狩りも楽しめます。
モンハンワイルズ推奨スペックに対応するミニPCで快適に狩ろう
モンハンワイルズ推奨スペックに対応したミニPCを選べば、「小さいのにパワフル」な理想の環境が手に入ります。
GPU性能・冷却設計・拡張性の3点を押さえ、長く使える1台を選びましょう。
最新のモンハンの世界を、デスクの上から、リビングから、自由に楽しめる時代。
ミニPCで始める“ワイルズな狩り”、あなたもぜひ体験してみてください。
