「急に部屋の寸法を知りたくなった」
「メジャーどこにやったっけ?」
「この家具、あのスペースに入るかな?」
こんな瞬間、iphoneをポケットから取り出してサクッと測れたら、どれだけ便利でしょう。
実はもう、それが現実なんです。
iPhoneにはAR(拡張現実)という技術が搭載されていて、カメラで写した現実世界に仮想的な「ものさし」を表示できる。専用のアプリを使えば、身の回りのありとあゆるものが計測対象になります。
でも、App Storeには「計測」と名のつくアプリが星の数ほどあって、どれを選べばいいか迷っちゃいますよね。
そこで今回は、2026年2月時点での最新情報をもとに、本当に使えるiPhone計測アプリを厳選して10本ご紹介します。
大事なのは「何を、どのくらいの精度で測りたいか」。
カジュアルに使いたい人も、DIYや仕事でガッツリ使いたい人も、自分にピッタリの一本がきっと見つかります。
ユーザーのリアルな口コミや、実際に使うときのコツもまとめたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
iPhone計測アプリの選び方。まずは「精度」を決めよう
何かを測るって、実はシーンによって求める正確さが全然違います。
「カーテンの長さをざっくり知りたい」のか
「棚を作るためにピッタリのサイズが欲しい」のか
この差は大きい。なぜなら、iPhoneの機種や使うアプリによって、出せる精度が変わってくるからです。
自分のiPhoneはLiDAR対応?チェックリスト
まず最初に確認してほしいのが、あなたのiphoneにLiDARスキャナが搭載されているかどうか。
LiDARって聞き慣れない言葉かもしれませんが、簡単に言うと「レーザーで距離をパッと測るセンサー」のこと。これがあると計測のスピードと正確さが段違いになります。
LiDAR搭載機種(2026年2月現在)
- iPhone 12 Pro / Pro Max
- iPhone 13 Pro / Pro Max
- iPhone 14 Pro / Pro Max
- iPhone 15 Pro / Pro Max
- iPhone 16 Pro / Pro Max
- iPad Pro(2020年以降のモデル)
- iPad Air(M1チップ以降の一部モデル)
これらの機種をお持ちの方は、暗い場所でもサクサク測れるし、奥行きのある物体の認識も得意。計測アプリの性能をフルに引き出せます。
逆に、それ以外のiPhone(いわゆるノーマルモデルやSEシリーズ)は、カメラの映像を解析して距離を測っているので、明るさや対象物の模様にちょっと影響を受けやすい。でも、工夫次第で十分実用的です。
用途別にみる「必要な精度」の目安
では、シーン別にどのくらいの精度を目指せばいいのか、ざっくりまとめてみました。
・カジュアル計測(誤差±数cmまでOK)
洋服のサイズ比較、友達との身長比べ、ざっくりした家具の配置確認など。純正アプリやシンプルな無料アプリで十分事足ります。
・インテリア・簡単DIY(誤差±1cm以内を目指す)
カーテンやラグの購入、壁に絵を飾る位置決め、市販の棚を買う前の採寸。ここまで来ると、ちょっとした誤差が「入らなかった」につながるので、ある程度信頼できるアプリを選びたいところ。
・プロ/準プロ仕様(ミリ単位の正確さ)
オーダー家具の製作、リフォームの下見、現場での採寸。このレベルになると、専用の測定器には敵わない場面もありますが、高精度モードを持つアプリや有料アプリの出番です。
まずは「自分はどのレベルで使いたいのか」を決めてから、次のアプリ選びに進んでみてください。
まずは標準装備。Apple純正「計測」アプリの実力
アプリをダウンロードする前に、一度試してほしいのがiPhoneに最初から入っている「計測」アプリ(アイコンはメジャーのような形)。
これ、意外とバカにできないんです。
使い方は超シンプル
アプリを開いてカメラを対象物に向けると、画面の中に点々が表示されます。測りたい場所の「始点」をタップ、次に「終点」をタップするだけ。自動で長方形を認識してくれて、面積まで計算してくれる場面もあります。
知っておくと便利な隠れ機能
実はこの純正アプリ、長さを測る以外にもこんなことができます。
・身長測定機能
人物がフレームに収まると、勝手に頭のてっぺんと足元を認識して身長を表示してくれる。もちろん医療用ほどの精度はないけど、「おお、だいたい合ってる!」と驚くレベル。子供の成長記録を遊び心で残すのにぴったり。
・水平器(レベル)機能
アプリの右下にある「水準器」のアイコンをタップすると、iPhoneを水平器として使える。棚を取り付けるときや、ちょっとした傾きを確認したいときに大活躍。
・ファイルアプリ内の「スマート注釈」
これ、意外と知られていないんですが、iphoneの「ファイル」アプリでPDF文書を開いているとき、画面下のマークアップツールから長さを測れるんです。設計図のPDFにサクッと寸法を書き込みたいときなんかに便利。
ユーザーの本音と限界
App Storeのレビューを見ると、
「メジャーを探す手間が省けて助かった」
「友達とどっちが高いか競って盛り上がった」
といったポジティブな声が多い一方で、
「白い壁だと認識しにくい」
「光が足りないと全くダメだった」
という指摘も。
そう、純正アプリは「便利」なんだけど「万能」ではない。
明るい場所で、コントラスト(模様や色の差)のあるものを測るのが得意。逆に、真っ白な壁や暗い部屋では苦戦します。
でも、まずはこのアプリを使ってみて、「もっとこうしたい」と思ったときに次のステップのアプリを探すのが、一番効率的な選び方かもしれません。
【2026年最新】おすすめiPhone計測アプリ10選
それでは、本題のアプリ紹介です。
先ほどの「精度レベル」と「用途」でざっくり分類しながら紹介していきます。App Storeの評価や実際のユーザーレビューも参考に、2026年2月時点で「これは使える!」と思ったものを厳選しました。
カジュアルにサクッと使いたい人向け
1. Measure Quick(無料)
「とにかく速く測りたい」という人にぴったりのアプリ。
純正よりも起動が速く、タップの動作も軽快。「買い物中に商品のサイズをパッと確認したい」といったシチュエーションで真価を発揮します。
良い口コミ
「アプリを開いてから測り終えるまでのスピードが最速。広告も気にならないレベル」
注意ポイント
機能はシンプルなので、複雑な形状の計測には不向き。あくまで「ざっくり」用。
2. AR Ruler App(無料+広告)
定番のAR計測アプリのひとつ。長さ、面積、高さ、角度、直線や円まで、測れる種類が豊富。
無料版は広告が表示されますが、機能制限はあまり気にならないという声が多いです。
良い口コミ
「水平器と距離計が一緒になっているのが便利。DIY初心者にはこれで十分」
注意ポイント
LiDAR非対応機種だと、遠くの物体の計測で誤差が出やすい傾向。
インテリア・ちょっとしたDIYに使いたい人向け
3. AirMeasure(旧:AR Measure)(無料+課金)
多機能AR計測アプリの決定版。なんと10種類以上の計測モードがあります。
床に家具を仮想的に配置できる「RoomPlanner」モードは、インテリア検討中の人に大人気。
良い口コミ
「新しいソファを買う前に、このアプリで配置シミュレーションしたらイメージがバッチリ決まった」
注意ポイント
機能が多すぎて最初はちょっと戸惑うかも。でも慣れれば最強です。一部の高度な機能は課金(サブスクリプション)が必要。
4. Canvas(無料)
LiDAR搭載機種の性能を最大限に活かしたい人におすすめ。
部屋の中をカメラでぐるっと写しながら歩くだけで、なんと3Dの間取り図を自動生成してくれるんです。
良い口コミ
「壁に沿って歩くだけで間取り図ができるのは感動レベル。しかも無料なのが信じられない」
注意ポイント
LiDAR非対応機種では使えない、または精度が大きく落ちます。Proシリーズユーザー限定のアプリだと思ってください。
5. Moasure(有料)
ちょっと変わったアプリです。
このアプリはカメラではなく、iPhoneの中に入っている加速度センサーやジャイロセンサーを使って距離を測ります。
つまり、物体に沿ってiPhoneを転がすように動かすと、その移動距離を記録してくれるんです。
良い口コミ
「巻き尺が入らない狭い隙間の奥行きを測るのに革命的に便利」
注意ポイント
完全に有料(買い切り)で、ちょっとお値段はします。でも、DIYをガチでやる人には「これは買い」と言われています。
プロ並みの正確さ、本格的な制作・施工向け
6. MagicPlan(無料+課金)
間取り図作成アプリのパイオニア的存在。写真を撮るだけで、ドアや窓の位置も正確に反映された間取り図を作れます。
リフォーム業者や不動産屋さんも使っている信頼性の高さ。
良い口コミ
「自分で描いた間取り図を不動産屋に提出したら、そのまま使ってもらえた」
注意ポイント
無料でもかなり使えますが、PDFや画像として書き出したい場合、高解像度で保存するには課金が必要な場合があります。
7. RoomScan Pro(有料)
「壁にiPhoneを当てながら一周する」という、唯一無二の操作方法で間取り図を作成するアプリ。
操作が独特で最初は戸惑うけど、慣れるとこれが一番早いというプロもいるほど。
良い口コミ
「部屋の形が複雑でも、壁に沿ってトントン当てていくだけで正確な図面ができた。買ってよかった」
注意ポイント
有料アプリで、価格はやや高め。でも「一回の仕事で元が取れた」という口コミ多数。
8. PLNAR(無料+課金)
建築・リフォームのプロ向けに作られた、超高精度な計測アプリ。
測定したポイントから、正確な3Dモデルを作成できます。無料版でもかなり細かい計測が可能ですが、プロジェクトの保存数などに制限あり。
良い口コミ
「現場でサッと測ってクライアントに見せられるのが良い。施工前にイメージを共有するのに役立っている」
注意ポイント
機能が高度なぶん、操作方法を覚えるまでに少し時間がかかるかもしれません。
ちょっと変わった楽しみ方・専門的な使い方
9. iHandy Level(無料)
純正の水平器で満足できない人のための、本格的な水準器アプリ。
デザインがアナログの水平器にそっくりで、傾きを角度で細かく表示してくれます。
良い口コミ
「棚を取り付けるときに、0.1度単位で傾きがわかるので安心」
注意ポイント
シンプルなアプリゆえに、計測機能は水平器と傾斜計に特化。長さを測ることはできません。
10. Heges(無料+課金)
「物体を3Dスキャンしたい」というニッチな欲求を叶えてくれるアプリ。
料理や花瓶など、小さめの物体をぐるっと撮影すると、高品質な3Dモデルが作れます。3Dプリンター用のデータ作りにも使えます。
良い口コミ
「旅行先で見つけた面白い石を3Dスキャンして、記念に残している」
注意ポイント
スキャンにはコツがいるので、最初はうまくいかないことも。でも慣れるとめちゃくちゃ楽しいです。
ユーザーのリアルな声。良い口コミと悪い口コミ
実際に使っている人の声をピックアップすると、アプリの「得意」「不得意」が見えてきます。
良い口コミ(こんな時に便利!)
「引っ越し前に部屋のサイズを測れた」
AirMeasureユーザー。「新しい家の間取り図がまだなくて、不動産屋について行ったついでにAirMeasureで測った。後日カーテンを買いに行ったらピッタリ合って感動した」
「子どもの身長、いつの間にか伸びてた」
純正計測アプリユーザー。「久しぶりに会った甥っ子の身長を遊び半分で測ったら、前回より5cmも伸びててびっくり。メジャー持ってなくてよかった」
悪い口コミ(ここに注意!)
「暗いと全然ダメ」
多くのARアプリ共通の指摘。「夕方でちょっと暗くなった部屋で測ろうとしたら、全然平面を認識してくれなかった。結局メジャーを探すはめに…」
「光沢のある家具は苦手」
AirMeasureユーザー。「黒いピアノの横幅を測ろうとしたら、反射してしまって点が打てない。マットな養生テープを貼ってから測ったらうまくいった」
「無料版の広告が多すぎ」
一部の無料アプリへの不満。「使うたびに30秒の動画広告が流れるのは正直しんどい。有料版を買うか、別のアプリに乗り換えた」
プロも認める?精度を最大限に引き出す3つのコツ
最後に、計測アプリを最大限に活用するためのテクニックをいくつか。
1. 明るさとコントラストを確保する
先述の通り、AR計測は「目で見えるもの」を解析しています。部屋の照明をつけ、できれば模様のある部分を測りましょう。真っ白な壁なら、マスキングテープを貼って目印を作るのも手です。
2. iPhoneをゆっくり動かす
特に計測開始時は、iPhoneを左右にゆっくり揺らすように動かすと、平面を認識しやすくなります。いきなり点を打とうとせず、カメラに「ここは床ですよ」と教えてあげるイメージ。
3. レンズを拭く
当たり前のことですが、カメラレンズに指紋やホコリがついていると精度はガクッと落ちます。測る前に、そっと拭くクセをつけましょう。
まとめ。あなたのiPhoneが最強の測定器になる
いかがでしたか?
「iPhone計測アプリ」と一言で言っても、その用途や精度は本当にさまざまです。
カジュアルに楽しみたいなら:純正「計測」アプリ か Measure Quick
インテリアやDIYに使いたいなら:AirMeasure や Canvas(LiDAR機種限定)
プロ並みの正確さが欲しいなら:MagicPlan や PLNAR
まずは自分の「測りたいもの」と「必要な精度」を考えて、今日からiPhoneを第二のメジャーとして使いこなしてみてください。
メジャーを探して部屋中をウロウロするあの時間から、もうすぐ解放されますよ。
