朝起きてスマホを手に取ったら、充電できてなくて焦った経験ありませんか?これから出かけようと思ってたのに、バッテリー残量わずか……。あるいは寝る前にケーブル繋いだはずなのに、朝見たら全然増えてなかった、なんてことも。
iphoneが充電できない原因は、意外と身近なところにあったりします。しかも、自分で簡単に直せるケースも多いんですよ。この記事では、今すぐ試してほしい対処法を、順番に12個まとめました。「え、こんな簡単なことで?」っていう方法から、ちょっと踏み込んだ確認事項まで、しっかり網羅してます。
ついでに「充電できるけど遅い」っていう悩みを解決する、急速充電のコツもお伝えしますね。あなたのiphoneが快適に充電できるようになる情報を、まるっとお届けします。
充電できない!最初にチェックすべき3つのこと
まずは落ち着いて、基本中の基本から確認していきましょう。実はこれだけで解決することも多いんです。
ケーブルはしっかり刺さってる?コネクタの汚れが原因かも
意外と見落としがちなのが、iphone本体の充電口(Lightning端子やUSB-C端子)にケーブルがしっかり奥まで挿さっているかどうか。ケースを付けたまま充電してると、ケースの厚みで浅くしか刺さらず、接触が悪くなることがあります。一度ケースを外して試してみてください。
あと、よくあるのが充電口の中に溜まったホコリや糸くず。ポケットに入れてることが多いですからね、気づかないうちに綿埃がギュッと詰まってることがあります。こんな状態だと、ケーブルを刺しても端子がちゃんと接触しません。
掃除するときの注意点:金属製のピンや爪楊枝は絶対に使わないでください。中の端子を傷つけて故障の原因になります。おすすめは、ライトで中を照らしながら、細いプラスチック製の爪楊枝や、柔らかい歯ブラシで優しくホコリをかき出す方法。エアダスター(パソコン掃除用のスプレー)で吹き飛ばすのも効果的です。
別のコンセントやケーブルで試す重要性
手持ちの充電器とケーブルが悪いのか、iphone本体が悪いのか。これを切り分けるのは超重要です。
まずは、いつも使ってるコンセントじゃなくて、別の場所のコンセントで試してみてください。キッチンとか、違う部屋とか。もしかしたらそのコンセント、ブレーカーが落ちかけてて通電してないかもしれませんからね。
次に、ケーブルを変えてみる。友達のケーブルを借りるとか、家にある別のLightningケーブルで試す。ここで充電できたら、ケーブルの断線や故障ってことになります。
充電器(ACアダプタ)だけを交換してみるのも手です。特に、iphoneに付属してきた小さな白いアダプタ(5W)って、長年使ってるとヘタることがあるんですよね。
ワイヤレス充電の場合は位置とケースを確認
最近のiphoneはワイヤレス充電(Qi)に対応してますが、これにも落とし穴があります。
一番多いのが、充電パッドの真ん中にiphoneが置けていないパターン。「置いたつもり」でも微妙にズレてて、充電が始まってないことあります。充電マークが出たかちゃんと確認しましょう。
あと、ケースの厚みが原因で充電できないことも。特に分厚い耐衝撃ケースとか、手帳型ケースを閉じたまま充電しようとすると、電波が届かなくて充電できないことがあります。ケースを外して試してみてください。
さらに意外な盲点が、ケースに挟まった金属類。クレジットカードやICカード、マグネットシートなんかがケースとiphoneの間にあると、ワイヤレス充電の邪魔になります。カードを抜いてから再度チャレンジしてみてください。
それでもダメなら?システムトラブルの可能性
ケーブルや充電口に問題がなさそうなら、今度はiphone本体のシステム的なトラブルを疑いましょう。
まずは普通に再起動。それでもダメなら強制再起動
スマホもパソコンと同じで、ずっと動かしてるとシステムがモタついたり、変な状態で固まったりすることがあります。そんな時に効くのが再起動。
電源ボタン(サイドボタン)と音量ボタンのどちらかを長押しして、スライドで電源オフ。完全に消えたことを確認してから、もう一度電源ボタン長押しで起動してください。
これで直らないなら、強制再起動にチャレンジです。機種によってやり方が違うので注意してくださいね。
- iPhone 8以降(iPhone X, XS, 11, 12, 13, 14, 15など):音量を上げるボタンをパッと押してすぐ離す→音量を下げるボタンをパッと押してすぐ離す→そのまま右側のサイドボタンをAppleロゴが出るまで押し続ける。
- iPhone 7シリーズ:音量を下げるボタンと、本体右側のスリープ/スリープ解除ボタンを同時にAppleロゴが出るまで長押し。
- iPhone 6s以前:ホームボタンと、本体上部(または右側)のスリープ/スリープ解除ボタンを同時にAppleロゴが出るまで長押し。
これで一時的なシステムのフリーズはほぼ解消されます。
暑すぎ・寒すぎも充電できない原因になる
iphoneって、実は気温にけっこう敏感なんです。Appleの公式見解でも、周囲の温度が0℃〜35℃の範囲で使うように推奨されています。
例えば、夏の車内に放置したiphoneってめちゃくちゃ熱くなりますよね。あんな状態だと、バッテリーを保護するために自動的に充電をストップするように設計されているんです。逆に冬の極寒の outdoor でも充電できなくなることがあります。
もしiphoneが熱を持っているなら、冷房の効いた部屋でしばらく冷ましてから充電してみてください。寒さで充電できない場合は、手で温めるか、ポケットに入れて体温で温めてから充電すると、うまくいくことがあります。
iOSのアップデートで不具合が解消されることも
まれに、iOSのバグが原因で充電関連のトラブルが起きることもあります。特に大規模なアップデートの直後は、「なんか充電の調子悪いな」っていう声がネット上で見られることがありますね。
設定アプリを開いて、「一般」→「ソフトウェアアップデート」と進み、最新のiOSが配信されていないか確認してみましょう。もし新しいバージョンがあれば、アップデートすることで不具合が解消される可能性があります。
アップデートの前には、必ずバッテリーが十分にある状態(あるいは充電しながら)で行ってくださいね。
ハードウェア故障のサインを見逃すな
ここまでの方法を全部試してもダメだった場合、iphoneのハードウェア自体に問題が起きている可能性が高まります。
バッテリーの最大容量をチェックしよう
まずはiphoneのバッテリーがどれだけヘタっているかを確認してみましょう。
設定アプリ→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」と進むと、「最大容量」という数値が出てきます。これが80%を下回っている場合、バッテリーがかなり劣化している証拠です。
例えば最大容量が79%ってことは、新品の時の79%分しか電気を蓄えられないってこと。こんな状態だと、充電してもすぐ減るし、充電自体が不安定になることもあります。画面に「バッテリーサービス」というメッセージが出ていたら、交換時期だと思ってください。
PCに繋いでみる(iTunes / Finderで認識する?)
ちょっとテクニカルな方法ですが、パソコンにiphoneを繋いでみるのも有効な診断方法です。
Mac(macOS Catalina以降)ならFinderを、WindowsならiTunesを開いて、iphoneが認識されるか見てみましょう。もしパソコンには認識されているなら、最低限の通信はできるってことなので、本体が完全に死んでいるわけではありません。
この時、パソコン側に「復元」とか「アップデート」っていうボタンが出ることがあります。これはソフトウェアの深刻な不具合を修復できるチャンス。ただ、この操作をするとデータが消える可能性が高いので、必ずバックアップを取ってからにしてくださいね。バックアップが取れない状況なら、後の修理に任せたほうが無難です。
これらは内部故障の可能性が高い
以下のような症状が出ているなら、残念ながらプロの修理が必要なフェーズです。
- 全然反応しない。どのケーブルを試しても、パソコンに繋いでも全く無反応。
- iphone本体が異常に熱くなる(充電してなくても熱い)。
- バッテリーが膨らんでいて、画面が浮いていたり、本体に隙間ができている(これは非常に危険なので早急に使用を止めてください)。
- 充電マークは一瞬出るけど、すぐ消える。
これらの症状は、充電用コントローラICの故障やロジックボード(基板)の故障、あるいはバッテリーそのものの物理的故障が考えられます。自分でどうにかしようとせず、専門家に診てもらいましょう。
意外と知らない?充電が遅い理由と急速充電のやり方
「充電はできるんだけど、すごく遅いんだよね……」という声もよく聞きます。これにはきちんと理由があって、しかも改善できるポイントなんです。
急速充電に対応しているiphoneはどれ?
iphoneの急速充電(高速充電)は、iPhone 8以降のモデルなら基本的に対応しています。あなたのiphoneが対応機種かどうか、設定アプリの「一般」→「情報」でモデル名を確認してみてください。
ただし、機種によって最大の受入ワット数が違います。例えば、Pro Maxモデルはより大きな電力を受け入れられるように設計されていて、充電が速い傾向があります。
急速充電に必要な「3点セット」
せっかくiphone本体が急速充電に対応していても、周辺機器が揃ってないと意味がありません。必要なのは以下の3つです。
- USB Power Delivery(USB-PD)対応のACアダプタ:これが最も重要。普通の5Wや12Wのアダプタではなく、18W以上(最新モデルなら20W以上推奨) の出力があるアダプタが必要です。最近のMacBook用アダプタ(30Wとか61W)を使えば、iphoneも高速で充電できますよ(iphone側で必要以上の電流は流さないので安心してください)。
- 適切なケーブル:
- iPhone 14シリーズまで:USB-C to Lightningケーブル(これが重要。普通のUSB-A to Lightningケーブルでは急速充電できません)。
- iPhone 15シリーズ以降:USB-C to USB-Cケーブル。付属のケーブルがすでにこれなので、対応アダプタを用意すればOKです。
- MagSafeワイヤレス充電器(おまけ):iPhone 12以降ならMagSafeに対応。普通のワイヤレス充電(最大7.5W)より速い最大15Wで充電できます。ただし、これも20W以上のアダプタと組み合わせて初めて最大速度が出ます。
つまり、「せっかく新しいiphoneにしたのに、充電が遅いな」と感じるなら、それは充電器が古いままってケースがほとんど。アダプタをUSB-PD対応のものに変えるだけで、劇的に速くなる可能性大です。
最適化されたバッテリー充電って何?
iphoneには「最適化されたバッテリー充電」という賢い機能があります。これは、80%まではサクサク充電するけど、そこから先はゆっくり充電して、バッテリーの寿命を延ばす機能です。
例えば、朝7時にいつも起きるなら、夜中に一気に100%にするんじゃなくて、80%で止めておいて、朝の目覚ましが鳴る頃に100%になるよう調整してくれます。
これが働いていると、「なんか充電完了が遅いな」と感じることがあるかもしれません。でもこれは故障じゃなくて、iphoneがあなたを思ってやってくれてることなんですね。
設定アプリ→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」→「充電の最適化」でこの機能のオン/オフを確認・変更できます。もしどうしてもすぐに100%にしたい時は一時的にオフにするのもありですが、基本的にはオンのままがおすすめです。
どうしても直らない場合の最終手段
さて、ここまで全部試しても充電できない……そんな時は、修理に出す決断をするときです。
Apple正規サービスと街の修理屋さんの違い
修理を頼む場所には、大きく分けて2つあります。
Apple正規サービス(Apple Store、正規サービスプロバイダ)
- メリット:修理に使うパーツが純正品なので安心。修理後もAppleの保証が続く。防水性能が維持される(はず)。
- デメリット:料金が高め(機種によりますが、バッテリー交換で1万円前後〜)。予約が必要で、日数がかかることもある。修理前にデータが消える可能性がある(必ずバックアップ推奨)。
街の携帯修理店(非正規)
- メリット:価格が安いことが多い(数千円〜)。即日修理、その場で待っていられるケースも。
- デメリット:使うパーツが純正とは限らない(品質にバラツキあり)。修理後に防水性能が落ちる可能性大。Appleの保証が受けられなくなるリスクがある。まれにデータ漏洩のリスクも。
どちらを選ぶかは、予算と安心感のバランスですね。僕個人の意見としては、データが大事だったり、長く使いたいなら、多少高くてもApple正規サービスをおすすめします。
自分で交換は超危険!やめたほうがいい理由
ネットで「iphone バッテリー交換 自分で」とか調べると、交換キットが売ってて「簡単!」って書いてあるブログとか見つかりますよね。
でも、これは絶対にやめたほうがいいです。
理由は単純で、危ないから。iphoneのバッテリーはリチウムイオン電池。これを自分で交換する時に、ドライバーで内部を傷つけたり、バッテリーを強く曲げたりすると、発火したり爆発するリスクがあります。実際にニュースになることもありますからね。
それに、自分で開けた時点で防水機能は完全に失われますし、その後Appleに修理に出そうとしても「改造端末」として断られます。どうしても自分でやりたいという猛者は自己責任で……とは言いません。素直にプロに任せましょう。
まとめ|今日からできる充トラブル予防法
最後に、今後「充電できない」って状況にならないための予防策をまとめておきますね。
- アクセサリは純正かMFI認証品を選ぶ:安いノーブランド品は、すぐ断線するだけでなく、本体を故障させる原因になることも。MFI(Made for iPhone)認証のある製品を選ぶのが安心です。
- 充電ポートは定期的に優しく掃除:ホコリが溜まる前に、月に1回くらいチェックしてあげると◎。
- 高温注意:充電しながらの重いゲームは、iphoneにかなりの負担です。どうしてもやるなら、ケースを外すなど放熱に気をつけて。
- バッテリー残量ギリギリで充電しない:0%になる前に充電するクセをつけると、バッテリーへの負担が減ります。
- 「最適化されたバッテリー充電」はオンにしておく:これだけでバッテリーの寿命が延びます。
iphoneが充電できない問題は、本当に突然やってきます。でも、ほとんどの場合は原因が一つで、今回紹介したような簡単な対処で直ることが多いです。
もしこの記事の方法を全部試してもダメなら、もうそれはiphone本体からのSOS。優しく修理に連れて行ってあげてくださいね。
あなたのiphoneが、これからも元気に動いてくれますように。
