「ちょっとでも安くiPhoneを手に入れたい」
「サブ機としてもう一台欲しい」
「子供の初めてのスマホに中古を考えている」
こんな風に、iphoneの中古を検討しているあなた。気持ち、すごくわかります。最新モデルじゃなくても、iPhoneの基本性能は高いし、上手に選べば新品との差額でケースやフィルムを買ったり、その分お金を貯められたりしますからね。
でも、ちょっと待ってください。
中古iphoneの世界は、知識がないと「失敗しやすい」世界でもあるんです。
「思ってたよりバッテリーの減りが早い」
「実はSIMロックがかかってて、今使ってるSIMが使えなかった」
「数日使ってたら、前の持ち主のiCloudロックがかかって文鎮に…」
こんな泣きを見ないために、この記事ではプロ目線で「本当に良い中古iPhoneを選ぶ方法」を、購入前にチェックすべきポイントから、信頼できるお店の選び方まで、徹底的に解説します。
これを読めば、もう「安物買いの銭失い」なんてことはありません。安心して、納得のいく一台と出会えますよ。
なぜ今、iPhone中古が熱いのか?そのメリットと知っておくべき注意点
まず最初に、中古iphoneを選ぶことの意味を整理しておきましょう。
メリットはやっぱり「価格」と「選択肢の広さ」
一番の魅力は、何と言っても価格の安さです。
最新のiPhone 15シリーズが10万円以上する中、ひとつ前のモデル(例えばiPhone 13や14)の中古なら、状態にもよりますが5万円台〜7万円台で手に入ることも。もっと古いモデルなら、3万円を切るものもざらにあります。
「ちょっと古くても安けりゃいい」という人にとって、この価格差は大きいですよね。
それに、新品だとどうしても人気色や大容量モデルはすぐに売り切れてしまいますが、中古市場なら「あの時買えなかったあの色」が見つかるかもしれません。型落ちモデルの中から、自分の使い方にぴったりな一台を探す楽しみもあるんです。
知っておくべき「中古ならでは」の3つの注意点
でも、良いことばかりじゃありません。中古には中古のリスクがあります。
- バッテリーの劣化
これはほぼ避けて通れません。使われていた期間や頻度によって、バッテリーの最大容量は減っています。交換すれば済む話ですが、コストと手間がかかることは覚悟しておきましょう。 - 外観のキズや使用感
「美品」と書いてあっても、自分の許容範囲を超えるキズがあるかもしれません。細かい傷やスレは、実物を見ないとわかりにくい部分です。 - 前の持ち主の「呪い」が残っているリスク
アクティベーションロック(iCloudロック)やSIMロックといった、前のユーザーの情報が端末に紐付いたままになっているケースです。これがあると、正規の手続きをしない限り、あなたはそのiphoneを使えません。
この記事では、こうした「不安」を「安心」に変える方法を、具体的にお伝えしていきます。
プロが教える!失敗しないiPhone中古選び「7つの鉄則」
ここからが本題です。中古iphoneを選ぶとき、あなたは何を基準に選びますか?「価格が安いから」「なんとなくキレイそうだから」だけでは、絶対に失敗します。
以下の7つのチェックポイントを、購入前の必須項目として頭に入れておいてください。
鉄則1:バッテリー最大容量を必ず確認する
これ、最重要項目です。
iphoneには「バッテリー最大容量」という数値があります。新品は100%ですが、使えば使うほどこの数値は減っていきます。
どこで見るの?
「設定」アプリ → 「バッテリー」 → 「バッテリーの状態と充電」
目安は?
- 90%以上: 優秀。まだまだ新品同様に使えます。
- 80%〜89%: 普通。1日は持つけど、ヘビーユーザーは夕方に充電が必要かも。
- 79%以下: 要注意。バッテリー交換をおすすめします。
オンラインショップで購入する場合は、商品説明に「バッテリー最大容量○○%」と明記されているものを選びましょう。書いていない場合は、お店に問い合わせてみるのも手です。交換を拒否するようなお店は、避けたほうが無難です。
鉄則2:外観チェックは「ランク」の意味を理解する
中古品には、ほぼ必ず「状態ランク」が付けられています。
- Sランク / 新品同様: ほぼキズなし。開封確認レベル。
- Aランク / 美品: 細かいスレや微小なキズがあるが、パッと見ではわからない。
- Bランク / 良品: 側面に目立つキズや、薄い画面のキズがある。
- Cランク / 可動品: 画面の大きなキズや本体の凹みなど、明らかなダメージがあるけど動く。
ここで注意したいのは、このランクはお店によって微妙に基準が違うということ。「この店のBランクは、あの店のAランクくらい」なんてこともよくあります。
信頼できるお店は、ランクだけに頼らず、「側面に〇cmのキズあり」「液晶に輝点あり」など、具体的なキズの内容を記載しています。抽象的な表現だけで判断せず、できるだけ詳細な説明がある商品を選びましょう。
鉄則3:SIMロック状態を確認する(ここで間違えると使えない!)
今お使いのSIMカード(回線)が、その中古iphoneで使えるかどうか。これ、めちゃくちゃ大事です。
確認方法
「設定」 → 「一般」 → 「情報」 → 「キャリアロック」
- 「SIMロックなし」または「制限なし」: どの会社のSIMカードでも使える、いわゆるSIMフリー状態。これがベストです。
- 「○○ソフトバンク」「○ー au」など: 特定のキャリア専用のSIMロックがかかっています。この場合、表示されたキャリア以外のSIMは基本的に使えません。
もしロックがかかっている場合、解除されていることを確認してから買いましょう。解除済みなら「SIMロック解除済み」と記載があるはずです。
鉄則4:アクティベーションロック(iCloudロック)の有無を調べる
これは最悪のケースです。前の持ち主のApple IDが端末に残ったまま初期化されずに販売されると、あなたが設定を進めようとしても、そのIDとパスワードを求められ、一生使えなくなります。
購入前の予防策
販売店にIMEI(端末固有の番号)またはシリアル番号を教えてもらい、Appleの公式サイトで確認するのが確実です。「アクティベーションロック 確認 Apple」で検索すれば、専用のページが出てきます。
信頼できるお店なら、この番号を快く教えてくれます。教えてくれないお店は、怪しいと思ってください。
鉄則5:純正部品かどうか?(「不明な部品」に注意)
最近のiOSでは、修理などで非純正の部品(ディスプレイやバッテリー、カメラ)が使われている場合、設定アプリに警告が表示されるようになりました。
確認方法
「設定」 → 「一般」 → 「情報」 を開き、「部品とサービス履歴」の項目をチェック。
ここに 「不明な部品」 と表示されている場合、その部分はApple純正ではない部品で修理されている可能性が高いです。動作に問題がない場合もありますが、Face IDが使えなくなったり、今後Appleのサポートを受けられない可能性があるので、できれば「純正部品」と明記されているものを選びましょう。
鉄則6:全機能が動くか「妄想チェック」する
実機を触れる店舗ならベストですが、ネット通販の場合は商品が届いてからすぐにチェックしましょう。特に以下のポイントは要注意です。
- 画面: タッチパネルが隅々まで反応するか(特に端の方)。画面の焼き付きや、色ムラがないか。
- ボタン: 電源ボタン、音量ボタン、消音スイッチがちゃんと効くか。
- カメラ: 起動するか、ピントが合うか。レンズに傷はないか。
- Face ID / Touch ID: 登録して、ちゃんとロック解除できるか。
- スピーカー / マイク: 音楽を鳴らしてみる、録音してみる。通話もできればテスト。
- 充電: ライトニングケーブルを挿して、充電マークが出るか。
オンラインで買った場合、商品到着後は必ず動画を撮りながら開封するのがおすすめです。万が一、説明と違うキズがあったときの証拠になります。
鉄則7:保証と返品ポリシーを最優先する
これが一番大事かもしれません。
中古品は、どんなに優良なお店でも、見落としや個体差があります。だからこそ、「もしも」のときのアフターフォローがしっかりしているかが、お店選びの最大のポイントです。
- 保証期間はどれくらい? 1ヶ月?3ヶ月?長いほど安心です。中には最大12ヶ月保証の専門店もあります。
- 返品はできる? 到着後、何日以内なら返品できるか。初期不良の場合、送料はどちらが負担するか。
フリマアプリなどは基本的に保証がありません。「安い」だけで飛びつくと、トラブルになったときに全額損をする可能性があることを覚悟しておきましょう。
どこで買う?購入先別・徹底比較
さて、チェックポイントがわかったところで、実際にどこで買うか。それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
1. 専門の中古スマホショップ(イオシス、じゃんぱら、ゲオなど)
一番のおすすめです。
理由は簡単。知識と実績があり、保証がしっかりしているから。
店員さんに聞けば、状態やバッテリー残量を詳しく教えてくれるし、実物を手に取って確認できる店舗も多い。独自の厳しい検査基準を設けているお店も多く、品質管理が徹底されています。価格はフリマより高めですが、その分の「安心」を買うと思えば安いものです。
2. 家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)
とにかく「信頼感」が欲しい人向け。
大手企業が販売しているという安心感はピカイチです。ポイントが貯まる・使えるのも嬉しいポイント。ただ、品揃えは専門店に比べると限られることが多いです。
3. キャリアショップ(ドコモ、au、ソフトバンク)
同じキャリアをそのまま使うなら安心。
自社回線での動作は完全にお墨付き。データ消去も徹底されています。ただ、他社で使っていた端末やSIMフリー品を探している人には選択肢が少ないかもしれません。
4. フリマアプリ・オークション(メルカリ、ラクマ、ヤフオク!)
自己責任で、とにかく安く!という上級者向け。
価格は最安値級ですが、リスクも最大級です。商品説明が不正確だったり、最悪の場合、全く動かない「ジャンク品」をつかまされることも。
もし利用するなら、
- 評価が極めて高い出品者を選ぶ
- 商品説明と写真がやたらと詳細な人を選ぶ
- 「バッテリー最大容量○○%」など、具体的な数値を書いているかをチェックする
これらは最低限守りましょう。そして、届いたらすぐに全部の機能を確認し、問題なければ評価をする、という流れが鉄則です。
【保存版】購入後のファーストステップガイド
商品が無事に届いたら、以下の流れで初期チェックを行いましょう。これをやっておけば、後悔する確率がグッと下がります。
- 動画を回しながら開封する
箱の状態から、本体のあらゆる面を録画します。後で「最初からこの傷があった」と主張するための証拠になります。 - 外観を入念にチェック
目視で、商品説明と傷の状態が一致しているか確認します。 - 電源を入れ、アクティベーションロックを再確認
起動して、設定画面が普通に進められるか確認。途中でApple IDを求められたら危険信号です。 - 全機能テスト(鉄則6のリストを参照)
ここは時間をかけて、全部の機能を試します。 - 初期化して、自分仕様に設定
問題がなければ、一度「すべてのコンテンツと設定を消去」して初期化します。その後、自分のApple IDでサインインし直せば、あなただけのiphoneの完成です。 - 保証書と本体を照合
購入時に保証書が付いてくる場合、本体のシリアル番号と一致しているか確認しておきましょう。
まとめ:完璧な一本は、情報と共にやってくる
中古iphone選びは、ちょっとした知識と注意深さで、その結果が大きく変わります。
- バッテリーとSIMロックは絶対チェック
- 「保証」と「返品」は命綱
- 買ったらすぐに全機能をテスト
最初は少し面倒に感じるかもしれません。でも、このひと手間を惜しんだせいで、数万円をドブに捨てるような経験をするより、よっぽどマシだと思いませんか?
この記事でお伝えしたことを一つずつ確認しながら、あなたにぴったりの、そして末長く付き合える一本を見つけてくださいね。
そして、もし「どのお店がいいかな?」「この機種とこの機種で迷うな」といったことがあれば、また調べてみてください。中古iphoneの世界は、知れば知るほど奥深くて面白いですよ。
あなたの新しい相棒が見つかることを、心から応援しています。
