「iPhoneのズームって、結局何倍までいけるの?」
これ、めっちゃ聞かれる質問なんですよね。運動会やライブ、旅行先で「もっと遠くのものを大きく撮りたい!」って思った瞬間、誰もが一度は気になるポイント。
でも、ただ倍率が高ければいいってもんじゃない。そもそも「光学ズーム」と「デジタルズーム」の違いを知らないと、「思ってたのと違う…」ってなること間違いなし。
今回は、iphoneのズーム倍率を機種別に徹底比較しつつ、遠くのものをキレイに撮るための具体的なテクニックまで、まるっとお届けします。
そもそも「ズーム」には2種類あるって知ってた?
まずここを押さえないと、倍率の話をしても意味がありません。
光学ズームは「レンズの切り替え」
一眼レフカメラと同じ仕組み。レンズの位置を物理的に動かして、遠くのものを拡大します。画質が劣化しないのが最大の特徴。
iPhoneの場合、複数のレンズ(広角・超広角・望遠)を搭載していて、そのレンズ自体を切り替えることで「光学ズーム」を実現しています。
つまり、光学2倍なら「2倍用のレンズで撮ってる」ってイメージでOK。
デジタルズームは「画像の引き伸ばし」
一方こちらは、撮った画像の一部を拡大して「大きく見せている」だけ。画質は確実に落ちます。
スマホの画面で見る分にはそこまで気にならなくても、パソコンに取り込んだり印刷したりすると「あれ?めっちゃザラザラ…」ってなるやつです。
簡単に言うと:
- 光学ズーム=画質そのまま拡大(優秀)
- デジタルズーム=画質を犠牲に拡大(最終手段)
この違いを頭に入れた上で、各機種のスペックを見ていきましょう。
【最新機種対応】iPhoneのズーム倍率を機種別に徹底比較
ここからが本題。「iphone ズーム 何 倍」で検索してきた人が本当に知りたい情報を、ズバリまとめます。
iPhone 15 Pro Max / 15 Proシリーズ
iPhone 15 Pro Max
- 光学ズーム:5倍(望遠レンズ)
- 光学ズーム範囲:0.5倍〜5倍
- デジタルズーム:最大25倍
iPhone 15 Pro
- 光学ズーム:3倍(望遠レンズ)
- 光学ズーム範囲:0.5倍〜3倍
- デジタルズーム:最大15倍
15 Pro Maxの5倍光学ズームは、焦点距離120mm相当。つまり、一眼レフでいうところの「中望遠」クラス。運動会のトラックの向こう側にいる子どもを、かなり寄って撮れるレベルです。
一方、15 Proは3倍止まり。でも、日常使いなら3倍で十分すぎるっていう人も多い。どっちを選ぶかは「どれだけ遠くを撮りたいか」次第。
iPhone 15 / 15 Plus
- 光学ズーム:2倍(※実はちょっと特殊)
- 光学ズーム範囲:0.5倍〜2倍
- デジタルズーム:最大10倍
ここで注意してほしいのが、15と15 Plusの「光学2倍」。
実はこの2倍、厳密には光学ズーム用のレンズがあるわけじゃないんです。4800万画素のメインカメラで撮った画像の中心部分を切り出して、2倍相当の画角を再現している。Appleはこれを「光学品質のズーム」って呼んでいて、確かに画質はキレイ。でも、レンズが切り替わってるわけじゃないから、厳密な意味での光学ズームとはちょっと違う。
この辺、ややこしいですよね。
iPhone 14 Pro Max / 14 Proシリーズ
iPhone 14 Pro Max / 14 Pro
- 光学ズーム:3倍(望遠レンズ)
- 光学ズーム範囲:0.5倍〜3倍
- デジタルズーム:最大15倍
14 Proシリーズは、15 Proと同じ3倍光学ズーム。15 Pro Maxと比べると倍率では劣るけど、それでも3倍あればかなり使えます。
ちなみに14 Proシリーズにも、15と同じ「光学品質の2倍ズーム」機能がソフトウェアアップデートで追加されてます。
iPhone 14 / 14 Plus
- 光学ズーム:2倍(※15と同じく光学品質)
- 光学ズーム範囲:0.5倍〜2倍
- デジタルズーム:最大10倍
14シリーズは、Proモデルと違って物理的な望遠レンズは非搭載。でも、メインカメラが1200万画素から4800万画素に進化したことで、中心切り出しの「光学品質2倍ズーム」が使えるようになりました。
つまり、14以前の無印モデルよりは圧倒的にキレイな2倍ズームが撮れるってこと。
それ以前の機種(iPhone 13 Pro Maxなど)
iPhone 13 Pro Max / 13 Pro
- 光学ズーム:3倍(望遠レンズ)
- 光学ズーム範囲:0.5倍〜3倍
- デジタルズーム:最大15倍
iPhone 13 / 13 mini
- 光学ズーム:2倍(※こちらはデジタル的な処理)
- 光学ズーム範囲:0.5倍〜2倍
- デジタルズーム:最大5倍
13シリーズから、Proモデルには3倍望遠が搭載されるように。ただ、無印モデルの2倍ズームは、14以降の「光学品質」とはちょっと違う(純粋なデジタルズーム寄り)ので、画質の差は結構あります。
倍率だけ見て選ぶと後悔するワケ
ここまでの表を見て、「よし、じゃあ倍率最大の15 Pro Max買うわ!」って思った人、ちょっと待って。
確かに数字だけ見れば15 Pro Maxが最強。でも、実際の使用シーンを考えると、そう単純じゃなかったりするんです。
「暗い場所」に弱い問題
高倍率の望遠レンズって、明るいところでは最高なんだけど、暗くなると途端に使えなくなる。これはiPhoneに限らず、カメラ全般の宿命。
例えば、夕方の運動会や、照明が暗めのライブ会場。せっかく5倍ズームで撮ろうとしても、カメラが勝手に「暗いからメインカメラ(広角)で撮るね」って判断して、いつの間にかデジタルズームに切り替わってるなんてことがよくあります。
つまり、5倍光学ズームを活かせるのは、基本的に明るい屋外だけって認識でOK。
「手ブレ」が致命傷になる
倍率が上がれば上がるほど、手ブレの影響は深刻になります。
5倍で撮影すると、ほんのわずかな手の震えが画像上では大きなブレに。三脚なしで撮ると、せっかくの高画質も台無しってパターン、めっちゃ多いです。
遠くのものをキレイに撮るための5つの実践テクニック
じゃあ、どうすればいいの?って話。ここからは、スペック以上に重要な「撮り方」のコツをまとめます。
1. まずは光学ズームの範囲内で撮る
当たり前だけど、これが一番大事。
デジタルズームに頼るのは、どうしてもそれ以上拡大したい時だけ。画質を優先するなら、光学ズームの最大倍率で撮って、あとで自分でトリミングするのもアリ。
15 Pro Maxなら5倍、14 Proなら3倍。まずはその範囲内で構図を考えるクセをつけましょう。
2. 体全体で「三脚」になる
手持ち撮影の場合、スマホを持つ手だけを固定しようとすると逆にブレる。
- 両ヒジを体にピッタリつける
- 息を止めてシャッターを切る
- 壁や柱に寄りかかる
これだけで、ブレが激減します。
3. 音量ボタンをシャッター代わりに
画面上のシャッターボタンを押すとき、どうしてもスマホが微妙に動く。あのわずかな動きが、高倍率時には大きなブレに。
解決策は、本体の音量ボタン(上か下)をシャッター代わりに使うこと。または、付属のEarPodのリモコンでもOK。Bluetoothのリモートシャッターを使うのも手です。
4. 「明るさ」を味方につける
前述の通り、望遠撮影は光が命。
- 被写体に光が当たっている方を向いてもらう
- 逆光なら、露出を被写体に合わせる(画面をタップして明るさ調整)
- どうしても暗いなら、潔あきらめて光学ズーム範囲内で撮る
「ナイトモード」はすごいけど、動く被写体には弱いので注意。
5. サードパーティ製カメラアプリを試す
標準カメラアプリだと、倍率は「0.5」「1」「2」「3」「5」みたいなプリセットから選ぶ形。でも、サードパーティ製アプリを使えば、より細かい倍率設定ができたり、マニュアルフォーカスでピントを微調整できたりします。
- Halide:マニュアル操作に強い定番アプリ
- ProCamera:手ブレ補正の効きを細かく設定できる
有料アプリが多いけど、「どうしてもこの一枚をキレイに撮りたい」って時には頼りになります。
【実体験】ライブ会場と運動会、どっちで差が出る?
実際にどんなシーンで差が出るのか、リアルな口コミをもとに再現してみました。
ケース1:アリーナクラスのライブ
- 15 Pro Max(5倍):ステージ全体はバッチリ。ソロで前に出てきたボーカルの表情まで、何とか確認できるレベル。
- 14 Pro / 15 Pro(3倍):ステージ全体は問題なし。でも、表情まではちょっと厳しい。「誰が歌ってるか」まではわかる感じ。
- 無印モデル(光学品質2倍):ステージ全体を撮るにはちょうどいい。でも、もっと寄りたいってなったら、そこからはデジタルズーム頼み。
照明が明るいライブなら、15 Pro Maxの5倍は確かに強い。でも、暗めのライブハウスだと、どの機種も光学ズーム域で粘るのが精一杯って感じ。
ケース2:小学校の運動会
- 15 Pro Max(5倍):トラックの向こう側で走るわが子を、ドアップで狙える。ゴール前の表情までバッチリ。
- 14 Pro / 15 Pro(3倍):トラック半周くらいまでなら十分。100m走のゴール付近だと、ちょっと物足りないかも。
- 無印モデル(光学品質2倍):自分がゴール付近にいないと、子どもの特定は難しい。デジタルズームに頼ることになる。
ここで重要なのが「天気」。快晴ならどの機種もそれなりに撮れるけど、曇りや夕方になると、光学ズーム倍率が高いモデルほど有利。光量が減ると、どのレンズも画質が落ちるからです。
結局、自分に合ったiPhoneの選び方
さて、ここまで読んで「iphone ズーム 何 倍」の答えはわかりつつも、「じゃあ自分はどれを選べばいいの?」ってなってるはず。
最後に、ズーム性能だけで選ぶなら、こんな基準でOK。
とにかく遠くをキレイに撮りたい人
→ iPhone 15 Pro Max 一択。
5倍光学ズームは、現時点でのiPhone最強。ライブや運動会、旅行先の景色とか、「遠くのものを大きく撮りたい」シーンが多い人には、この性能は大きい。
日常使い+たまに望遠が必要な人
→ iPhone 15 Pro または 14 Proシリーズ
3倍光学ズームでも、日常の8割はカバーできる。カフェのメニュー撮ったり、ちょっと離れた看板を撮ったりには十分。15 Pro Maxより軽いしコンパクトだから、持ち運び重視ならこっち。
「そこそこ」撮れればOK派
→ iPhone 15 / 15 Plus または 14シリーズ
光学品質の2倍ズームは、日常使いにはほんとに十分。Proモデルとの差は確かにあるけど、そこまで画質にこだわらないなら、このクラスで全然幸せになれる。
まとめ:倍率の数字より「どう撮るか」が9割
「iphone ズーム 何 倍」って検索してきた人、最初は「とにかく倍率が高い方がいいんでしょ?」って思ってたかもしれません。
でも、実際は:
- 光学ズームとデジタルズームの違いを理解する
- 自分の使うシーンを具体的にイメージする
- 撮影テクニックをちょっと工夫する
この3つがそろって初めて、「遠くをキレイに撮る」ってゴールにたどり着けるんです。
もちろん、15 Pro Maxの5倍光学ズームはめちゃくちゃ強力。でも、それ以上に大事なのは、今自分が持ってるiPhone(あるいは買おうとしてるiPhone)の特徴を理解して、最大限に活かす方法を知ること。
この記事が、あなたの一枚を最高に引き出すきっかけになれば嬉しいです。
