新品のiPhoneを買った。
あるいは、中古で手に入れたiPhoneをやっと初期化した。
電源を入れて、画面が明るくなって…
「こんにちは」。
ここまでは順調。
なのに、Wi-Fiを選んでパスコード入れたあと、突然こんな表示が出る。
「iPhoneはアクティベートされていません」
「アクティベートできませんでした」
…え、なんで。
さっきまで普通に使えてたのに。
これ、壊れてるの? 私、何か間違えた?
大丈夫です。
あなたのiphoneが壊れたわけじゃない。
このエラーには必ず「理由」と「対処法」があります。
この記事では、今すぐ試せる簡単な方法から、
ちょっと手間はかかるけどほぼ確実に直る最終手段まで、
全部で12の解決策をまとめました。
読めば焦りは消えて、目の前のiphoneが
きっとまた使えるようになります。
H2:アクティベートできないって、そもそも何が起きてるの?
アクティベーションとは、
簡単に言うと「あなたのiphoneが、正規の端末ですよ」
という認証を通す作業です。
アップルのサーバーに端末の情報を送って、
「はい、このSIMカードで使っていいですよ」
という許可をもらう。それがアクティベーション。
つまり、このエラーが出るときは
「サーバーと上手く話せてない」か
「この端末は許可されてません」
のどちらか。
原因は大きく分けて5つしかありません。
- アップル側のサーバーが混んでいる(または止まっている)
- SIMカード(またはeSIM)がちゃんと読めていない
- 前の持ち主のApple IDが残っている
- Wi-Fiや回線の相性が悪い
- iphone本体の一時的な不具合
ひとつずつ、確かめていきましょう。
H2:【5分で試せる】とりあえずこれだけやれば9割直る
まずは超簡単な方法だけ。
ここで直ればラッキー。
直らなくても時間のムダにはなりません。
H3:1. 充電ケーブルを30分以上つなぐ
「え、電池あるのに?」
そう思いました?
でも、これ、意外と盲点です。
完全に放電した状態から充電して起動したiphoneは、
初回アクティベーションのときに必要な電力を確保できず
途中でエラーになることがあります。
一度、純正の充電器にさして30分放置。
そのあともう一度電源を入れ直してみてください。
H3:2. SIMカードの抜き差しと掃除
iphoneの左側(または右側)にある
小さな穴。
付属のピン(なければゼムクリップ)でトレイを出して、
SIMカードをいったん取り出しましょう。
このとき、カードの金属面を指で触らないのがコツ。
もし汚れていたら、メガネ拭きなどでそっとなでるように拭きます。
「え、向き間違えてた…」
という方、意外と多いです。
トレイの溝とカードの切り欠きの形、確認してください。
H3:3. 別のWi-Fiに繋ぎ変える
いま繋いでいるWi-Fi、
実はアクティベーションを通さない設定の可能性があります。
特に:
- 公共のフリーWi-Fi
- 会社や学校のゲストWi-Fi
- 古いルーター
こういった回線だと、アップルのサーバーまで通信が届かないことがある。
スマホのテザリングか、
近所のコンビニのWi-Fi(無料のもの)に
繋ぎ変えてみる。これで直るケースは本当に多いです。
H2:【15分で試せる】SIM/eSIMの問題を切り分ける
5分やってダメなら、次は通信そのものを見直します。
H3:4. 「SIMカードが入っていません」と表示される場合
これ、iphoneがSIMを物理的に認識していない状態です。
まず、さっき抜いたSIMカードを別のスマホに入れてみてください。
別の端末で普通に使えるなら、SIMカードは生きています。
逆に、別の端末でも圏外のままなら、SIMカードの寿命です。
特に:
- 5年以上使っている
- 自分でハサミでカットしたmicroSIMを使っている
この場合は、キャリアのショップに行けば無料で交換してもらえます。
「新しいiphoneに差したら認識しなくて」
と伝えれば、その場で新しいnanosIMを発行してくれます。
H3:5. eSIMを入れ直す
最近は物理SIMじゃなく、eSIMの人が増えています。
eSIMは、目に見えないデータ。
このデータが破損すると、アクティベーションが通りません。
対処法は2つ。
- キャリアのアプリ(ドコモならdアカウント設定、auならau ID設定、楽天ならRakuten Link)でeSIMを再発行
- 購入時に送られてきたQRコードをもう一度スキャン
注意点:eSIMの再インストールはWi-Fi環境が安定している場所で。
モバイル通信が途絶えるリスクがあるので、絶対にフリーWi-Fiは避けてください。
H3:6. APNプロファイルを入れる(格安SIMユーザー限定)
「楽天モバイルじゃないけど、ドコモ回線の格安SIMです」
という方、これ、要チェックです。
mineo、IIJmio、OCNモバイルONEなど、
一部のMVNO(格安SIM事業者)では、
アクティベーション前にAPN構成プロファイルのインストールが必要。
SMSに届いているURLを開くか、
キャリアの公式サイトからプロファイルをダウンロードしてください。
これを入れるだけで、突然Wi-Fiマークが4Gに変わる
…なんてことは、本当にあります。
H2:【ここから本番】Apple IDとアクティベーションロックの壁
ここまでやってもダメなら、
原因はほぼ「セキュリティロック」か「サーバー」のどちらか。
H3:7. アクティベーションロックを確認する
特に中古・譲渡で買ったiphoneの方は要注意。
アクティベーションロックとは、
「前の持ち主のApple IDが、このiphoneにまだログインしたまま」
という状態です。
画面にこう出ていませんか?
- 「このiPhoneは持ち主によってロックされています」
- 「Apple IDとパスワードを入力してください」
これが出ている場合、あなたの力だけでは絶対に解除できません。
まず、アップルの公式サイト
「iCloud アクティベーション ロック ステータス 確認」
で、iphoneのシリアル番号かIMEIを入力。
そこで「ロックオン」と出たら、
出品者や譲ってくれた人に連絡するしかない。
その人が自分のApple IDで、リモートからロックを解除する必要があります。
H3:8. Apple IDのパスワードが思い出せない/2ファクタ認証のコードが来ない
アクティベーションの途中でApple IDを聞かれ、
「パスワードが違います」
「確認コードを入力してください」
ここで詰まっている人。
焦らなくて大丈夫。
iforgot.apple.com
ここにアクセスすれば、
登録した電話番号か「アカウントリカバリー」で
パスワードをリセットできます。
「登録してた電話番号、もう使ってない…」
という方は、数日かかりますが、
アカウントリカバリーの手続きを進めてください。
H2:パソコンを使った「最終手段」
H3:9. パソコンに繋いで「信頼」をリセットする
iphoneをパソコンに初めて繋ぐとき、
画面に「このコンピュータを信頼しますか?」と出ますよね。
ここで間違えて「信頼しない」を選んだ場合、
パソコンとiphoneの認証ができないままになります。
この状態をリセットするには:
これで、次に繋いだときまた「信頼する?」と聞かれます。
H3:10. 復元モード(リカバリーモード)でクリーンインストール
ここからはパソコン必須です。
データは全部消えます。
でも、アクティベートできない状態なら、元々データにはアクセスできない…
失うものはありません。
手順(Face ID機種の場合):
- iphoneをパソコンに繋ぐ
- 音量上ボタンを押してすぐ離す
- 音量下ボタンを押してすぐ離す
- サイドボタンを長押しし続ける(Appleロゴが出ても離さない)
- 画面にパソコンとケーブルのアイコンが出たら手を離す
あとはFinder(古いMacはiTunes)またはWindowsのApple Devicesアプリが
「復元」か「アップデート」を選べと聞いてきます。
必ず「復元」を選んでください。
H3:11. Apple Configurator 2(Macユーザー限定の裏技)
Macをお持ちの方、
アップル純正の無料アプリ Apple Configurator 2 をご存じですか?
これは普通、学校や会社で大量のiphoneを設定するときに使うアプリ。
でも、一般ユーザーのアクティベーションエラーにも効く。
アプリを開いて、iphoneを繋ぐ。
表示された端末を右クリックして「復活」を選択。
iTunes/Finderの復元モードより深いレベルでファームウェアを書き換えるので、
「復元しても直らなかった」という方の最後の切り札になります。
H2:それでもダメなら…(故障・ロック・買い取り)
H3:12. SIMロック/キャリアロックの可能性
「中古で『SIMフリー』って書いてあったのに…」
騙されたわけじゃないかもしれません。
「ドコモ版を買ったけど、ドコモで使うから事実上フリー」
という意味で「SIMフリー」と表記している出品者もいる。
設定アプリが開ける状態なら:
「設定」→「一般」→「情報」
一番下の方にある「キャリアロック」。
ここに「SIMロック」と書いてあったら、
そのiphoneは今のSIMカードでは永久にアクティベートできません。
この場合は、使っているキャリアのショップでSIMロック解除を依頼するか、
解除できない古い機種なら、買い替えも視野に。
H3:12の補足. ハードウェア故障
シリアル番号が「不明」と表示される。
パソコンに繋いでも全く認識しない。
ボタンも全く反応しない。
これは基板(ロジックボード)レベルの故障です。
残念ながら、どんなソフトウェア操作でも直りません。
選択肢は2つ:
- アップル正規サービスプロバイダ(保証期間内なら無償)
- 街の修理業者(非正規、自己責任)
安く済ませたいなら後者。
確実さを取るなら前者。
ただ、保証切れの修理代は端末の買い替えとあまり変わらないことも。
H2:iPhoneがアクティベートできない…実は発売日直後がいちばん多い
ここまで12の方法を書きました。
でも最後に、あなたが悪くないケースをひとつ。
新型iphone発売日
iOSの大型アップデート直後
このタイミングは、世界中の人が一斉にアクティベーションを試みます。
アップルのサーバーは高性能ですが、さすがにパンクすることもある。
深夜2時に試したらスッと通った。
そういう報告、毎年必ずあります。
今夜は諦めて寝る。
これも立派な解決策です。
まとめ:あなたのiphoneは、まだ使える
この記事で紹介した12の方法。
- 30分充電
- SIM抜き差し/清掃
- Wi-Fi変更
- SIMカード交換
- eSIM再インストール
- APNプロファイル
- アクティベーションロック確認
- Apple IDリセット
- パソコンの信頼リセット
- 復元モード
- Apple Configurator 2
- SIMロック/故障の見極め
どれかひとつが、必ずあなたのiphoneに効くはずです。
「iPhoneはアクティベートされていません」
このエラーは、
「壊れた」じゃなくて「まだ許可が下りてないだけ」。
焦らず、ひとつずつ。
あなたのiphoneは、きっとまた使えるようになります。
