「毎月のスマホ代、高すぎない?」
「家計の見直しをしたいけど、何から手をつければいいかわからない…」
そんなふうに感じている方は、意外と多いのではないでしょうか。実は、多くのご家庭で「見直しの効果が大きい」とされているのが、毎月必ずかかる固定費、特に通信費なんです。なかでもスマホ代は、選択次第で月額数千円も違いが出ることも。
この記事では、法令やガイドラインを遵守しつつ、今すぐ実践できるスマホ代の節約方法を4つご紹介します。「いまいち仕組みが難しくて…」と敬遠していた方でも、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
スマホ代の内訳を知ることが節約の第一歩
まずは敵を知ることから。毎月引き落とされているスマホ代は、主に以下のような要素で構成されています。
- 基本使用料: 通信契約そのものに対する料金です。
- 通話料: 音声通話(電話)を利用した分の料金。最近は通話定額プランを選ぶ方が多いかもしれません。
- データ通信料: インターネットを利用するための料金。プランのデータ容量を超えると、速度制限がかかったり、追加料金が発生したりします。
- 端末代金: iphoneなどのスマートフォン本体を分割で購入している場合、その月々の支払いが含まれています。
- 各種オプション料: 保険やセキュリティサービス、動画見放題サービスなど、追加したサービスの料金。
請求明細書を一度じっくり見てみると、「こんなオプションつけてたっけ?」という発見があるかもしれません。まずはご自身の契約内容を確認することから始めましょう。
方法1:格安SIM(MVNO)への乗り換えを検討する
最も効果が大きいとされる方法のひとつが、いわゆる「格安SIM」サービスへの乗り換えです。正式にはMVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれ、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線を借りてサービスを提供しています。
格安SIMの主なメリット
- 料金の安さ: シンプルな料金体系で、月額1,000円台〜3,000円台のプランが中心。事務手数料なども安い場合が多いです。
- プランの柔軟性: データ容量を1GB単位で選べたり、月ごとに容量を変更できたりするサービスも。
- SIMフリー端末の選択肢: 端末と通信契約を分離(SIMフリー)できるので、お得な端末を自由に選びやすくなります。
検討時のポイント
- 対応エリア: 利用する元キャリアの電波を使うので、現在のキャリアのエリアと大きくは変わりませんが、一部サービス(ビジネスホンなど)が利用できない場合があります。
- サポート体制: 店舗が少なく、サポートは電話やオンラインが中心となることが多いです。
- 端末の問題: 現在お使いの端末がSIMロック解除(他社のSIMが使える状態)されていない場合は、解除が必要だったり、端末自体を買い替える必要があったりします。
「大手キャリアからの乗り換え」には少しハードルを感じるかもしれませんが、必要なデータ容量を見直す絶好の機会にもなります。まずは主要なMVNO各社のWebサイトでプランシミュレーションをしてみることをお勧めします。
方法2:大手キャリアの新プラン(「〇〇从」プラン)に切り替える
「格安SIMは不安…でも今のままでは高い」という方には、現在契約している大手キャリア内部でのプラン変更が有効です。近年、各社は従来の高額プランに代わる、シンプルで割安な新プラン(例:ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」)を続々と投入しています。
これらの新プランの特徴
- オンライン申込・サポート: 店舗ではなくオンラインでの契約を前提としているため、人件費などを抑え、料金を低く設定しています。
- シンプルな料金体系: 必要なデータ容量に応じた数種類のプランから選ぶ形が多く、わかりやすいです。
- 大手キャリアの回線そのまま: これまで通りの電波品質と、ある程度の店舗サポートを維持しながら、料金を下げられる可能性があります。
注意点としては、これらの新プランでは、旧来のプランに含まれていたポイント還元や、一部の優待サービスが省略されている場合があります。また、データ容量のオプションなどが限定的かもしれません。今の契約内容と比較表を作り、本当に必要なサービスは何かを見極めることが大切です。
方法3:データ容量とオプションサービスの見直し
プランを変更せずに、今の契約内で改善できる部分もあります。それは「データ容量」と「オプションサービス」の見直しです。
データ容量の見直し
毎月のデータ使用量は、スマホの設定画面で確認できます(「データ使用量」や「モバイル通信」などの項目)。もし、例えば20GBのプランで毎月5GBしか使っていないのであれば、5GBや10GBのプランに変更するだけで基本料金が下がります。Wi-Fi環境を積極的に使うようにするだけでも、データ使用量は減らせます。
オプションサービスの見直し
- スマホ保険は本当に必要ですか?端末が古くなってきたら、修理費用と保険料を比較検討してみましょう。
- 追加している音楽や動画のサブスクリプションサービス。使っていないものはありませんか?
- メールアドレスやセキュリティサービスなど、契約時に勧められてそのままにしているものは?
「月額数百円」でも、1年で数千円、数年で数万円の差になります。定期的な見直しを習慣にしましょう。
方法4:端末の購入方法を見直す
最新のiphoneをキャリアで分割購入すると、端末代金が通信料と一体化し、総額が高く感じられることがあります。端末の入手方法を変えるだけで、長期的に大きな節約になる可能性があります。
他の端末の入手方法
- SIMフリー端末を一括購入する: iphoneのSIMフリーモデルをApple Storeや家電量販店で一括購入し、格安SIMや新プランと組み合わせます。初期費用はかかりますが、トータルの支出を抑えられる場合が多いです。
- 中古端末を検討する: 信頼できる中古販売店や、公式整備済み品を購入する方法もあります。前世代のモデルであれば、性能も十分でお得に入手できます。
- 今の端末を長く使う: スマホは2年ごとに買い替えるもの、という概念を捨ててみましょう。バッテリー交換をすれば、もう2年使えるかもしれません。消費税増税や物価上昇が続く今こそ、スマホ代を節約して家計の健全化を図りたいものです。
まとめ:まずは一歩、現状把握から始めよう
いかがでしたか?今回は、家計の見直しに直結するスマホ代を節約する4つの方法をご紹介しました。
- 格安SIM(MVNO)への乗り換え検討で根本的に見直す。
- 大手キャリアの新プランに切り替えでバランスを取る。
- データ容量とオプションを見直しで無駄を省く。
- 端末の購入方法を見直しでトータルコストを下げる。
どの方法が適しているかは、ご家族の通信利用スタイルや、現在の契約状況によって異なります。いきなり全てを変えようとすると疲れてしまうので、まずはご自身の「今月の請求明細」と「データ使用量」を確認するという、小さな一歩から始めてみてください。
少しの手間で、年間数万円の支出が減るかもしれません。この記事が、ご自身のライフスタイルに合った、無理のないスマホ代の節約のためのヒントとなれば幸いです。
