iPhone Xを使い続けているあなた、そろそろ保護フィルムの貼り替え時期ではないですか? でもいざ選ぼうとすると、「たくさんありすぎて何が違うのか分からない」「結局どれがいいの?」と迷ってしまいますよね。せっかくなら、画面の美しさを損なわず、しっかり守れるものがいい。そんなあなたのための、失敗しないiPhone X フィルム選びの決定版ガイドです。
ガラスフィルムとPETフィルム、何が違う? 守りたいものに合わせた選び方
まず大前提として、フィルムには大きく分けて強化ガラスフィルムとPET(ポリエステル)フィルムの2種類があります。この違いを知ることが、正しい選択の第一歩です。
- 強化ガラスフィルム:落下や衝撃から「画面そのもの」を守る盾
その名の通り、薄いガラスでできています。最大の特徴は、身代わりになって割れることで、iPhone Xの液晶自体への衝撃を吸収すること。ちょっとした落とし打ちでフィルムにヒビが入った経験はありませんか? あれはフィルムが割れることで、大切なディスプレイへのダメージを肩代わりしてくれている証拠です。画面の割れや傷を真剣に防ぎたいなら、ほぼ必須の選択と言えるでしょう。 - PETフィルム:日常の「細かいキズ」から守る軽やかなコーティング
プラスチック素材でできており、非常に薄く、曲面にもフィルムを貼りやすいのが特徴です。強化ガラスほどの衝撃吸収性能は期待できませんが、ポケットの中のホコリや鍵による細かい擦り傷から画面を保護するには十分。画面のフィーリングを変えたくない、なるべく薄いものを好む方にはこちらがおすすめです。
あなたが守りたいのは、「高価な修理代がかかるような大きなダメージ」ですか? それとも「新品のようなピカピカの状態を長く保ちたい」という気持ちですか? 目的をはっきりさせると、自ずと選ぶべき素材が見えてきます。
チェックすべきは4つのポイント! 機能性で選ぶフィルムの種類
素材が決まったら、次は表面の「加工」や「機能」に注目しましょう。同じガラスフィルムでも、仕上げによって使い心地が大きく変わります。
- クリアな発色を楽しむ「グレア(光沢)タイプ」
最もスタンダードなタイプです。iPhone Xの鮮やかなOLEDディスプレイの発色をそのまま楽しみたい、動画や写真をきれいに見たいという方にぴったり。画面がくっきりと見える反面、光の反射や指紋が付きやすいという側面もあります。 - 反射を抑えて操作しやすい「アンチグレア(非光沢)タイプ」
表面が微細にざらついており、光の反射を散乱させます。屋外での視認性が高く、指紋や脂汚れが目立ちにくいのが最大のメリット。ゲームや素早いスワイプ操作が快適です。その代わり、画面が少し白っぽく(色褪せて)見えることがあるので、発色重視の方は注意が必要です。 - 目の疲れが気になる方へ「ブルーライトカットタイプ」
画面から発せられるブルーライトを軽減する効果をうたったフィルムです。長時間のスマホ使用で目が疲れやすい、就寝前の使用が多い方から支持されています。フィルムを通すと画面全体がわずかに琥珀色がかる傾向がありますが、最近はその度合いが控えめになった商品も増えています。 - プライバシー保護に役立つ「覗き見防止タイプ」
左右斜めからの視認を防ぐ特殊な加工が施されています。満員電車の中やカフェで、他人にメールやSNSの内容を見られたくないシーンで活躍します。ただし、正面から見てもやや暗く見えるため、普段使いには向かない場合もあります。
意外と盲点! スマホケースとの「相性」が超重要
せっかく高性能なフィルムを選んでも、これが原因で台無しになることがあります。それは、お気に入りのスマホケースとの「干渉」 です。
最近のケースは、画面を守るために縁が少し盛り上がった「フチ高設計」がほとんど。ここに、画面の曲面部分(カーブしている端っこ)までピタリと覆う「全面カバータイプ」のフィルムを組み合わせると、ケースのフチがフィルムの端を押し上げてしまうことがあります。
結果、フィルムが浮いてしまい、ほこりがたまりやすくなり、最悪の場合はその部分から割れてしまうことも。これを防ぐには、「ケースフレンドリー」や「ケースと干渉しない」とうたわれている商品を選ぶか、ケースとフィルムを同じブランドのセットで購入するのが確実です。購入前のチェックリストに、ぜひ「ケースとの組み合わせ」を加えてみてください。
もう失敗しない! プロ直伝・気泡なしキレイな貼り方のコツ
フィルム選びと同じくらい大切なのが「貼り方」です。高いフィルムも、貼り方が悪ければその性能は発揮されません。貼り付けが苦手な方でも成功率がグンと上がる、ちょっとしたコツをお教えします。
- 準備:貼る場所は「きれいな密室」が理想
貼り付けの大敵は、ほこりやゴミ、そして乾燥による静電気です。理想は、水蒸気で空中のほこりが舞い落ちた「入浴直後の浴室」。もしキッチンなどで行う場合は、作業前に床を少し湿らせて掃除し、エアコンは止めましょう。スマホ本体の画面も、付属のクリーニングシートで入念に拭いてください。 - 実践:位置合わせは「縦位置」で行う
フィルムを横位置で合わせようとすると、左右のバランスを取るのが難しいです。iPhone Xを縦向きに持ち、フィルムの上部(スピーカー部分の切り欠き)をまず正確に合わせる。それからゆっくりと下部を下ろしていくと、自然と中心に収まります。最近では「貼るピタ」のような位置合わせガイド付きの商品も増えているので、そういったツールを活用するのも手です。 - 仕上げ:気泡は外側へ追い出す
どうしても小さな気泡が入ってしまったら、付属のスクイージーカードや、硬めのクレジットカードの角を使います。気泡の端から、ゆっくりと画面の外縁に向かって押し出すように動かしましょう。無理に押しつぶそうとすると、フィルムに傷がつくことがあります。本当に取れないごく小さな気泡は、数日経つと自然になくなることも多いです。
あなたにぴったりの一枚はどれ? iPhone Xフィルムの選び方まとめ
ここまで、素材、機能、ケースとの相性、貼り方と見てきました。最後に、あなたのライフスタイルに合わせた選び方の指針をまとめます。
- とにかく画面割れが心配! しっかり守りたい人
→ 強化ガラスフィルムが必須。さらに、落下テストの基準をクリアした「軍用規格(MIL規格)」対応をうたう商品や、「9H硬度」といった高い耐傷性をアピールする商品を選ぶとより安心です。 - 画面の発色と薄さを重視したい人
→ 高品質なPETフィルムか、極薄(0.15mm程度)のガラスフィルムが候補になります。特にPETフィルムは貼っていることを忘れるほどのフィーリングで、画面の美しさを損ないません。 - ゲームや屋外での使用が多い、操作感を最優先したい人
→ 指の滑りが良く反射も少ないアンチグレア(非光沢)加工のフィルムがおすすめです。画面の見え方よりも、快適で確実な操作を求める方に支持されています。 - 貼るのが超不安…失敗したくない人
→ 貼り付けガイド(アライメントフレーム)付きの商品を探しましょう。最近は、ガイドにセットするだけで簡単に位置合わせができる優れものが多く発売されています。
どんなに優れたフィルムも、定期的なチェックと交換が本当の保護につながります。ひび割れや端の浮き、大きな傷が目立ってきたら、それは交換のサイン。iPhone Xの美しい画面を、最高の状態で長く楽しむために、ぜひこのガイドを参考にぴったりの一枚を見つけてくださいね。
