PCを買うとき、画面のスペックや性能と一緒に悩むのが「サポートの追加」。カートに入れる直前にある、「プレミアサポート」とか「延長保証」ってやつ、いったい誰のためのものなんだろう? あれを選ぶべきか、無視して予算をSSD増設に回すべきか…。
特にビジネスで使うThinkPadなどのノートパソコンを検討していると、「プレミアサポート」という言葉がよく目に入りますよね。「なんか高そう」「本当に必要なの?」というのが本音ではないでしょうか。実は私も、3年前にメインの仕事用マシンを購入する時、かなり迷いました。結局、3年間のプレミアサポートに加入して使い倒してみた今、あの時の判断は間違いではなかったと思っています。
でも、これはあくまで「私のような使い方」をしたからです。今日は、この経験をふまえて、Lenovoプレミアサポートが「買ってよかった!」と心から思える人と、「実はあんまり必要なかったかも」という人を、具体的に分けてお話しします。あなたがどちらのタイプに近いか、判断の参考にしてみてください。
プレミアサポートの正体は「時間保険」と「ストレス保険」
まず、プレミアサポートを「ただの修理保証の延長」と思っているなら、それは少し違います。その本質は、「ダウンタイム(機械が使えない時間)を極限まで短縮するサービス」 です。そして、その過程であなたが感じる「困った」というストレスを肩代わりしてくれる契約なんです。
通常の保証でも修理はしてくれますが、問い合わせ→診断→配送→修理センター到着→…というプロセスにはどうしても時間がかかります。ビジネスシーンでは、この「数日間、仕事の道具が使えない」状態が大きな損失につながります。
プレミアサポートはここに切り込みます。代表的な特長はこの3つです。
- 24時間365日、専門のサポートデスクに電話できる:土日深夜のトラブルでも、最初から技術的な話が通じる窓口につながります。
- オンサイトサービスの条件が格段に良くなる:故障時に、エンジニアがあなたの指定した場所(オフィスや自宅)に来て、その場で修理してくれるサービス。プレミアサポートでは、条件が合えば翌営業日に来てくれることが約束されています。
- 専任のテクニカルアカウントマネージャー(TAM)がつく:複雑な問題が起きた時、問い合わせを内部で確実にエスカレーションし、解決まで追いかけてくれる「ナビゲーター」のような存在です。
要するに、「早く、確実に、専門家に解決してもらう権利」を買うのがプレミアサポートなのです。
「絶対に加入すべき」と言える、3つのユーザータイプ
では、どんな人がこの「権利」に大きな価値を見いだせるのでしょうか。私の経験と観察から、以下の条件に当てはまる人は、真剣に検討する価値が非常に高いです。
1. モバイルワークが命のビジネスパーソン
電車やカフェ、顧客先でノートパソコンを開くことが日常の方。移動が多いほど、落下や液体こぼれなどのアクシデントリスクは跳ね上がります。プレミアサポート(特に「アドシデントダメージ保証」付きのプラン)は、こうした事故による故障もカバーします。万が一コーヒーをこぼしても、高額な基盤修理費を自己負担せず、最短で次のマシンを手にできるのは、精神的な安心感が段違いです。
2. 小〜中規模の会社で「頼れるIT担当者」であるあなた
社内に大規模なIT部門がなく、あなたが一番詳しい…という立場ではありませんか? プレミアサポートは、あなたの「社内ヘルプデスク」として機能します。トラブル時に、まずあなたが同僚のPCを直すのではなく、プロのサポートデスクに電話して任せられる。これだけで業務への集中力が全く違います。24時間対応は、リモートワークの同僚が夜間に困っていても、的確な初動対応を指示できる強みです。
3. 高価なフラッグシップモデルを使っている人
ThinkPad X1 Carbonなどの高額機種は、修理部品の単価も当然高くなります。保証期間後だと、1回の修理でプレミアサポート数年分の費用が飛ぶことも珍しくありません。高級車に保険をかける感覚で、資産を守るための投資と考えましょう。
「ちょっと待った。あなたには必要ないかも」というケース
一方で、私の周りには「加入したけど、結局一度も使わなかった」という人も確かにいます。以下のような使い方の方は、まず標準保証で様子を見るのが賢明かもしれません。
1. 据え置き型のデスクトップ(ThinkCentreなど)を静かな環境で使う方
デスクトップはノートに比べて物理的なストレスが少なく、故障率自体が低い傾向があります。また、故障したとしても、代替機を使いながらのんびり修理を待てる環境であれば、「翌営業日対応」の緊急性は下がります。
2. PCを主に自宅で趣味として使う方
動画視聴、ネットサーフィン、書類作成が中心で、1日数時間の利用であれば、故障の絶対確率は下がります。もし壊れても、仕事の締め切りに追われるようなストレスは少ないでしょう。その場合は、修理期間を気長に待つ選択肢もあります。
3. 社内に充実したITサポート部門がすでにある大企業のユーザー
全ての一次対応から修理手配まで、社内の専門チームが面倒を見てくれる環境であれば、メーカーへの問い合わせ自体が少なくなります。既に「プレミアサポート」と同等以上のサービスを内製化されているケースです。
私の「決め手」となった、あの実際の体験談
私がプレミアサポートの価値を実感したのは、購入から2年経った時です。重要な商談資料を作成中に、ThinkPadのキーボードが突然一部効かなくなりました。打合せ前日で、時間は夕方6時過ぎ。
- プレミアサポート専用番号に電話:5分待たずに担当者につながり、症状を伝える。
- 遠隔診断:担当者がバックグラウンドで簡易診断を実施(許可が必要です)。ハードウェア故障の可能性が高いと判断。
- 即時対応案の提示:その場で、「明日の午後、オフィスにエンジニアを手配し、キーボードユニットを交換する」という案を提示される。
- 翌日、1時間で修理完了:約束通りエンジニアが来訪。1時間ほどで交換修理が終わり、データは一切触られず、そのまま作業を継続できた。
もし標準保証だったら、梱包して発送手配→修理センター到着→見積もり→修理→返送…という流れで、少なくとも1週間は仕事のペースが乱れていたでしょう。この1回の体験で、サポート費用以上の「時間と平静」を買えたと思っています。
迷ったときの最終チェックリスト:購入前の心得
最後に、加入を迷っているあなたへ、決断を後押しするためのポイントをまとめます。
- 購入時がチャンス:新規購入と同時に追加するのが最も割安です。キャンペーンで実質半額になることも。後からの追加は割高になります。
- 「アドシデントダメージ保証」の有無を確認:液体・落下・落雷などの事故カバーは、モバイルユーザーにはほぼ必須のオプションです。プランに含まれているか要確認。
- 自分の「ダウンタイムコスト」を考えてみる:あなたの1時間の労働単価は? PCが1日使えないと、どれだけの機会損失がある? その金額と、サポートの年間費用を比べてみましょう。
Lenovoプレミアサポートは、あなたの働き方を守る「相棒」
いかがでしたか? Lenovoプレミアサポートは、全ての人に必要なサービスではありません。しかし、「PCの不具合が、収入や信用に直結する」と感じている人にとっては、最高のビジネスパートナーになり得ます。
結局のところ、これはあなた自身の時間と平静への投資です。モバイルワークが当たり前の今、単なる「モノ」であるPCを、「絶対に止められないビジネスの生命線」に変えてしまうリスクに、どう備えるか。プレミアサポートは、その確かな答えの一つとして、今でも私の選択肢にしっかりと根付いています。
あなたの大切な働く時間を、しっかりとサポートしてくれる相棒を見つけられることを願っています。
