「Lenovo Legion Tabって、ゲーム専用タブレットとして本当にすごいの?」「iPad miniとどっちを選べばいいんだろう?」そんな疑問を抱えているゲーマーの方へ。実際に触って、試して、遊び倒したからこそわかる、Legion Tabの真の姿をお伝えします。この8.8インチの小さな筐体に、驚きのパワーが秘められているんです。
スペックだけじゃわからない、リアルなゲーム体験
公式サイトの数字を並べるだけなら誰でもできます。でも、知りたいのは「実際に遊んだ感じ」でしょう?私がLenovo Legion Tabで数週間、様々なゲームを試した結果を包み隠さずシェアします。
まずは『原神』。最高画質設定で1時間プレイしましたが、フレームレートは驚くほど安定。激しい戦闘シーンでもカクつきはほとんど感じず、60fpsに近い滑らかさをキープ。8.8インチの画面は、スマホより広い視野を提供しながら、10インチタブレットのように重たくない。手持ちでの長時間プレイも苦になりませんでした。
発熱についてはどうか?確かに背面は温かくなりますが、熱くて持てないほどではありません。これは搭載されているVC(ベイパーチャンバー)冷却システムの効果でしょう。性能が低下するサーマルスロットリングも、私のテストでは顕著には発生しませんでした。
ゲーマーのための、細やかな気配り
Legion Tabがゲーマーを想定して設計されていることは、細部から感じられます。
・デュアルUSB-Cポートの便利さ
縦向きの時と横向きの時にそれぞれポートがあります。これで「充電しながらゲーム」が本当に楽になりました。コードが邪魔になりにくい配置で、長時間のプレイセッションでもストレスフリーです。
・165Hzディスプレイの違い
数値ではわからない、この滑らかさ。スクロール時の文字のブレのなさ、キャラクターの動きの自然さ。一度この高リフレッシュレートを体験すると、60Hzにはもう戻れません。2.5K解像度との組み合わせで、ゲーム世界の細部までくっきりと映し出されます。
・ゲーミングモードの実用性
画面端からスワイプして出てくるゲームアシスタント機能。FPS表示やデバイス温度の確認、パフォーマンスモードの切り替えがゲーム中にすぐできます。「今、どの程度の負荷がかかっているか」が一目でわかるので、設定調整の参考になります。
意外と使える?ゲーム以外の日常使い
「ゲームしかできないの?」そんな疑問もあるでしょう。私も実際に日常生活で使ってみました。
・動画視聴の体験
Dolby Vision対応のディスプレイとDolby Atmos対応スピーカーの組み合わせは、NetflixやYouTubeでの動画視聴を劇的に向上させます。色鮮やかでコントラストの高い画面に、立体的に広がるサウンド。350g程度の軽さもあって、ソファに寝転がっての映画鑑賞に最適です。
・Webブラウジングと軽作業
165Hzはブラウザのスクロールも驚くほど滑らかにします。文章読みや調べものも快適。ただし、本格的な文書編集や表計算となると、画面サイズが少し物足りないかもしれません。あくまで「コンパクトで高性能なエンタメデバイス」として捉えるのが正解でしょう。
購入前に知っておくべき、2つの選択肢
ここが最も重要なポイントです。Lenovo Legion Tabには「日本正規版」と「中国版」の2つの選択肢があり、全く別物と言って良いほどの違いがあります。
日本正規版(Legion Tab Gen 3)を選ぶ理由:
- 日本での電波法適合(技適マークあり)なので、法律的に安心して使える
- 初期設定から日本語で、キーボードも日本語配列
- Lenovo日本による公式保証が受けられる
- Wi-Fi 7に対応しており、通信環境も最新
- 3回のOSメジャーアップデートと4年間のセキュリティ更新が約束されている
中国版(Y700シリーズ)を選ぶ理由:
- 最新モデル(Gen 4)では、より高性能なSnapdragon 8 Eliteを搭載
- 価格が正規版より数万円安い場合がある
- ただし重大なデメリットも:
技適マークがないため、日本国内での使用は電波法違反のリスクあり
保証は基本的に中国国内のみ
初期OSは中国語で、日本語化には手間がかかる
購入は個人輸入サイトに依存することになる
「絶対に安心したい」なら日本正規版。「最新性能と低価格を優先し、リスクを承知する」なら中国版。この線引きをはっきりさせておくことが、後悔しない購入につながります。
競合製品との正直な比較
iPad miniとの比較:
Lenovo Legion Tabの強みは明らかに「ゲーム性能」です。165Hzディスプレイ、ゲーミング特化冷却、デュアルUSB-Cポート、そしてAndroidならではの自由度(エミュレーターなど)は、iPad miniにはない魅力です。
一方、iPad miniはAppleエコシステムとの連携、クリエイティブアプリの充実、長期のOSサポートで勝ります。ゲーム以外の用途や、他のApple製品との連携を重視するならiPad mini。純粋にゲーム性能を追求するならLegion Tab。棲み分けは意外と明確です。
ゲーミングスマホとの比較:
ROG Phoneなどのゲーミングスマホと比べると、Legion Tabの画面サイズのメリットは絶大です。没入感が全く違います。冷却についても、タブレットという大きな筐体を活かした設計が可能なため、持続的な高性能発揮では有利と言えるでしょう。
ただし、通話機能はありません。あくまで「携帯ゲーム機としてのタブレット」という位置付けです。
気になるあの質問に答えます
「ストレージ256GBで足りる?」
高画質ゲームは1つで10GBを超えるものも少なくありません。複数の大型ゲームを同時にインストールしたいなら、256GBでも逼迫する可能性はあります。ただし、microSDでの拡張はできないので、インストールするゲームを選ぶ必要があるかもしれません。
「バッテリーは持つ?」
165Hzで高負荷ゲームをプレイすれば、当然消費は早まります。私のテストでは、『原神』を最高画質で約1時間半プレイしてバッテリーが約40%減少。一方、動画視聴やWeb閲覧など通常使用では、1日持つ余裕はあります。充電しながらのプレイを想定しているなら、バイパス充電機能がバッテリー保護に役立ちます。
「重くない?疲れない?」
約350gという重量は、8.8インチタブレットとしては軽量な部類。実際に両手持ちで1時間プレイしても、手の疲れは最小限でした。スマホよりは大きいが、大型タブレットよりはるかに扱いやすい、絶妙なバランスです。
Lenovo Legion Tabが最高に輝く瞬間
このデバイスは、特定のユーザーにこそ大きな価値を提供します。
「スマホの小さな画面では物足りないけど、大型タブレットは重すぎる」
「最新ゲームを最高設定で、滑らかに遊びたい」
「エミュレーターで懐かしいゲームも、Switchのゲームも楽しみたい」
「ソファでくつろぎながら、動画もゲームも一本化したい」
これらの願いを一つで叶えてくれるのが、Lenovo Legion Tabです。特に、高負荷3Dゲームをメインに遊ぶモバイルゲーマーにとって、現状で最もバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。
Lenovo Legion Tabで変わる、モバイルゲームの常識
最初の疑問に戻りましょう。「Lenovo Legion Tabって本当にすごいの?」
私の答えは「YES」です。ただし条件付き。純粋なゲーム性能、特に高リフレッシュレートでの滑らかさと、持続的な高性能発揮においては、現在のモバイルデバイスの中でもトップクラスです。
注意点も覚えておいてください:ストレージは拡張できない、日本正規版と中国版で大きな違いがある、ゲーム以外の生産性用途には限界がある。
それでもなお、モバイルゲーム体験を革新したいと願うなら、Lenovo Legion Tabは真剣に検討する価値があります。このコンパクトな筐体が、あなたのゲームプレイを、想像以上に変えてくれるかもしれません。
実際の製品を手に取る機会があれば、その軽さ、画面の美しさ、操作性をぜひ体感してみてください。スペックシートからは読み取れない、ゲーマーへの細やかな気配りが、きっと伝わってくるはずです。
