こんにちは。今日は多くのMacBook Proユーザーが気になる「充電器のワット数」について、分かりやすく解説していきます。付属の充電器が大きすぎる、外出用にもう一つ欲しい、壊れてしまったので買い替えたい――そんな時に「どのワット数を選べばいいんだろう?」と迷った経験はありませんか?
この記事では、MacBook Pro充電器のワット数について基本的な知識から、あなたのモデルに合った選び方、知っておくと便利なポイントまでを詳しくご紹介します。最後まで読めば、自分にぴったりの充電器を自信を持って選べるようになるでしょう。
そもそも「ワット数」って何?なぜ重要なの?
まずは基本から。充電器に表示されている「W」という単位、これがワット数です。ワット数は充電器が最大でどれだけの電力を供給できるかを示す数値。簡単に言えば、数字が大きいほど多くの電力を送れる「力強い」充電器ということになります。
なぜこれが重要かと言うと、あなたのMacBook Proのモデルによって必要な電力が異なるからです。小さな13インチモデルと、パワフルな16インチモデルでは、必要なエネルギー量がまるで違いますよね。適切なワット数を選ぶことは、効率的な充電だけでなく、MacBook Proの性能を十分に引き出すためにも大切なのです。
まずは確認!あなたのMacBook Proに必要なワット数
あなたのMacBook Proに合った充電器を選ぶ第一歩は、今使っているモデルに必要なワット数を確認することから始めます。
最も簡単な方法は、現在付属している純正充電器をチェックすること。充電器本体の小さな文字の中に「XXW」という表示があれば、それが現在のワット数です。もし充電器が手元にない場合は、MacBook Proの「システム情報」からも確認できますよ。
Appleメニューから「Option」キーを押しながら「システム情報」を選択し、「電源」セクションを見てみましょう。そこに「AC充電器情報」としてワット数が表示されています。
主要モデル別の推奨ワット数ガイド
一般的な目安として、Appleが各モデルに推奨しているワット数は以下の通りです:
- 13インチMacBook Pro(2016年以降):基本的には61Wが推奨されています。ただし、M2チップを搭載した最新モデルでは67W以上の充電器が推奨される場合があります。
- 14インチMacBook Pro(2021年以降):67W、70W、あるいは96Wの充電器がモデルによって推奨されています。特にM3/M3 Pro/M3 Maxチップ搭載モデルは70W以上、高速充電を利用したい場合は96W以上の充電器が必要です。
- 16インチMacBook Pro(2019年モデル):96Wの充電器が推奨されています。
- 16インチMacBook Pro(2021年以降のモデル):140Wの充電器が必要です。M2 Pro/Max、M3 Pro/Max、M4 Pro/Maxチップを搭載したモデルがこれに該当します。
高速充電について知っておきたいこと
2021年以降に発売された14インチおよび16インチMacBook Proには、「高速充電」という便利な機能が搭載されています。これは約30分でバッテリーを最大50%まで充電できる画期的な技術です。
ただし、高速充電を利用するには条件があります:
- 14インチモデルの場合:96W以上のUSB-C電源アダプタと、それに対応したケーブルが必要です。
- 16インチモデルの場合:140W USB-C電源アダプタと、USB-C – MagSafe 3ケーブル(通常付属しています)または240W USB-C充電ケーブル(別売)の組み合わせが必須です。
特に16インチモデルで140Wの充電を行う場合は、通常のUSB-Cケーブルの規格上限(100W)を超えるため、特別なMagSafe 3ケーブルが必要になる点に注意してください。
サードパーティー製充電器を選ぶ際の必須チェックポイント
純正Apple充電器以外を検討する場合、以下のポイントを確認することで、安全かつ快適に使用できる製品を選ぶことができます。
1. USB Power Delivery(USB PD)対応かどうか
現代のMacBook Proは、この規格を使って効率的な充電を行っています。「USB PD対応」と明記されている製品を選ぶことが絶対条件です。
2. 推奨ワット数以上の出力があるか
基本ルールとして、付属の純正充電器と同等かそれ以上のワット数の製品を選びましょう。ワット数が低すぎると、MacBook Proを使いながら充電している時に「充電が追いつかず、バッテリーが減っていく」という現象が起こる可能性があります。
安心してください。逆に、ワット数が高すぎても問題ありません。MacBook Proは必要な分だけ電力を受け取る仕組みになっているので、安全に使用できます。
3. ケーブルの仕様も重要
充電器本体だけでなく、使用するケーブルの性能にも注目しましょう。特に100Wを超える充電を行う場合、それに対応したケーブルが必要です。ケーブルの最大電力は「電圧(V)×電流(A)」で計算できます(例:20V×5A=100W)。
4. 安全規格(PSEマーク)を確認
日本国内で使用する充電器は、電気用品安全法の基準を満たしていることが必須です。製品に「PSEマーク」が付いているか必ず確認しましょう。
競合記事にはない!ユーザー視点の実践的アドバイス
多くの選び方ガイドは基本的なスペック比較で終わっていますが、実際のユーザーが知りたいのはもう一歩先の情報ではないでしょうか。ここからは、実際の使用シーンに即したアドバイスをお伝えします。
「純正充電器は重くて大きい。もっとコンパクトな選択肢は?」
はい、あります。近年のサードパーティー製充電器、特に窒化ガリウム(GaN) という素材を使用した製品は、飛躍的に小型化・軽量化が進んでいます。例えば65Wクラスの充電器で約100g前後の製品が多く、純正品と比べて半分以下の重量・体積のものも珍しくありません。
「自宅と外出先で充電器を使い分けるべき?」
これは多くの上級ユーザーが実践している賢い使い分け方です。
- 自宅やオフィス用:付属の純正充電器を据え置き使用。こうすることで抜き差しの手間が省け、ケーブルの劣化も防げます。
- 外出用:小型軽量なサードパーティー製充電器を別途用意。カバンの中がスッキリし、移動時の負担が軽減されます。
「複数のデバイスを同時に充電したい」
そんな方には、マルチポートタイプの充電器がおすすめです。USB-Cポートを2つ以上備えた65Wや100Wの充電器なら、MacBook Proと[iPhone](amazon_link product=”iphone”)、[iPad](amazon_link product=”ipad”)などを1台の充電器で同時充電可能。旅行時の荷物が大幅にコンパクトになります。
選ぶ際は、ポート全体の合計出力と、各ポートに振り分けられる最大出力を仕様表で確認することがポイントです(例:65W充電器が、1ポート使用時は65W、2ポート使用時は45W+20Wに分配など)。
「M1/M2/M3など、チップの違いで充電器は変えるべき?」
これはよくある疑問ですが、基本的にはモデル(画面サイズと発売年) が同じであれば、必要なワット数は同じと考えて問題ありません。
ただし、高性能チップ(Pro/Max)を搭載する高エンドモデルで、動画編集や3Dレンダリングなど電力消費の大きい作業を頻繁に行う場合は、推奨ワット数の充電器を使用することで、パフォーマンスを最大限に引き出せる可能性があります。とはいえ、日常的な使用では、そのモデルに付属していたワット数の充電器を使っていれば、ほとんどの場合で十分です。
最適な充電器を選ぶ4つのステップ
ここまで読んでいただいた知識を踏まえ、実際に充電器を選ぶ際の具体的な手順をまとめます。
ステップ1:確認
自分のMacBook Proの正確なモデルと、付属していた(または推奨されている)充電器のワット数を把握する。
ステップ2:基準設定
そのワット数を最低基準とし、同等かそれ以上のワット数を目標にする。
ステップ3:要件定義
自分が最も重視する条件を明確にする。「小型軽量さ」「マルチポート機能」「予算」など、優先順位を考えてみましょう。
ステップ4:条件絞り込み
上記を満たす製品から、「USB PD対応」 かつ「PSEマーク」 がある製品に絞り込み、ユーザーレビューなどを参考に最終決定する。
MacBook Pro充電器のワット数選びで本当に大切なこと
いかがでしたか?MacBook Pro充電器のワット数を選ぶ際には、まず自分の機種に合った推奨値を知ることがスタートラインです。そして、安全規格を満たした信頼できる製品から、自分のライフスタイルに合った機能やデザインのものを選ぶ――これが基本です。
Apple純正品の確かな信頼性と、サードパーティー製品の優れた携帯性・多機能性。この両者のバランスを、自分の使用シーンに合わせて取ることが、快適な充電環境を手に入れる秘訣です。
最初の疑問「どのワット数を選べばいいんだろう?」が、少しでも解消されていれば嬉しいです。あなたにぴったりの充電器が見つかり、毎日のMacBook Proライフがより快適になることを願っています。
