「気づいたらアプリが増えて、ストレージがいっぱい…」
そんな経験、ありませんか?タブレットは便利ですが、使わないアプリを放置しておくと動作が重くなったり、通知が増えたりして快適さが失われます。
この記事では、**AndroidタブレットとiPad**それぞれでのアプリの消し方を、初心者でもわかりやすく解説します。加えて、削除できないアプリへの対処法や、削除時の注意点もまとめました。
そもそも「削除」と「アンインストール」は違う
まず押さえておきたいのが、「削除」と「アンインストール」は同じではないということ。
ホーム画面からアイコンを消すだけでは、アプリ本体は残ったままのケースが多いです。
本体を消す「アンインストール」を行わないと、ストレージの空き容量は増えません。
この違いを理解しておくと、タブレットを整理するときに迷わず操作できます。
Androidタブレットでアプリを消す方法
Androidでは、いくつかの方法で不要アプリを削除できます。どれも簡単なので、やりやすい方法を選びましょう。
1. ホーム画面から消す
- ホーム画面で不要なアプリアイコンを長押しする
- 表示されたメニューから「アンインストール」または「削除」を選択
- 確認ダイアログが出たら「OK」をタップ
この操作で本体も削除できる場合があります。ただし、「削除」とだけ表示される場合は、アイコンだけが消える仕様の可能性もあるので注意です。
2. 設定から削除する
より確実に消したいなら、「設定」から操作しましょう。
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」または「アプリと通知」を選択
- 削除したいアプリをタップ
- 「アンインストール」を選ぶ
これでアプリ本体ごと削除できます。ホーム画面に表示されていないアプリも見つけられるため、整理に便利です。
3. Google Play ストアから削除する
- 「Google Play ストア」を開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「アプリとデバイスの管理」→「管理」タブを開く
- 不要なアプリにチェックを入れて「アンインストール」
一括で複数アプリを削除できるのが特徴。効率的に整理したい人におすすめです。
iPadでアプリを消す方法
iPad(iPadOS)も操作は簡単です。ただし、Androidとは少し手順が異なります。
1. ホーム画面から削除する
- 消したいアプリを長押し
- 「アプリを削除」を選択
- 「削除」をタップして確定
この方法が最も手軽。アプリアイコンの左上に「-」マークが出るので、それをタップしても削除できます。
2. 設定から削除する
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」→「iPadストレージ」を選ぶ
- 一覧から不要アプリをタップ
- 「アプリを削除」を選択
アプリのサイズやデータ量も確認できるので、容量を圧迫しているアプリを探すのに便利です。
3. 「オフロード」でデータを残す
iPad独自の便利機能が「オフロード」です。
これは、アプリ本体だけを削除してデータは残しておく方法。後で再インストールすれば、元の状態に戻せます。
設定アプリの「iPadストレージ」から「Appを取り除く」を選ぶだけ。
容量節約と利便性を両立できる、優れた機能です。
消せないアプリへの対処法
「アンインストール」ボタンが表示されないアプリもあります。これは主に、最初から端末に入っている「プリインストールアプリ」です。
Androidの場合
設定画面で「無効にする」という選択肢が出ることがあります。
これを選ぶとアプリは動かなくなり、ホーム画面からも消えます。
ただし、完全に削除されるわけではなく、端末内には残る状態です。
また、一部のキャリアアプリやシステム関連アプリは無効化もできません。そうした場合は、無理に削除しようとせず、通知をオフにするなどで対応しましょう。
iPadの場合
iOS 11以降では、標準アプリの多くが削除可能になりました。
ただし「設定」や「App Store」など、システムの中枢を担うアプリは削除できません。
ホーム画面を整理したいときは、フォルダにまとめて視界から隠すのがおすすめです。
削除時に注意したいポイント
データのバックアップを忘れずに
アプリをアンインストールすると、アプリ内のデータも消えます。
特にゲームやチャットアプリなど、再ログインが必要なアプリは事前にデータ引き継ぎを確認しておきましょう。
削除後に動作が改善するケースも
不要アプリを減らすと、ストレージの空きが増え、動作が軽くなることがあります。
また、バックグラウンドで通信や更新を行うアプリが減ることで、バッテリー持ちも良くなります。
再起動や安全モードで削除できることも
一部のアプリが削除できない場合、端末を再起動したり、安全モードで起動して削除を試すと成功することがあります。
ただし、これは不具合がある場合の一時的な対処として使いましょう。
不要アプリを整理してタブレットを快適に使おう
アプリを整理すると、動作が軽くなり、ストレージに余裕ができます。
特に長く使っているタブレットほど、使わないアプリが溜まりがちです。
次のような習慣を取り入れると、常に快適な状態を保てます。
- 定期的に「使用していないアプリ」を見直す
- ストレージ容量をチェックする
- オフロードや無効化で必要なアプリだけ残す
これだけで、動作のもたつきが減り、使い勝手がぐっと良くなります。
タブレットをリフレッシュする感覚で、ぜひ試してみてください。
まとめ:タブレットアプリの消し方を知って、快適な環境を手に入れよう
タブレットのアプリ削除は、「アンインストール」=完全削除と覚えておくのが基本です。
Androidでは「設定」や「Google Play ストア」から、iPadでは「設定」や「オフロード」を使って、不要なアプリを整理できます。
もし削除できないアプリがあっても、無効化やフォルダ整理などで対応可能。
一度整理するとタブレットの動作が軽くなり、日々の使い心地が見違えます。
今日から少し時間を取って、タブレットアプリの消し方を実践してみましょう。
あなたのタブレットが、また快適に動き出すはずです。
