タブレットでアイビスペイントを使うコツ!初心者が知っておきたい設定と描き方

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タブレットでイラストを描くなら、「アイビスペイント(ibisPaint)」は外せないアプリのひとつです。無料で使えるとは思えないほど高機能で、線画から塗りまで一通りの作業ができます。でも、最初は設定やツールが多くて少し戸惑うかもしれません。

この記事では、初心者がタブレットでアイビスペイント(ibisPaint)を快適に使うためのコツと設定、描き方のポイントをわかりやすく紹介します。これから絵を描き始めたい人、スマホからステップアップしたい人にもおすすめの内容です。


アイビスペイントとは?タブレットで使う魅力

アイビスペイントは、スマホやタブレットで動くお絵描きアプリです。レイヤー、ブラシ、トーン、選択ツールなど、パソコン用ソフト並みの機能を備えています。なかでもタブレットは画面が広く、指やペンで直感的に描けるのが最大の魅力です。

Apple Pencilやスタイラスペンに対応しており、筆圧感知機能も使えるので線の強弱を表現できます。無料版でも広告を見ることでほとんどのブラシが解放され、有料版にすると広告なしでより快適に作業可能です。


まずはここから!新しいキャンバスの作り方

アプリを開いたら、まず「マイギャラリー」から「+」ボタンを押して新規キャンバスを作成します。
用途に応じておすすめのサイズは次の通りです。

  • SNS用のイラスト:1,080×1,080px(300dpi)
  • A4サイズ印刷用:2,480×3,508px(350〜600dpi)
  • 漫画原稿用:B5テンプレートを選択

dpiは解像度を表し、高いほど細部がきれいに出ます。印刷目的でなければ300dpiで十分です。


描きやすさを左右する「パームリジェクション」と筆圧設定

タブレットで描くときによくあるのが、手のひらが画面に触れて誤操作してしまう問題。
これを防ぐのがパームリジェクション機能です。設定画面の「操作設定」からオンにするだけで、Apple Pencilなどを使うときに手のひらを置いても誤タッチが起きません。

もうひとつ重要なのが筆圧感知
対応ペンを使っていれば、線の太さや濃さが力加減で変わります。設定内の「筆圧調整」で自分の描き心地に合うようカーブを調整しましょう。筆圧を強めるとダイナミックな線、弱めると繊細な線が出せます。


レイヤーを理解すると絵が一気に上達する

デジタルイラストの最大の武器がレイヤー機能です。
レイヤーは透明なフィルムのようなもので、線画・塗り・影などを分けて描けます。たとえば次のような構成が基本です。

  • レイヤー1:下書き
  • レイヤー2:線画
  • レイヤー3:ベースの色
  • レイヤー4:影やハイライト

それぞれ分けておくと、色だけ変えたいときや線を修正したいときにも他の部分を崩さずに編集できます。
レイヤーの「不透明度」や「合成モード」を調整することで、光の表現や質感の違いも出せます。


線をきれいに描くコツとブラシ設定

初心者が最初につまずきやすいのが線のブレ。
これを助けてくれるのが「筆圧補正(ストローク補正)」機能です。数値を上げると線が安定し、震えを軽減してくれます。特にタブレットでは手ブレが出やすいので、少し高めに設定するのがおすすめです。

ブラシは「ペン(ハード)」や「フェルトペン」などから試して、自分の描き味を見つけましょう。線画用と塗り用を分けて使うと作業がスムーズになります。
また、ブラシサイズのショートカットを画面端に置いておくと、描きながら直感的に調整できて便利です。


色塗りのコツ:はみ出しを防ぐクリッピングとアルファロック

塗りの基本は、線画と塗りを別レイヤーにすること。
その上で便利なのが「クリッピング」と「アルファロック」です。

  • クリッピング:下のレイヤーの範囲内だけに色を塗れる
  • アルファロック:すでに塗った部分のみに描画できる

たとえば肌色レイヤーを塗ったあと、影を加えたいときに上のレイヤーをクリッピングすれば、はみ出さずに塗れます。アルファロックは細かい修正やテクスチャを乗せたいときに最適です。

色塗りは「影→ハイライト→効果」の順に重ねていくと立体感が出ます。最後に少し彩度を上げると全体が明るく見えます。


タブレット操作を快適にする時短テク

作業スピードを上げたい人は、ジェスチャー操作をカスタマイズしましょう。
おすすめは以下の設定です。

  • 2本指タップで「戻る(Undo)」
  • 3本指タップで「やり直す(Redo)」
  • 長押しで「スポイト(色取得)」

この3つだけでも作業効率が大幅にアップします。
また、キャンバスの回転や拡大縮小をスムーズに行えるよう、慣れておくと細部の描き込みがしやすくなります。


よくある失敗とその対策

初心者のうちは、次のような悩みが出やすいです。

  • 線がガタガタする → 補正値を上げて筆圧を調整
  • 色がにじむ → レイヤー分けを見直す
  • 手のひらが反応する → パームリジェクションを有効化
  • 思った色にならない → 透明度や合成モードを試す

一つずつ解決していくことで、作品の完成度がどんどん上がります。設定を怖がらずに触ってみることが上達への近道です。


完成したイラストを保存・共有する方法

描き終えたら、右上の「戻る」ボタンから「マイギャラリー」に保存されます。
作品は自動保存されますが、バックアップも忘れずに。
書き出し形式は次の通りです。

  • PNG/JPEG:SNS投稿や閲覧用
  • PSD:レイヤー保持で他ソフトに引き継ぎ可

特にPSD形式で保存しておくと、後からパソコンで細部を修正できます。完成した作品はそのままTwitterやInstagramにも投稿できるので、練習中のイラストでも気軽に共有してみましょう。
Clip Studio Paintなど他ソフトに引き継いで仕上げをするのもおすすめです。


タブレットでアイビスペイントを楽しむために

タブレットでアイビスペイントを使いこなすコツは、**「設定を整える」「レイヤーを使い分ける」「補正機能を味方にする」**の3つです。
最初から完璧に描けなくても大丈夫。触って試して、自分の描きやすい環境を作ることが大切です。

慣れてくると、タブレット一台でどこでも気軽に絵が描けるようになります。
今日から少しずつ、アイビスペイントで自分だけの世界を描き出してみましょう。

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