タブレットをナビやアウトドア、ビジネスで活用したいと思ったことはありませんか？
そんな時に欠かせないのが「GPS搭載タブレット」です。
位置情報を正確に把握できることで、地図アプリの活用はもちろん、ルート記録やフィールドワーク、移動ログの取得など、使い方の幅が一気に広がります。この記事では、GPS搭載タブレットの選び方とおすすめモデルを7つ紹介していきます。
なぜGPS搭載タブレットが便利なのか
GPS機能とは、衛星からの信号を受信して位置情報を特定する仕組みのこと。
スマートフォンにも当たり前のように搭載されていますが、タブレットでも同様に使えるとより大画面で地図やルートを確認できて便利です。
特に車載ナビやアウトドア、登山、釣り、サイクリングなどでは、スマホよりも大きな画面の方が視認性が高く、安全で快適。
また、ビジネスの現場でも、配送ルートの確認やフィールド調査、地理情報の記録などに活用されるケースが増えています。
GPS搭載タブレットを選ぶときのポイント
1. Wi-Fiモデルかセルラーモデルか
タブレットには大きく分けて「Wi-Fiモデル」と「セルラーモデル（SIM対応）」の2種類があります。
多くのWi-Fi専用モデルはGPSチップを内蔵しておらず、正確な位置情報を取得できません。
一方、セルラーモデルは通信モジュールにGPS機能を組み込んでいる場合が多く、オフラインでも正確な位置測位が可能です。
屋外で単体利用したい人は、セルラーモデル一択です。
2. 対応する測位システムをチェック
最近の高性能タブレットは、GPSに加えて「GLONASS」「Galileo」「BeiDou」など複数の衛星測位システムに対応しています。
対応数が多いほど、測位の精度や速度が向上し、山間部やビル街でも安定して位置を把握できます。
特に登山や長距離ドライブなど、電波状況が悪い場所で使う場合は、マルチシステム対応モデルが心強い存在です。
3. センサーの充実度
位置情報だけでなく、ジャイロセンサーや加速度センサー、電子コンパス（磁気センサー）なども搭載していると、地図の向きや傾きがリアルタイムで反映され、より直感的に使えます。
ナビゲーションアプリを頻繁に使うなら、センサー類が揃ったモデルを選ぶのがベストです。
4. 画面サイズと携帯性
ナビ用途で使うなら、9〜11インチの中型タブレットが見やすくおすすめ。
8インチ以下だと画面が小さく感じやすく、12インチを超えると今度は携帯性が下がります。
車載やキャンプ、釣りなど使用シーンを考えながら、最適なサイズを選びましょう。
5. バッテリー容量
GPSを使うとバッテリーの消費が早くなります。
長時間の外出やオフライン利用を想定するなら、5,000mAh以上のバッテリーを搭載しているか確認しておきましょう。
特にアウトドアでは電源確保が難しいため、モバイルバッテリーとの併用もおすすめです。
GPS搭載タブレットおすすめ7選
ここからは、GPS機能を搭載し、位置情報を活かせる高性能タブレットを7つ紹介します。
ナビや地図アプリ、キャンプ、ビジネスなど、用途に合わせて選んでみてください。
1. Apple iPad（第10世代・セルラーモデル）
Appleの定番モデル。Wi-Fi版にはGPSが非搭載ですが、セルラーモデルなら高精度GPSを内蔵しています。
A14 Bionicチップによる処理性能が高く、地図アプリの操作も滑らか。
大画面でルートを確認したい人や、Apple製品で統一しているユーザーに最適です。
2. Samsung Galaxy Tab A9+
11インチの大型ディスプレイとSnapdragonチップを搭載した人気モデル。
GPS・GLONASS・Galileoなど複数衛星システムに対応し、ナビ利用時の精度が非常に高いのが特徴です。
軽量ボディで持ち運びやすく、コスパも優秀。
3. Lenovo Tab M10 Plus（第3世代）
10.6インチの中型タブレットで、LTEモデルはGPSを内蔵。
画面が明るく見やすいIPSディスプレイで、車載ナビや観光地での地図表示に最適です。
ビジネスからレジャーまで幅広く使える万能タイプ。
4. HUAWEI MatePad 11.5 LTE
通信機能とGPSを備えた高性能モデル。
マルチ衛星測位対応で測位精度が高く、仕事の外回りやフィールド作業にも向いています。
ペン入力や分割画面にも対応しており、ナビだけでなく資料閲覧やメモ用途にも便利です。
5. NEC LAVIE T10
国産ブランドとして信頼性が高く、LTE＋GPS搭載モデルが選べます。
10インチ前後で軽量設計、シンプル操作で年配の方にも扱いやすい仕様。
旅行やレジャー、キャンピングカーでの使用におすすめです。
6. Blackview Tab 18
海外製ながら人気上昇中のコスパモデル。
GPSに加えてGLONASS、Galileo、BeiDouにも対応し、位置測位の安定性が高い点が魅力。
大容量バッテリーで長時間稼働できるため、アウトドアやドライブにぴったりです。
7. TECLAST T50 Pro
10.5インチ・2K解像度ディスプレイを搭載したミドルレンジモデル。
LTEとGPSに対応し、サクサク動作で動画視聴にも強い。
手頃な価格ながら、位置情報を活かしたアクティビティ利用にも十分な性能があります。
GPSタブレットを活用するシーン
ドライブナビとして
車載ホルダーに取り付ければ、大画面ナビに早変わり。
スマホより見やすく、複数人でルートを確認しやすいのがメリットです。
リアルタイム交通情報を利用すれば、渋滞回避にも役立ちます。
アウトドア・登山・キャンプ
オフライン地図をダウンロードしておけば、電波の届かない山中でも現在地を確認できます。
登山ルートの記録や、キャンプ地周辺の探索にも便利。
防水ケースと組み合わせれば、悪天候でも安心して使えます。
仕事・フィールドワーク
建設現場や農業、配送業など、屋外でのデータ入力・位置記録に最適。
GPS精度が高いタブレットなら、現場での確認や報告作業がスムーズに進みます。
ノートパソコンより軽く、片手で持てるのも魅力です。
GPS搭載タブレットを最大限活かすコツ
- オフライン地図アプリを活用
GoogleマップやMaps.meなど、オフラインでも使えるアプリを事前にダウンロードしておくと便利です。 - モバイルバッテリーを常備
長時間の測位ではバッテリー消費が早いため、携帯電源は必須。 - 防水・耐衝撃ケースで保護
アウトドアや車内使用時の振動対策にもなります。 - 定期的なソフトウェア更新
GPS関連の精度改善やセキュリティアップデートが行われるため、最新状態を維持しましょう。
まとめ｜GPS搭載タブレットおすすめ7選！位置情報を活かせる高性能モデル比較
GPS搭載タブレットは、ナビゲーションからアウトドア、仕事まで幅広い場面で活躍します。
選ぶ際は、セルラー対応・測位システム数・センサー類・バッテリー容量を重視するのがポイント。
今回紹介した7モデルはいずれもGPSをしっかり活かせる高性能タイプばかりです。
「位置情報を正確に」「大画面で快適に」——そんなタブレットを探しているなら、ぜひ参考にしてみてください。
日常から旅先まで、あなたの行動をサポートしてくれる一台がきっと見つかるはずです。
