AmazonのFireタブレット、気になっている人も多いのではないでしょうか。
手頃な価格で「動画も読書も音楽もこれ1台でOK」と話題のシリーズです。
でも実際、どこまで使えるの?不便な点はある?そんな疑問を解消すべく、今回はFireタブレットでできること、便利な使い方、そして注意点までをまるごとまとめました。
Fireタブレットってどんな端末?
FireタブレットはAmazonが開発・販売しているタブレット端末です。
Fire OSという独自システムを搭載していますが、これはAndroidをベースにしたAmazon仕様。
つまり、使い勝手はAndroidタブレットに近く、初めての人でも直感的に操作できます。
ラインナップも幅広く、
- 手軽な「Fire HD 8」
- 大画面で映画向きの「Fire HD 10」
- スタイラスペン対応の「Fire Max 11」
といったモデルがあり、キッズ向けの「Fire Kids」シリーズも人気です。
価格帯は1万円台からとリーズナブル。
「初めてのタブレット」や「子ども用」「サブ端末」として選ぶ人が多いのも納得です。
Fireタブレットでできること【基本編】
読書・マンガ・雑誌を楽しむ
Fireタブレットといえば、やっぱり読書が定番。
Kindleアプリが標準で入っているので、電子書籍をすぐに購入して読めます。
文字も拡大でき、目に優しい表示モードもあるので、長時間の読書も快適。
漫画や雑誌も鮮やかに表示されるので、紙に近い感覚で楽しめます。
プライム会員なら「Prime Reading」で無料の本も多数。
読み放題サービス「Kindle Unlimited」を併用すれば、膨大な作品を無制限に読めます。
映画やドラマの視聴
Amazonプライム・ビデオはもちろん、Netflix・U-NEXT・Hulu・ABEMAなどの動画サービスにも対応。
映画やドラマをベッドやソファで気軽に楽しめます。
ただし、YouTubeの公式アプリは非対応。
Silkブラウザ経由で視聴するのが基本です。
音楽・オーディオブックを聴く
FireタブレットではAmazon MusicやSpotifyで音楽再生が可能です。
作業中にBGMを流したり、ポッドキャストを聴いたりするのにぴったり。
また、Audibleでオーディオブックを聴けば“ながら読書”も楽しめます。
ネット・SNS・メールもOK
標準搭載のSilkブラウザでネット検索やニュース閲覧ができます。
SNSもブラウザ経由で利用可能。
GmailやYahoo!メールも簡単にチェックできます。
写真撮影やビデオ通話も
カメラ付きモデルなら、写真や動画の撮影もOK。
ZoomやSkypeをインストールすればビデオ通話もできます。
離れて暮らす家族との会話用に使う人も多いです。
Fireタブレットの便利な活用術【応用編】
Alexaを活用してスマート家電と連携
FireタブレットにはAmazonの音声アシスタント「Alexa」が搭載されています。
話しかけるだけで音楽を流したり、天気を確認したり、家電を操作したりも可能。
「Showモード」をONにすれば、Echo Showのようなスマートディスプレイに変身します。
セカンドスクリーンとして使う
Fireタブレットを「サブモニター」的に使うのもおすすめです。
レシピを表示しながら料理をしたり、Zoom会議中に資料を表示したり。
軽作業用の端末としても十分活躍します。
デジタルフォトフレーム化
写真をスライドショーで流す設定をすれば、デジタルフォトフレームに早変わり。
リビングや寝室に置いておけば、思い出の写真をいつでも楽しめます。
子ども向けの学習端末に
Fireタブレットの「Amazon Kids」機能を使えば、年齢に合わせた利用制限が可能。
アプリや動画の制限、利用時間の管理も細かく設定できます。
キッズモデルには丈夫な保護カバーが付属しているので安心です。
外出時のエンタメ端末に
Fireタブレットは軽量でバッテリーも長持ち。
移動中の映画鑑賞や電子書籍閲覧にも最適です。
Wi-Fi専用機なので、外ではスマホのテザリングを活用しましょう。
Fireタブレットの注意点・できないこと
Google Playが使えない
Fire OSはGoogle Playストア非対応。
そのため、YouTubeやGoogleマップ、Gmailの公式アプリなどは直接インストールできません。
ブラウザ経由で使うか、非公式の方法(自己責任)でPlayストアを導入する必要があります。
アプリの数が少ない
Amazon AppstoreにあるアプリはGoogle Playに比べるとやや少なめ。
LINEや一部のゲーム、ツール系アプリが使えない場合もあります。
目的のアプリがあるか事前に確認しておくのがおすすめです。
高負荷の作業には不向き
Fireタブレットはエンタメ中心の設計。
動画編集や高画質ゲーム、複数アプリを同時に使うような作業には向きません。
Web閲覧や読書、動画視聴など日常用途に最適化されています。
Wi-Fi環境が必須
FireタブレットにはSIMカードスロットがないため、基本的にWi-Fi接続が前提です。
外出先で使う場合はモバイルルーターやスマホのテザリングを利用しましょう。
長期利用には注意
価格が安い分、長期間使うと動作が遅くなる場合もあります。
OSアップデートが止まると新しいアプリに対応できなくなることもあるため、
数年おきの買い替えを視野に入れておくと安心です。
Fireタブレットの選び方
Fireタブレットは用途に合わせて選ぶのがポイントです。
- 読書や動画中心なら「Fire HD 8」:軽くてコスパ抜群。
- 大画面で映画を楽しみたいなら「Fire HD 10」:迫力ある映像体験が可能。
- 作業もしたいなら「Fire Max 11」:ペン対応・メモも取れる万能型。
- 子ども向けなら「Fire Kids」:制限設定・カバー付きで安心。
ストレージは後からmicroSDカードで拡張できるので、容量で迷うなら小さめでも問題ありません。
Fireタブレットの今後に注目
最近はFire OSの改良が進み、動作速度やアプリの安定性も向上しています。
さらに、AI機能の搭載やAndroidとの互換性強化も進んでおり、
今後は「安いけどできることが多い」タブレットとして、さらに進化していく可能性があります。
Fireタブレットでできること総まとめ!便利な活用術と注意点を紹介
Fireタブレットは、動画・読書・音楽・ネットといった日常的なエンタメを、
これ1台で完結できるバランスの良い端末です。
プライム会員ならさらにお得に楽しめるのも魅力。
もちろん、Google系アプリが使えないなどの制約はありますが、
価格・機能・使いやすさを考えれば非常にコスパが高い選択肢です。
「タブレットを試してみたい」「家族で共有したい」「読書用に1台欲しい」
そんな人にはぴったりのデバイスといえるでしょう。
Fireタブレットでできることを知り、あなたの生活をもっと便利に、快適にしてみませんか。
