「防水のスマートウォッチが欲しいけど、どれを選べばいいの?」
そう思っている人は多いはずです。最近のスマートウォッチはデザインだけでなく、防水性能や耐久性もどんどん進化しています。今回は、プールや雨の日、スポーツシーンでも安心して使える“防水性能が高いスマートウォッチ”を8機種ピックアップ。選び方や注意点もあわせて、わかりやすく紹介していきます。
防水スマートウォッチとは?「防水」と「耐水」の違いを知ろう
まず押さえておきたいのは、「防水」と「耐水」は同じ意味ではないということ。
多くのメーカーでは、完全に水を防ぐ“防水”ではなく、一定条件下での水濡れに耐える“耐水(Water-resistant)”という表現を使っています。
たとえば「5ATM(50メートル防水)」と表記されていても、50メートル潜っても大丈夫という意味ではありません。静止状態での水圧試験に耐えるという目安であり、実際に潜水や水流が強い環境での使用は想定外です。
また、「IP68」などの防水等級は、粉塵や短時間の水没に対しての耐性を示すもので、水泳など長時間の水中使用を保証するものではありません。購入前には「プールや海での使用が明記されているか」を必ず確認するのがポイントです。
スマートウォッチの防水性能を表す基準
スマートウォッチの防水性能は、主に「ATM(気圧)」または「IP規格」で示されます。
- 3ATM(30m):日常の手洗いや雨程度に対応
- 5ATM(50m):プールやシャワーに対応(多くのスポーツモデルが採用)
- 10ATM(100m)以上:スイミングや軽いダイビングに対応
- IP68:防塵+一定条件での水没に耐える(短時間想定)
「防水性能が高いスマートウォッチ」を探すなら、少なくとも5ATM以上を目安にすると安心です。特に水泳やマリンスポーツに使いたい人は、10ATMクラスのモデルを選ぶとより確実。
防水スマートウォッチを選ぶときのポイント
1. 利用シーンに合わせて選ぶ
プールやジムで泳ぎたい人は「スイミングモード対応」をチェック。海やアウトドアで使うなら「塩水・耐衝撃性能」にも注目です。
2. バンドの素材を確認
本体が防水でも、バンドが革や布だと水に弱いことがあります。シリコンやフッ素ラバーなど、水に強く速乾性のある素材を選びましょう。
3. 水中での操作性
水中ではタッチ操作が効きにくくなるため、物理ボタンがあるモデルが便利。Apple Watchのように「Water Lock機能」があると誤操作を防げます。
4. 使用後のメンテナンス
水に触れた後は、真水で軽く洗い流して乾かすのが基本。海水やプールの塩素は金属パーツやパッキンを劣化させる原因になります。
プールや雨の日でも安心!防水性能が高いスマートウォッチおすすめ8選
ここからは、実際に防水性能が高いと評価されている人気機種を紹介します。価格帯や特徴が異なるので、自分のスタイルに合うものを見つけてください。
1. Apple Watch Ultra 2
Apple史上最高の防水性能を誇るモデル。
ISO 22810:2010に準拠し、水深100メートルまで対応。さらにレクリエーション用スキューバ潜水(最大40m)にも使用可能です。GPS精度も高く、ダイビングやサーフィンなどのアウトドアにも最適。
高価ではありますが、信頼性と耐久性は抜群です。
2. Garmin Swim 2
名前の通り、水泳に特化したスマートウォッチ。
プールとオープンウォーター両方に対応し、ラップ数・泳法・ストローク数を自動計測します。水中でも心拍数を測定できるのが大きな強み。
アスリートや本格的なトレーニングをする人におすすめです。
3. Garmin Venu 2 Plus
5ATM(50m防水)仕様で、日常使いとスポーツの両立がしやすい万能モデル。
健康管理機能も豊富で、心拍数やストレス、睡眠モニタリングにも対応。
音楽保存や通話機能もあり、ランニングやジムでもスマホなしで快適に使えます。
4. TicWatch Pro 5
Wear OS搭載の高機能スマートウォッチ。
IP68防水仕様で、汗・雨・軽い水泳にも対応。
有機EL+省電力ディスプレイの二重構造でバッテリー持ちも優秀です。Androidユーザーに人気の高いモデル。
5. Garmin Vivoactive 4S
女性にも人気のコンパクトモデル。
5ATM(50m)対応で、プールやシャワーでも安心。心拍・酸素濃度・ストレスなどを一括でチェックできるのが魅力。
軽くて着け心地が良く、普段使いにもぴったりです。
6. Huawei Watch Fit Special Edition
5ATMの防水性能を備え、コスパに優れたモデル。
スリムで軽量ながら、GPS・心拍・血中酸素・運動トラッキングなど機能が豊富。プールでも安心して使えるバランスの良さが魅力です。
7. Xiaomi Redmi Watch 5 Active
約3,000円台と驚きの価格ながら、IP68防水を備えた高コスパモデル。
基本的な健康管理や通知機能も十分で、初めてのスマートウォッチとしてもおすすめ。雨の日やトレーニング中に気軽に使えるのが嬉しいポイントです。
8. 汎用IP68防水スマートウォッチ
数千円台で購入できる入門モデル。
IP68防水仕様で、日常の水濡れや軽いプール使用にも対応。
高級機のような多機能さはありませんが、「とにかく安くて防水が欲しい」という人には十分な選択肢です。
水中でも安心して使うための注意点
防水スマートウォッチは便利ですが、いくつかの注意が必要です。
- 「完全防水」ではない:高温のシャワーやサウナ、石けん・シャンプーはNG。パッキンが劣化する原因になります。
- 海やプールの後は真水ですすぐ:塩分・塩素は金属部品に悪影響を与えます。
- 長期間使うと防水性能が低下する:経年劣化でシールが弱くなるため、数年単位で買い替えも検討を。
- 濡れたまま充電しない:充電端子やスピーカー穴に水分が残っていると故障の原因になります。
防水スマートウォッチを長持ちさせるコツ
- 使用後は柔らかい布で水分を拭き取る
- 水道水で軽くすすいで乾燥させる
- 定期的にバンドやセンサー部分の汚れを落とす
- 充電は完全に乾いてから行う
このひと手間で、寿命がぐっと長くなります。特に海や温泉などミネラル分が多い場所で使った後は、洗浄と乾燥を忘れずに。
まとめ:防水性能が高いスマートウォッチで日常をもっと快適に
防水性能が高いスマートウォッチは、雨の日もプールも気にせず使える頼れる相棒です。
Apple Watch Ultra 2のようなハイエンドから、Xiaomi Redmi Watch 5 Activeのコスパモデルまで選択肢は幅広く、自分の生活スタイルに合わせて選べます。
大切なのは、数字(5ATMやIP68)だけでなく、どんなシーンで使えるか・どう手入れするかを理解しておくこと。
正しく選んで、しっかりケアすれば、防水スマートウォッチはあなたの毎日をもっと快適にしてくれるはずです。
防水性能が高いスマートウォッチおすすめ8選!プールや雨の日でも安心
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