ワイヤレスイヤホンがここ数年で一気に普及しました。ケーブルから解放され、音楽や通話をストレスなく楽しめる――そんな自由さが魅力ですよね。
ですが、意外と見落としがちなのが「充電と接続のしやすさ」。ここでポイントになるのが“USB対応”です。
今回は、USB対応のワイヤレスイヤホンの特徴やメリットを解説しながら、充電や接続の利便性に優れたおすすめモデルを7つ紹介します。日常使いからテレワーク、ゲームまで幅広く使える製品を中心に取り上げていきましょう。
USB対応ワイヤレスイヤホンとは?
一言で「USB対応」といっても、いくつかのタイプがあります。
まず多いのが充電ケースのポートがUSB-C対応のタイプ。
スマホやノートPCなどと同じケーブルで充電できるため、ケーブルを共有できて持ち運びがラクです。近年はUSB-Cが主流になり、microUSBのイヤホンはかなり少数派になっています。
次に注目したいのが、USBドングルで接続できるタイプ。
Bluetooth接続とは別に、2.4GHz帯の専用ドングルをUSBポートに挿すことで通信するモデルです。これにより、接続の安定性や遅延の少なさが格段に向上します。特にPCで会議やゲームをする人にはありがたい仕様ですね。
つまり「USB対応のワイヤレスイヤホン」とは、
・USB-Cなどで充電できる
・USBドングルで接続できる
このどちらか、あるいは両方に対応したモデルを指します。
USB対応イヤホンを選ぶメリット
1. 充電のしやすさ
USB-C対応のケースなら、スマホの充電ケーブルでそのまま充電できます。
「ケーブルを何本も持ち歩く必要がない」というのは日常的な使いやすさに直結します。さらに急速充電対応のモデルなら、5分程度の充電で数時間再生できるものも。忙しい朝でも助かります。
2. 接続が安定しやすい
USBドングル接続タイプのイヤホンは、Bluetoothのようなペアリングの手間がなく、USBを挿すだけで使えるプラグ&プレイ方式。
しかも、2.4GHz帯で通信するため、映像と音のズレがほとんどありません。ゲームやオンライン会議、動画編集など、低遅延が求められるシーンで特に重宝します。
3. 複数機器との相性が良い
USB-Cはスマホ、タブレット、PCなど多くのデバイスに共通。
そのため、1本のケーブルでイヤホンも含めてまとめて充電でき、出張や旅行時の荷物も減ります。マルチポイント対応のモデルを選べば、スマホとPCを同時に接続して、シームレスに切り替えることも可能です。
注意したいポイント
メリットが多い一方で、いくつか注意すべき点もあります。
・USBポートの形状が機器に合うか
USB-CなのかAタイプなのかを確認しましょう。ドングルタイプの場合、アダプターが必要になることもあります。
・ドングルをなくすリスク
専用レシーバーは小さいため、持ち運び時に紛失しやすいのが難点です。ケース一体型や収納スペース付きのモデルだと安心。
・音質やノイズキャンセリングは別問題
USB対応=音が良いわけではありません。利便性の高さと音質のバランスを見て選ぶのがポイントです。
USB対応ワイヤレスイヤホンおすすめ7選
ここからは、充電や接続の利便性を重視したおすすめモデルを7つ紹介します。
1. SONY INZONE Buds(WF-G700N)
ゲーミングブランドINZONEシリーズの完全ワイヤレスモデル。
USB-Cドングルによる2.4GHz接続が可能で、低遅延通信を実現。ソニーらしい高音質チューニングとノイズキャンセリングも備え、会議にもゲームにも万能なイヤホンです。
2. Jabra Evolve2 Buds
ビジネスユースに強いJabraの人気モデル。
付属のUSBアダプターをPCに挿すだけで安定した接続ができ、リモート会議での音切れやノイズが少ないと評判です。ノイズキャンセル機能も高性能。
3. Anker Soundcore P40i
コスパに優れたAnkerの新モデル。
USB-C充電対応で、急速充電にも対応。イヤホン単体で長時間再生でき、スマホとPCのマルチポイント接続も可能です。普段使いにぴったり。
4. audio-technica ATH-CKS5TW
日本ブランドの定番モデル。
USB-C充電で使いやすく、迫力ある低音が特徴。音楽重視のユーザーにおすすめです。
5. JBL TUNE215BT
軽量でカジュアルに使えるBluetoothイヤホン。
USB-C充電対応で、シンプルな操作性と安定した音質が魅力。通勤・通学にも最適です。
6. Ugreen HiTune S3
コストパフォーマンスに優れたエントリーモデル。
USB-C充電、ANC(ノイズキャンセル)搭載、ワイヤレス充電対応と、価格以上の機能を詰め込んでいます。初めてのワイヤレスイヤホンにもおすすめ。
7. オーディオテクニカ ATH-SQ1TW
スクエア型デザインがかわいい人気モデル。
USB-Cでの充電に対応し、カラー展開も豊富。軽いつけ心地で長時間でも疲れにくいのが特徴です。
選び方のポイント
USB対応ワイヤレスイヤホンを選ぶときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
・充電ポートの種類:USB-Cが主流。ケーブル共有できると便利。
・接続方式:Bluetoothか、USBドングルか。用途に合わせて選ぶ。
・バッテリー性能:再生時間や急速充電対応かを確認。
・機能面:ノイズキャンセル、防水、マルチポイントなど。
・価格帯:機能と価格のバランスを考えて、自分の使用シーンに合うモデルを。
USB対応ワイヤレスイヤホンの今後
USB-CがスマホやPCの標準端子となった今、イヤホンでもUSB対応モデルはますます増えています。
また、低遅延なUSBドングル接続を搭載した「ハイブリッド接続モデル」も、ゲームやリモートワークの需要拡大に合わせて注目を集めています。
さらに、充電ケースの性能も進化しており、「5分充電で2時間再生」「ケースだけで数回フル充電」など、モバイルシーンに強いモデルが増加中。USB-Cでのクイックチャージは、今やワイヤレスイヤホンの定番機能になりつつあります。
USB対応のワイヤレスイヤホンで、もっと快適な毎日を
毎日の音楽鑑賞、通勤、在宅ワーク、ゲーム――どんなシーンでもイヤホンは欠かせません。
USB対応のワイヤレスイヤホンなら、充電も接続もスムーズで、ケーブルの煩わしさからさらに解放されます。
自分の使い方に合わせて、充電方式や接続方式を選べば、ストレスなく音を楽しめるはずです。
今回紹介した7モデルを参考に、あなたにぴったりのUSB対応イヤホンを見つけてみてください。
USB対応のワイヤレスイヤホンおすすめ7選!充電・接続の利便性を解説
日常をちょっと快適にする“次の一台”は、USBの一本ケーブルでつながるワイヤレスイヤホンかもしれません。
