PC作業の時間が長くなると、音の快適さや会議の聞き取りやすさって大事になってきますよね。最近はワイヤレスイヤホンも進化していて、音質・マイク性能・接続の安定性など、PC利用にぴったりのモデルがたくさん登場しています。
でも、「どれを選べばいいかわからない…」という方も多いはず。そこで今回は、PCに最適なワイヤレスイヤホンの選び方と、用途別におすすめのモデル7選を紹介します。仕事でもプライベートでも使えるイヤホンを見つけたい人に向けた内容です。
PCで使うワイヤレスイヤホンを選ぶポイント
まずは、PCで使うなら絶対にチェックしておきたいポイントから。スマホと違い、PC用途では「音の遅延」や「通話品質」が特に重要です。
1. 接続方式：Bluetoothか2.4GHzドングルか
ほとんどのワイヤレスイヤホンはBluetooth接続ですが、**遅延（音ズレ）**が出やすいのが弱点。動画視聴なら気にならない範囲でも、ゲームや会議では致命的なこともあります。
最近は、USBドングル（2.4GHz）で接続できるタイプも増えています。PCにUSBを挿すだけで安定した通信ができ、遅延が少ないのが特徴。Bluetoothのようにペアリング設定に悩まされることもほとんどありません。
Bluetoothを選ぶ場合は、「低遅延モード（aptX AdaptiveやLC3対応など）」があるかどうかも確認しましょう。
2. マイク性能とノイズキャンセル
リモート会議やオンライン授業で使うなら、マイク性能は最優先。周囲の雑音を抑える「ノイズキャンセルマイク」があると、相手にもクリアな声が届きます。
また、**ハイブリッドノイズキャンセリング（ANC）**が搭載されていれば、周りの音をシャットアウトして集中できます。外音取り込みモードがあれば、宅配のチャイムなども聞き逃さず安心です。
3. マルチポイント対応で切り替えスムーズ
PCとスマホを同時に接続できる「マルチポイント接続」があると超便利。たとえばPCで会議をしながら、スマホに着信があっても自動で切り替わります。
いちいち設定を変更する手間がなく、在宅ワークには欠かせない機能です。
4. バッテリーと装着感
長時間の作業では、装着の快適さも大切。耳が痛くならない軽量モデルや、柔らかいシリコンチップのものを選ぶと快適です。
目安としては、本体で7時間以上＋ケース込みで20時間前後の再生時間があれば十分。こまめに充電しなくても1日中使えます。
用途別で選ぶ！PC向けワイヤレスイヤホン7選
ここからは、目的別におすすめできるモデルを紹介します。どれも実際に評価の高い人気イヤホンばかりです。
1. 【仕事・リモート会議重視】Logitech Zone True Wireless
PC特化型の代表格。
USBレシーバー付きで安定接続、TeamsやZoomにも正式対応しているので、会議用には文句なし。
ノイズキャンセルマイクの性能も高く、周囲の雑音をカットして自分の声を明瞭に届けてくれます。
さらに、アプリでEQ設定やバッテリー残量確認もでき、仕事環境を整えたい人におすすめ。
2. 【ゲーム・低遅延重視】Sony INZONE Buds
ソニーのゲーミングブランド「INZONE」から登場したイヤホン。
特徴はなんといっても2.4GHzドングル接続による超低遅延。ゲーム音のズレがほぼなく、FPSなど音の定位が大切なジャンルでも快適です。
音質も高解像度で、音楽再生にも十分使える万能タイプ。PCとスマホの切り替えもスムーズで、日常使いにも向いています。
3. 【コスパと汎用性重視】Anker Soundcore P40i
「とりあえず失敗したくない」人に最適なバランスモデル。
Bluetooth 5.3対応で接続が安定しており、ANC（ノイズキャンセリング）や外音取り込みも搭載。
軽くて長時間つけても疲れにくく、アプリで音質カスタマイズも可能。
価格を抑えつつ機能性を重視したい人におすすめです。
4. 【ゲーミング特化・安定性重視】Razer Hammerhead HyperSpeed
Razerらしい低遅延＋RGBライト搭載のゲーミングイヤホン。
USBドングル接続対応で、PCでもPS5でも快適に使えます。
マイクのノイズキャンセル性能が高く、ボイスチャットでもクリアな通話が可能。
「ワイヤレスでもゲームで遅延したくない！」という方にぴったりです。
5. 【軽量・通勤＆作業兼用】HyperX Cirro Buds Pro
音質・快適性・価格のバランスが取れたモデル。
小型で軽量、耳への圧迫感が少ない設計。
マイク品質も良く、在宅ワークやカフェ作業など長時間利用にも向いています。
低遅延モード付きで、動画視聴もスムーズ。
6. 【とにかく安く試したい】Xiaomi Redmi Buds 6 Play
とにかくコスパ最強。
2,000円以下でもBluetooth 5.3対応、遅延も比較的少なめ。
音質やマイクは価格相応ですが、「まずはPCでワイヤレスイヤホンを使ってみたい」という人の入門機としては十分です。
軽作業や動画視聴用におすすめ。
7. 【在宅ワーク＆安定通信】Middle Rabbit SW5 2.4G Wireless Earbuds
知る人ぞ知る“隠れコスパモデル”。
2.4GHzドングル付きで低遅延を実現しつつ、価格も手頃。
PCでの会議・音楽・動画などマルチに使える万能タイプです。
マイク性能も良好で、Web会議用途にも問題なし。
有線に近い安定性を求めるならこの一台。
失敗しないためのチェックリスト
イヤホン選びで迷ったときは、次の点をチェックしてみましょう。
- 接続方式（Bluetooth or ドングル）
- 低遅延モードの有無
- ノイズキャンセルマイク搭載か
- マルチポイント対応か
- 装着の快適さとバッテリー持ち
- 使うシーン（仕事／音楽／ゲーム）を想定しているか
自分の使い方に合ったモデルを選ぶことで、満足度は一気に上がります。
ワイヤレスイヤホンをPCで快適に使うための工夫
どんなイヤホンでも、設定次第で使い心地は変わります。
まず、PCのBluetoothドライバーを最新に更新しておきましょう。古いままだと音途切れや遅延の原因になります。
また、Bluetoothよりも安定した接続を求めるなら、USBドングルモデルが最強。挿すだけで認識され、音ズレがほぼありません。
さらに、通話で声がこもる場合は、アプリ側の入力デバイス設定を「ヘッドセットマイク（HFP/HSP）」ではなく「オーディオ出力（A2DP）」に変更することで改善することもあります。
まとめ：ワイヤレスイヤホンでPC作業をもっと快適に
PCで使うワイヤレスイヤホンは、音質よりも安定性・マイク性能・装着感を重視するのがポイントです。
動画視聴がメインならBluetoothモデルで十分、ゲームや会議を快適にしたいなら2.4GHzドングル付きモデルを選びましょう。
今回紹介した7モデルは、どれも用途に応じてバランス良く選べるものばかり。
特に「Logitech Zone True Wireless」や「Sony INZONE Buds」は、ビジネスにもエンタメにも使える万能タイプです。
あなたの使い方にぴったりの1台を選んで、PCライフをもっと快適にしてみてください。
ワイヤレスイヤホンでPCに最適なのはこれ！用途別おすすめモデル7選
自分の作業スタイルに合ったイヤホンを選べば、仕事も趣味ももっとはかどります。ワイヤレスの自由さを活かして、快適な音環境を手に入れましょう。
