最近、通勤や通学、リモートワーク中に欠かせない存在となったワイヤレスイヤホン。なかでも「1万円台」は、音質・機能・デザインのバランスが取れた“ちょうどいい価格帯”として注目を集めています。
今回は、最新トレンドを踏まえて「1万円台のワイヤレスイヤホン人気ランキングTOP10」をご紹介。高音質でコスパも抜群のモデルを厳選してお届けします。
なぜ「1万円台のワイヤレスイヤホン」が人気なのか
ひと昔前まで、ワイヤレスイヤホンで高音質やノイズキャンセリングを求めるなら2万円以上が当たり前でした。しかし近年は、技術の進化により1万円台でも上位モデル並みの機能を備える製品が続々と登場しています。
・ハイブリッドノイズキャンセリング
・LDACやaptX Adaptiveなどの高音質コーデック
・マルチポイント接続やワイヤレス充電対応
・アプリ連携によるイコライザー調整
これらを搭載したモデルが、今では1万円台で購入できる時代。音楽だけでなく、動画・ゲーム・通話など、日常のあらゆるシーンで“ちょうどいい性能”を発揮してくれます。
1万円台イヤホンの選び方
同じ価格帯でも、各メーカーによって特徴はさまざま。ここでは、選ぶときにチェックしたいポイントを整理しておきましょう。
音質と対応コーデック
AACやSBCだけでなく、LDACやaptXなどの高音質コーデックに対応しているかを確認。対応端末を使えば、よりクリアで臨場感あるサウンドが楽しめます。特にLDAC対応モデルは、ハイレゾ音源の再生にも強い傾向があります。
ノイズキャンセリングと外音取り込み
電車内やカフェで使うなら、アクティブノイズキャンセリング(ANC)が便利。外の音を取り込みながら会話ができる「外音取り込みモード」があると、街中でも安心です。
装着感と操作性
長時間つけても耳が痛くならないフィット感は重要。タッチ操作や物理ボタンの使いやすさもポイントです。専用アプリで操作カスタマイズできるモデルなら、より自分好みに調整可能です。
バッテリー性能と充電方式
イヤホン単体で6時間以上、ケース込みで20〜40時間再生できれば安心。最近はワイヤレス充電(Qi対応)や急速充電に対応するモデルも増えています。
1万円台のワイヤレスイヤホン人気ランキングTOP10
ここからは、実際にユーザー評価が高く、音質・機能・デザインのバランスが取れた人気モデルを紹介します。
1. Anker Soundcore Liberty 5
ノイズキャンセリング性能の高さで定評のあるAnkerの最新モデル。LDACとDolby Audioに対応し、1万円台とは思えない音の立体感を実現。低音の力強さと高音の抜けの良さが両立しています。マルチポイント対応で、スマホとPCを同時接続できるのも便利。
2. Nothing Ear (a)
個性的なデザインが人気のNothingシリーズ。透明感のあるサウンドとLDAC対応で、クリーンな音質が魅力。アプリ連携による細かなイコライザー調整も可能で、見た目も音も楽しみたい人にぴったりです。
3. Edifier Neobuds Pro 2
ハイレゾ対応(LDAC・LHDC)に加え、最大-50dBのアクティブノイズキャンセリングを搭載。高解像度のサウンド再生と静寂な環境を両立し、1万円台とは思えない完成度。特にクラシックやジャズのリスニングに向いています。
4. SOUNDPEATS Air5 Pro Plus
LDACとaptX Adaptiveの両対応で、音質重視派に人気のコスパモデル。高解像度の中高音域と、締まりのある低音が特徴。軽量設計で装着感も良く、長時間リスニングに向いています。
5. Google Pixel Buds Pro
Google純正の安心感と安定した接続性が魅力。クリアな通話性能やAndroidデバイスとの相性も抜群。マルチポイント接続にも対応しており、仕事とプライベートで機器を使い分ける人に最適です。
6. JBL Live Free 2
JBLらしいパワフルな低音と迫力のあるサウンドが特徴。ANCと外音取り込みを搭載し、スポーツや通勤などさまざまなシーンに対応。IPX5の防水性能もあるため、汗や雨にも強い万能モデルです。
7. SONY WF-C700N
SONYのエントリーモデルながら、上位機種譲りのノイズキャンセリングを搭載。LDAC非対応ながらも、全体のバランスが良く、聴き疲れしにくい自然なサウンド。小型軽量で耳への負担も少なめです。
8. EarFun Air Pro 3
コスパの高さで人気のEarFunシリーズ。Qualcomm QCC3071チップ搭載で、aptX Adaptive・マルチポイント対応。通話性能が高く、テレワークやオンライン会議にもおすすめです。
9. Technics EAH-AZ40M2
音のクリアさに定評のあるTechnics。1万円台中盤ながら、独自の音響チューニングで豊かな中高音を再現。通話時のノイズ抑制も優秀で、プロ用途にも耐える完成度です。
10. final ZE3000
国内ブランドfinalの人気モデル。シンプルなデザインとナチュラルな音作りでファンが多い一台。派手さはないものの、繊細な表現力と静かな没入感を求める人には理想的です。
この価格帯で得られる「コスパ最強」の理由
1万円台のイヤホンがここまで進化した背景には、チップセットやBluetooth技術の進歩があります。
特に近年は、中国・欧州・日本の中堅メーカーが高品質な部品を採用し、価格を抑えながらも機能を充実させてきました。
また、ユーザーのニーズも“安さより満足度”へと変化。
「毎日使うものだから、安定していて音がいい方がいい」という声に応える形で、1万円台モデルの完成度が急上昇しています。
購入前にチェックしたい注意点
・自分のスマホがLDACやaptXに対応しているかを確認する。
・ノイズキャンセリングを常時オンにすると、再生時間が短くなることがある。
・装着感は人によって合う・合わないがあるため、口コミや試着が重要。
・防水性能や保証内容はメーカーで差がある。
これらを確認しておくと、購入後の後悔を防げます。
まとめ:1万円台のワイヤレスイヤホンは“満足度で選ぶ”時代へ
「1万円台のワイヤレスイヤホン人気ランキングTOP10」で紹介したモデルは、どれも音質・機能・デザインのバランスが取れた優秀な製品ばかり。
2万円クラスに迫る性能を備えながら、価格を抑えた“コスパ最強”のイヤホンが増えています。
高音質で音楽を楽しみたい人、在宅ワークで通話品質を求める人、ファッション性を重視する人。
どんなスタイルでも、自分に合った“1万円台のベストイヤホン”がきっと見つかるはずです。
