新しいiphoneを手に入れた!それは嬉しい瞬間ですよね。
でも、ちょっと待ってください。今まで使っていたiphone、どうしますか?下取りに出すのもいいけど、家族に譲るという選択肢も実はすごくおすすめなんです。
でも、「データを消すのが面倒」「個人情報が漏れたら怖い」「LINEのトーク履歴が消えちゃうかも」という不安もあるはず。実際、家族にiphoneを譲ったら「前の持ち主のApple IDがロックかかって使えない!」なんてトラブル、意外と多いんですよね。
この記事では、家族にiphoneを譲る時に絶対に失敗しないための7つの手順を、譲る側・譲られる側の両方の視点から完全解説します。これを読めば、あなたも家族も安心して新しいiphoneライフをスタートできますよ。
【準備編】家族にiphoneを譲る前に必ずやっておくこと
さあ、具体的な手順に入る前に、まずは心構えというか、全体像をザックリつかんでおきましょう。家族にiphoneを譲る作業は、大きく3つのフェーズに分かれます。
- 譲る側が自分のデータをバックアップして、端末から自分の情報を消す
- 回線(SIM)の準備をする
- 譲られる側が新しいiphoneとして設定する
この流れさえ押さえておけば、迷子になりません。特に1番目の「譲る側の作業」が一番重要で、ここを間違えると取り返しのつかないことに…。一緒にしっかり確認していきましょう。
なぜ家族にiphoneを譲るのがいいのか?
ちょっとだけ、家族にiphoneを譲るメリットにも触れておきますね。やっぱり、モチベーションって大事ですから。
一番のメリットはコスパの良さ。下取りに出しても数千円〜数万円にしかならないけど、家族が使えばその何倍もの価値があります。特に学生の子どもや、まだスマホに慣れていない親世代にとって、使い慣れた機種を無料で使えるのはかなりありがたいはず。
それに、自分の使っていたiphoneなら動作も保証済み。中古スマホを買うときの「この端末、大丈夫かな?」という不安もありません。環境にも優しいし、まさに一石二鳥ですよね。
譲る側がやるべき3つの鉄則!これだけは絶対に外さないで
ここからが本番です。あなたが今まで使っていたiphoneを、家族に渡すための準備をしていきましょう。たった3つのステップですが、この順番を守ることが超重要です。
その1:データのバックアップを取ろう(もし必要なら)
まず最初に、今のiphoneのデータをバックアップします。これから端末を初期化するので、もし「あ、この写真、残しておけばよかった…」とならないためにも、やっておいて損はありません。
方法は2つ。
- iCloudにバックアップ: 「設定」→ あなたの名前 →「iCloud」→「iCloudバックアップ」→「今すぐバックアップを作成」。Wi-Fi接続が必要なので注意してくださいね。
- Mac(またはiTunes)にバックアップ: パソコンにiphoneをつないで、Finder(またはiTunes)でバックアップを取ります。この時「iPhoneを暗号化してバックアップ」にチェックを入れると、パスワードやヘルスケアデータも保存できておすすめです。
どっちがいいの?って聞かれたら、わたしはパソコンへの暗号化バックアップをおすすめします。復元が速いし、何より確実だから。でも、普段からiCloudバックアップを設定している人なら、それでOKです。
その2:各種サービスからサインアウトする(めんどくさがらないで!)
バックアップが終わったら、次は各種サービスからのサインアウトです。これ、ちょっと地味で面倒なんだけど、後々のトラブルを防ぐために絶対にやってください。
最初にiMessageをオフにします。「設定」→「メッセージ」→「iMessage」をオフ。これでメッセージの転送トラブルを防げます。
そして本命のApple IDからのサインアウト。「設定」の一番上にあるあなたの名前をタップして、画面を一番下までスクロールすると「サインアウト」というボタンがあります。ここをタップすると、Apple IDのパスワードを聞かれるので入力してください。
これでiCloudやiTunes & App Storeとの紐付けが解除されます。
その3:【超重要】「iPhoneを探す」をオフにする
さて、ここが一番大事なポイントです。先ほどサインアウトした画面のちょっと上に「探す」っていう項目があります。ここをタップして、「iPhoneを探す」をオフにしてください。
なんでこれが超重要かっていうと、この機能がオンだと、このiphoneはあなたのものだってAppleのサーバーに記録され続けるから。これをオフにしないで初期化すると、家族が使おうとした時に「このiPhoneは持ち主によってロックされています」みたいな画面が出て、使えなくなってしまうんです。
これ、本当によくあるトラブルで、Yahoo!知恵袋とかでも「家族からもらったiPhoneがアクティベーションロックで使えない」っていう質問が後を絶たない。そうなると解除はめんどくさいし、最悪の場合、購入証明書が必要になってAppleサポートに連絡…なんて手間も。絶対に忘れずに!
最後に「すべてのコンテンツと設定を消去」
さて、準備が整いました。いよいよ初期化です。
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選びます。
しばらく待つと、iphoneは購入した時のまっさらな状態に戻ります。お疲れさまでした!これで譲る側の作業は完了です。
譲られる側が準備すること(回線とApple ID)
次は、譲られる側(つまり家族)の準備です。端末自体はまっさらになったので、今度はこのiphoneを「自分仕様」にするための準備をしましょう。
SIMカードの準備とSIMロック解除について
まずは電話回線、つまりSIMカードの準備です。
- 同じキャリアを使う場合: 今まで使っていたSIMカードを、この譲り受けたiphoneに差し替えるだけ。カードのサイズが合うかだけ確認してくださいね。
- 違うキャリアに乗り換える場合: ここで注意したいのがSIMロック。譲り受けたiphoneが、前の持ち主のキャリア(例えばドコモ)でロックされていると、別のキャリア(例えばau)のSIMカードは使えません。
2015年5月以降に発売されたiphoneはSIMロック解除が義務化されているので、ほとんどの機種で解除できるはず。解除方法は、各キャリアのサイトで手続きできます。例えば、ドコモならMy docomoから、auならau IDでログインして、簡単にできますよ。
もし解除が必要なのにやってない場合は、このタイミングで済ませておきましょう。eSIMの場合は、新しいキャリアのプロファイルを発行してもらう必要があります。
Apple IDはどうする?共有は絶対ダメ!
次にApple IDです。これ、めちゃくちゃ重要。
譲る側のApple IDをそのまま使い続けるのは絶対にやめてください。「え、でも設定めんどくさいし、そのまま使えばよくない?」と思っちゃダメ。
同じApple IDを使い続けると、相手の連絡先が自分のiPhoneに同期されたり、写真が混ざったり、最悪の場合、メッセージが全部相手に見えちゃうなんてことも。プライバシー完全崩壊です。
譲られる側は自分の新しいApple IDを作るか、すでに持っている自分のApple IDでサインインしてください。
Apple IDの作り方は簡単。
- iphoneの設定中に「Apple IDをお持ちでない場合」から新規作成できます。
- もし13歳未満のお子さんに譲るなら、親の「ファミリー共有」を使って子供用のApple IDを作成する必要があります。これはちょっと特殊なので、別途調べてみてくださいね。
いよいよ設定!譲られたiphoneを自分仕様に
準備が整ったら、いよいよ電源オン!ワクワクする瞬間ですね。
データの復元方法を選ぼう(クイックスタートが便利)
電源を入れて、言語やWi-Fiを設定すると、「Appとデータを転送」という画面が出てきます。ここで、どうやってデータを復元するか選びます。
- iCloudバックアップから復元: 譲る側がバックアップを取ったApple IDで一度サインインし、バックアップを選びます。でも、譲る側のApple IDを使うのは抵抗があるなら、この方法はスキップしたほうが無難かも。
- MacまたはPCから復元: パソコンにバックアップがある場合に選択します。
- 新しいiPhoneとして設定: まっさらな状態から一から設定する場合。
- クイックスタート: これが一番おすすめで簡単。譲る側と譲られる側が物理的に一緒にいる場合、新しいiphoneを古いiphoneの近くにかざすだけで、データをワイヤレス転送してくれる機能です。iOSのバージョンによって使える機能がちょっと違うので注意ですが、これならApple IDの共有も不要でスムーズ。
僕はこのクイックスタートが一番ラクだと思います。時間はちょっとかかるけど、ほったらかしでいいので。
自分のApple IDでサインイン&追加設定
データの復元が終わったら(または新規設定なら最初から)、いよいよ自分のApple IDでサインインします。
これで連絡先やカレンダー、App Storeで買ったアプリなどが同期されます。
その後はお好みで。
- Face IDやTouch IDの設定
- Apple Pay(クレジットカード)の設定
- そして最大の難関…LINEの引き継ぎ。
LINEは本当にクセモノで、電話番号を引き継ぐかどうかで手順が変わります。必ずLINEの公式ヘルプで最新の手順を確認しながらやってくださいね。トーク履歴を消したくないなら、事前にLINEのトークバックアップを取っておくのを忘れずに。
よくある質問で不安解消!家族にiphoneを譲るQ&A
最後に、実際にユーザーからよく寄せられる質問をまとめておきます。ここまで読んでまだ不安なところがあったら、ぜひチェックしてみてください。
Q. アクティベーションロックがかかってしまった!どうすれば?
A. 一番多いトラブルです。もし初期化後に「このiPhoneは○○さんによってロックされています」と出たら、それは前の持ち主のApple IDとパスワードを入力しないと解除できません。もし譲る側がパスワードを忘れてしまったら、Appleのアカウント復元手続きをするか、購入証明書を用意してAppleサポートに連絡するしかありません。やっぱり事前の確認が一番大事ですね。
Q. 写真だけ共有したい場合はどうすれば?
A. 全ての写真を渡したいならバックアップからの復元が確実です。でも「最近の旅行の写真だけ共有したい」なら、iCloudの共有アルバムが便利。相手を共有アルバムに招待すれば、お互いの写真をいつでも見られます。AirDropで必要な写真だけをサッと送るのもアリです。
Q. 子どもに譲る時、何か特別な設定は必要?
A. あります!「スクリーンタイム」という機能で、アプリの使用時間制限や、勝手に課金しないように制限をかけられます。それに「探す」アプリで居場所を確認できるように設定しておくと、防犯面でも安心ですね。ただし、プライバシーとのバランスはお子さんとよく話し合ってください。
Q. バッテリーの状態が心配なんだけど…
A. そこ、すごく大事なポイントです。iphoneには「バッテリーの状態」を確認する機能があります。「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で最大容量がパーセントで表示されます。80%を切っていると交換時期かもしれません。もし交換するなら、Apple Storeで有償交換できますよ。譲る前に伝えておくと親切ですね。
まとめ:準備をしっかりすれば、家族みんながハッピーに
いかがでしたか?家族にiphoneを譲るのは、ちょっとした手間はかかるけど、その分手順を守ればみんなが得をする素敵な選択肢です。
もう一度、7つの手順をおさらいしておきましょう。
- データのバックアップ(もし必要なら)
- 各種サービスからサインアウト(iMessage、Apple ID)
- 【最重要】「iPhoneを探す」をオフにする
- すべてのコンテンツを消去(初期化)
- SIMカードの準備とSIMロック解除の確認
- 自分のApple IDを準備(共有は絶対NG)
- クイックスタートなどでデータ復元&設定
この流れさえ覚えておけば、もう怖いものなしです。
大切なiphoneが、家族の新しい相棒として第二の人生をスタートさせる。そんな素敵なバトンタッチができるように、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。あなたとあなたの家族が、新しいiphoneライフを楽しめますように!
