「えっ、今誰かに電話かかってない?」
そんな経験、最近増えていませんか?ポケットやカバンからiPhoneを取り出したら、見知らぬ相手に電話がかかっていたり、気づかないうちに110番や119番に発信していたり…。
「もしかしてウイルス?」「誰かに乗っ取られてる?」と不安になる気持ち、すごくわかります。でも安心してください。ほとんどのケースは設定を見直すだけで解決できるんです。
今回はiPhoneが勝手に電話をかけてしまう原因を徹底解説。今すぐ試せる対処法を、実際の画面操作付きでわかりやすくまとめました。最後まで読めば、あの嫌な「勝手にかかる問題」ともおさらばできますよ。
まずは落ち着いて!状況をチェックしよう
「勝手に電話」と一言で言っても、誰にいつかかっていたかによって原因が絞れます。まずは以下のポイントを思い出してみてください。
- 誰に電話がかかっていた?(110/119、よく話す相手、知らない番号)
- どんな時に起きた?(歩行中、充電中、寝てる間)
- 最近なにか変えた?(iOSアップデート、新しいケース、アプリの追加)
これだけで、だいたいの原因が見えてきます。順番に確認していきましょう。
原因1:緊急SOS機能の誤作動(110/119にかかっていた場合)
これが一番深刻で、よく報告されるケースです。特にiPhoneのモデルによって操作方法が違うので要注意。
なぜ起きる?
iPhone X以降のモデルでは、サイドボタンと音量ボタンの同時長押しで緊急SOSが起動します。また、サイドボタンを5回連打しても同様の動作に。
ポケットの中でボタンが押されたり、子どもが遊んでいて偶然この操作をしてしまうんですね。
今すぐできる対処法
- 設定アプリを開く
- 「緊急SOS」をタップ
- 「サイドボタンで通報」をオフ
- 「自動通報」もオフ(カウントダウン後の自動発信を防げます)
「え、でも本当の緊急時に困らない?」という心配もありますよね。大丈夫です。この設定をオフにしても、電話アプリから直接110番や119番をかけることはできます。必要な時にちゃんと使えて、誤報だけ防ぐ。これがベストバランスです。
原因2:「タップして起こす」が原因の誤操作
これは本当に多い。僕も実際に経験あります。
なぜ起きる?
iPhoneには「タップして起こす」という機能があります。画面を軽くタップするだけでロック画面が表示される便利機能なんですが、これが諸悪の根源。
ポケットの中で太ももに擦れただけで画面が点灯。そこに知らないうちに指(というか布地)が触れて、電話アプリが起動→履歴の一番上の相手に発信…という流れです。
今すぐできる対処法
めちゃくちゃ簡単なので、今すぐやりましょう。
- 設定アプリを開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「タップして起こす」をオフ
これだけです。この設定をオフにすると、画面を点灯させるにはサイドボタンを押す必要があります。少し面倒に感じるかもしれませんが、「勝手に電話」のリスクを考えたら圧倒的に安心です。
原因3:Siriが聞き耳を立てすぎている
「Hey Siri、お母さんに電話して」って言った覚え、ありますか?
なぜ起きる?
テレビのCM、YouTubeの動画、友達との会話。その中に「Hey Siri」に近い音が含まれていると、iPhoneが反応してしまうんです。
しかもSiriは「お母さんに電話」なんて言葉を拾うと、本当に電話をかけようとします。怖いですよね。
今すぐできる対処法
完全にオフにする場合:
- 設定アプリを開く
- 「Siriと検索」をタップ
- “Hey Siri”を聞き取る をオフ
- サイドボタンを押してSiriを使用 もオフ(必要に応じて)
できればSiriは使いたい場合:
一度オフにしてから、もう一度「Hey Siri」を聞き取るをオンに。すると声の再設定が始まります。この再学習で、あなたの声だけを聞き分ける精度が上がるんです。
ついでに 「ロック中にSiriを許可」もオフにしておくと、ポケットの中での誤作動をさらに防げます。
原因4:ロック画面からのアクセスを甘く見てない?
ロック画面って、思ってる以上にいろんなことができちゃうんです。
なぜ起きる?
ロック状態でも、コントロールセンターやウィジェットから電話アップにアクセスできる設定になっていると、画面が点灯した瞬間にそこから発信できてしまいます。
今すぐできる対処法
- 設定アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」をタップ(Touch IDの機種は「Touch IDとパスコード」)
- パスコードを入力
- 「ロック中にアクセスを許可」の項目をチェック
ここで 「コントロールセンター」と「Siri」はオフがおすすめ。ウィジェットも不要なら削除しちゃいましょう。電話アプリ自体は完全には消せませんが、アクセス経路を減らすだけで誤操作の確率はグッと下がります。
原因5:アクセサリやケースが犯人だった
意外と見落としがちなのがこれ。外部機器の影響です。
なぜ起きる?
Bluetoothイヤホンの場合:イヤホンのタッチセンサーに反応してSiriが起動。そのまま「最新の連絡先に電話」みたいなコマンドを誤認識。
車のハンズフリーの場合:車に乗るたびに、前回つないだ相手に自動で電話しようとする設定が残っていることがあります。
ケースや保護フィルムの場合:特に端っこが浮いた保護フィルムや、分厚いケースは画面のタッチ感度に影響して、意図しない入力を引き起こすことが。
今すぐできる対処法
- 切り分け作業:まずはイヤホンやケースを全部外してみる。それだけで症状が消えたら、それが原因。
- Bluetooth設定の確認:設定 > Bluetooth > 該当機器の「i」マークから、自動発信の設定がないかチェック。
- ケースを変えてみる:特にiPhoneの縁まで覆うタイプのケースは要注意。Apple純正や、精度の高いケースに変えると改善することも。
原因6:iOSのバグやアプリの干渉
ソフトウェアの問題で「勝手に電話」が起きることも。
なぜ起きる?
iOSのアップデート直後に特定のバグが発生することがあります。また、一部のアプリがバックグラウンドで電話機能に干渉するケースもゼロではありません。
特に気をつけたいのが、怪しい広告が多いWebサイト。画面をタップしたら「電話をかけますか?」というダイアログが出て、うっかりOKしてしまうパターンです。
今すぐできる対処法
- iOSを最新に:設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート。バグが修正されている可能性大。
- アプリも最新に:App Storeで一括アップデート。
- 最近入れたアプリを疑う:怪しいアプリを一つずつ削除して様子を見る。
- Safariの設定変更:設定 > Safari > 「電話番号の自動検出」をオフ。これでWebサイトの電話番号リンクを誤タップしても発信確認が出なくなります。
原因7:究極の裏ワザ「すべての設定をリセット」
ここまで試しても直らない…そんな時の最終手段です。
なぜ効くのか?
長年iPhoneを使っていると、細かい設定のゴミが溜まっていきます。それを一掃することで、原因不明の不具合が解消されることがあるんです。
今すぐできる対処法
注意: この操作をしても、写真や連絡先などのデータは消えません。でも、ネットワーク設定やキーボードの履歴、ホーム画面のレイアウトなどは初期化されます。念のためバックアップを取ってからやりましょう。
- 設定アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「転送またはiPhoneをリセット」
- 「リセット」をタップ
- 「すべての設定をリセット」を選択
パスコードを入力すると、再起動して設定がリセットされます。
どうしても直らない時は
プロの力を借りるのも一つの手です。
- Appleサポートに連絡:公式のサポートページからチャットや電話で相談できます。
- キャリアショップへ:ドコモ、au、ソフトバンクのショップでもiPhoneの相談は受け付けています。
- ハードウェア故障の可能性:特に画面の一部が勝手に反応する(ゴーストタッチ)症状なら、修理が必要なケースも。
【重要】もし緊急通報を誤ってかけてしまったら
最後に、これだけは知っておいてほしいマナーです。
もし110番や119番に間違って電話してしまったら、絶対にそのまま切らないでください。
「すみません、間違えました」でいいので、オペレーターがでるまで待って、きちんと謝罪しましょう。切ってしまうと、オペレーターから折り返し電話がかかってきます。その間、本当に助けが必要な人の電話がつながらなくなってしまう可能性があるんです。
まとめ:今日からできる「勝手に電話」対策
もう一度、今日すぐやるべきことをおさらいしましょう。
- 緊急SOSの設定をオフ(サイドボタンで通報、自動通報)
- 「タップして起こす」をオフ
- ロック画面のアクセス制限(コントロールセンター、Siri)
- 「Hey Siri」の設定を見直す
この4つをやっておけば、ほとんどの「勝手に電話」問題は解決します。
iPhoneは便利な反面、こうした誤操作のリスクもあるんですよね。でも設定次第でしっかり防げます。この記事を参考に、快適で安心なiPhoneライフを送ってください。
何か困ったことがあれば、またいつでも調べに来てくださいね。
