「これ、毎日やってるなあ」
「もっと簡単にできないかな」
iPhoneを使っていると、そんなふうに思う瞬間って意外と多くないですか?実は、そんな日常の「ちょっと面倒」を解決してくれるのが、iPhoneに標準で搭載されているショートカットアプリなんです。
でも、「難しそう」「プログラミングみたいで自分には無理」と思っている人も多いはず。安心してください。今回は初心者さんでもすぐに真似できる、本当に便利なショートカットの活用法をたっぷりご紹介します。
ショートカットアプリってそもそも何?
簡単に言うと、複数の操作をボタン一つで実行できる自動化ツールです。
たとえば、いつもやってる「就寝前の操作」。
アラームをセットして、画面の明るさを下げて、おやすみモードにして…。
こんな一連の流れを、たった一度のタップや「Hey Siri」だけで完了させられるようになります。
iphoneの中に最初から入っているこのアプリ、実はめちゃくちゃ優秀なんですよ。
毎日のルーティンが楽になる!基本のショートカット3選
1. 朝の情報まとめてチェック
毎朝、天気を見て、今日の予定を確認して、ニュースをチェックしている人にぴったり。
このショートカットを起動すると、今日の天気、カレンダーの予定、そして指定したニュースサイトの見出しをまとめて表示してくれます。音声で読み上げさせることもできるから、準備しながら情報収集できますよ。
2. よく使う相手にすぐ連絡
「ただいま〜」って家族に連絡するの、毎回同じ文章を打っていませんか?
現在地を取得して、「今、家に着いたよ」とか「これから会社を出ます」といった定型文を、ワンタップで特定の相手に送信できます。位置情報付きだから、迎えに来てもらう時なんかも便利。
3. 写真を一括リサイズ
ブログやSNSに写真をアップする時、サイズが大きすぎて困ることありますよね。
複数の写真を選んで、まとめてサイズ変更。さらに指定したフォルダに保存まで自動でやってくれます。いちいちアプリを開いてエクスポートする手間がゼロになりますよ。
知っておくと便利なテクニック
Siriに任せちゃおう
作ったショートカットは、Siriに登録できます。
「Hey Siri、ただいま」って話しかければ、さっきの連絡ショートカットが起動。「Hey Siri、おやすみ」で、就寝準備の一連の動作が始まる。
手を使わずに操作できるって、本当に便利です。
ウィジェットに置くとさらに便利
ホーム画面の左端にあるウィジェット画面に、よく使うショートカットを置けます。アプリを探す必要もなく、タップするだけ。これ、地味に時短になりますよ。
写真・画像まわりの便利ショートカット
4. 写真からテキストを抽出
名刺や書類、看板に書いてある文章を撮影。その写真からテキストだけを抽出してメモに保存します。
手動で打ち直す必要がなくなるから、取材やメモ取りが圧倒的に速くなります。
5. GIFアニメーション作成
連続して撮った写真を選ぶだけで、ループするGIFアニメが完成します。友達との面白い瞬間を、すぐに動く画像にして共有できますよ。
6. QRコードで共有
連絡先情報や位置情報を、その場でQRコードにして表示。相手に読み取ってもらうだけで情報共有が完了します。名刺代わりにもなるし、待ち合わせ場所の共有にも便利。
移動がもっとスムーズになる位置情報ショートカット
7. 駐車場所を自動記録
車を停めたら、iphoneが自動で位置情報を記憶。あとで「どこに停めたっけ?」となった時には、地図アプリで駐車位置までの道案内を表示してくれます。
Bluetoothが車のシステムと切断されたことをトリガーに設定しておくのがポイントです。
8. 帰宅時間をお知らせ
会社を出る時間に、「ただいま帰宅します。到着予定は○時です」ってメッセージを家族に自動送信。
現在地から自宅までの所要時間を計算して、正確な到着予定時刻を伝えてくれます。夕飯の準備をしてもらってる家庭だと、めちゃくちゃ喜ばれますよ。
9. 通勤時間の有効活用
決まった時間に、その日の予定と通勤経路の渋滞情報を読み上げ。さらに、おすすめのポッドキャストや音楽を自動再生することもできます。
通勤時間を単なる移動時間じゃなくて、自分磨きの時間に変えられますね。
テキスト入力が劇的に速くなる技
10. 定型文呼び出し
メールやメッセージでよく使う文章を登録しておけば、選択するだけで入力完了。
「お世話になっております」から始まるビジネスメールや、「本日は遅くなります」といった家族への連絡まで。毎回同じ文章を打つストレスから解放されますよ。
11. クリップボード履歴
コピーした文章を自動で保存しておくショートカット。さっきコピーしたはずのURL、どこに貼り付けたか忘れちゃった…なんて時に大活躍します。
過去にコピーした内容を一覧で表示して、再度クリップボードに呼び出せます。
12. URLから本文だけ抽出
ニュース記事やブログ記事のURLを入れると、広告や余計な部分を削除して本文だけを表示。さらにそれをテキストファイルとして保存したり、PDFに変換したりもできます。
オフラインで読みたい記事を保存するのに便利ですよ。
便利すぎる自動化トリガーの活用法
時間で動く自動化
毎朝7時になったら、自動で天気予報を表示。毎晩10時になったら、明日の予定を読み上げて、おやすみモードに設定。
時間をトリガーにした自動化なら、何もしなくてもiPhoneが勝手に動いてくれます。
場所で動く自動化
会社に着いたら自動でマナーモードに。自宅に帰ったらWi-Fiをオンにして、照明アプリを起動。
特定の場所に到着した時や出発した時に、自動で動作を開始させることもできます。
NFCタグとの連携
これはちょっとマニアックだけど、めちゃくちゃ便利。NFCタグ(数百円で買えます)を机や玄関に貼っておけば、iphoneをかざすだけでショートカットが起動します。
「出かける前の確認リストを表示」とか「仕事開始モードに切り替え」とか、タッチ一つで実行できるようになります。
実際に使ってみた人の声
30代会社員の男性は「毎朝の情報収集が15分から3分に短縮された」と話します。元々は天気アプリ、カレンダーアプリ、ニュースアプリをそれぞれ開いていたのが、ショートカット一つで済むようになったそうです。
40代主婦の女性は「買い物リストを家族と共有できるようになって、二度買いがなくなった」と喜んでいます。冷蔵庫を見て「これが足りない」と思ったらすぐにリストに追加。家族全員がリアルタイムで確認できるから、無駄な買い物が減ったそうです。
注意点とプライバシーの話
便利なショートカットですが、いくつか注意点もあります。
権限の確認
初めてショートカットを使う時、写真へのアクセスや位置情報の使用を許可するよう求められます。必要以上の権限を要求するショートカットは、ちょっと警戒したほうがいいかも。
ダウンロードする時の注意
ネット上には便利なショートカットがたくさん公開されています。でも、中には個人情報を収集する悪意のあるものも…。信頼できるサイトからのみダウンロードするようにしましょう。
バッテリーへの影響
位置情報を常に監視するような自動化は、バッテリー消費が増える可能性があります。必要な時だけ動くように設定すれば、ほとんど影響はありません。
これから広がる可能性
iOSのアップデートのたびに、ショートカットの機能は進化しています。最近ではAIを活用した提案機能も増えてきて、よりスマートな自動化が可能になってきました。
例えば、「いつもこの時間にこのアプリを開いているね。ショートカット作ってみる?」って提案してくれるようにもなっています。
まずは一つから始めてみよう
「便利そうだけど、難しそう…」って思いましたか?
大丈夫です。最初は、ギャラリー(アプリ内にあるショートカット集)から使えそうなものを選んで、そのまま使ってみてください。それだけでも十分便利です。
使っていくうちに「ここはこうしたいな」というカスタマイズの欲求が出てきます。その時に、少しずつアクションを追加したり変えたりすればいいんです。
今日のあなたの「ちょっと面倒」を、一つだけショートカットに置き換えてみませんか? たったそれだけで、明日からの毎日が少しだけ、いや、かなり快適になりますよ。
iphoneは、単なる電話やメッセージの道具じゃない。あなたの生活を効率化する、頼もしいパートナーになってくれます。ショートカットアプリを開いて、まずはどんな自動化があるか眺めてみるところから、始めてみてくださいね。
