みなさん、こんにちは!
「最近、曲を作ってみたいな」「でもパソコンとか高い機材を揃えるのはちょっと…」そんなふうに思ったこと、ありませんか?
実は、もうみなさんの手元にあるiPhone一台あれば、本格的な作曲はできちゃうんです。しかも、無料のアプリからプロも使うような高機能アプリまで揃っていて、まさに“魔法の音楽スタジオ”がポケットに入っているようなもの。
今回は、そんなiPhone作曲の世界に飛び込むためのアプリを15選、ガッツリご紹介します!
「DTMって何?」という超初心者さんから、「もっとクオリティを上げたい」という中・上級者さんまで、この記事を読めば自分にぴったりの一足…じゃなかった、一台が見つかるはず。
それでは、早速いってみましょう!
iPhoneだけで本当に曲が作れるの?初心者が知るべき3つのこと
結論:作れます。しかも結構本格的
はい、結論から言います。iPhone一台で、コード進行を考えて、メロディを打ち込んで、ドラムパターンを作って、歌やギターを録音して、CDみたいな音に仕上げる。これ、全部できます。
昔は「DTM(デスクトップミュージック)」っていうくらいだから、パソコンが当たり前だったんですよ。でも今は違う。スマホの処理能力が飛躍的に上がって、タッチ操作ならではの直感的な音楽制作が楽しめる時代になりました。
初心者が最初に揃えるべきもの
とはいえ、iphoneだけあれば完璧!…かというと、ちょっとだけ欲しいものがあります。
- 有線のイヤホンかヘッドホン
Bluetoothだと音のズレ(遅延)が発生することがあるので、作曲や録音のときは有線がオススメ。100均のものでも、最初は十分です。 - Lightning – USBカメラアダプタ(またはUSB-Cハブ)
後々、電子ピアノやギターを繋ぎたくなった時に必要になるアイテム。最初はなくても大丈夫だけど、「いつか繋ぎたいな」という人は頭の隅に置いておいて。 - とにかく「作ってみる」という気持ち
これが一番大事!最初から完璧な曲を作ろうとしないで、まずはアプリを触って音を出す楽しさを感じてみてください。
知っておきたい!DTMの超基本用語
アプリの説明に入る前に、ちょっとだけ専門用語を覚えておきましょう。難しく考えなくて大丈夫。こういうものがあるんだなーくらいでOKです。
- DAW(ダウ): 作曲のための統合ソフトのこと。GarageBandとかがこれにあたります。録音、編集、ミックスまで全部これ一つでやっちゃう、まさに音楽制作の“本部”です。
- MIDI(ミディ): 音そのものじゃなくて、「どの音を、どれくらいの強さで、いつ鳴らすか」っていう命令のデータ。これを使うと、あとから音色を変えたり、間違えた音符を直したりできるんです。
- オーディオトラック: マイクで歌を録音したり、ギターを直接繋いで録音する「音そのもの」のデータを記録する場所。
- AUv3(エーユーブイスリー): ちょっと難しいけど、要するに「アプリの中でもっと別のアプリを楽器として使えるようにする規格」のこと。これのおかげで、GarageBandの中で高級シンセサイザーの音を鳴らす、なんてこともできちゃいます。
【初心者~中級者向け】まずはここから!定番&人気のiPhone作曲アプリ10選
それでは、実際にアプリを見ていきましょう!最初は無料や低価格で始められるものから、ステップアップしていくのが長続きのコツです。
1. まずはこれ!王道の無料アプリ
GarageBand(ガレージバンド)
- 価格: 無料
- オススメ度: ★★★★★
言わずと知れた、Apple純正の無料DAWです。これ、本当に無料でいいの? ってくらい高機能。
- スマートインストゥルメント: ギターやピアノが弾けなくても、コードを選んでストロークするだけでそれっぽくなる魔法のような機能。
- Live Loops(ライブループス): あらかじめ用意されたループ音源(ドラムフレーズとか)をマス目に並べて、まるでDJのように曲を組み立てられるモード。直感的で超楽しい!
- ドラマー: 曲のノリを選ぶだけで、リアルな人間のドラマーみたいなフレーズを自動生成してくれる。
とにかく、iPhone作曲を始めるなら、まずはこれをダウンロード。間違いないです。他の有料アプリに手を出すのも、これを触り倒してからで十分。
Figure(フィギュア)
- 価格: 無料
- オススメ度: ★★★☆☆
作曲って構えずに、ちょっとおもちゃ感覚で始めたい人にピッタリ。ベース、ドラム、リード(主旋律)の3つのパートを、画面をタップするだけで簡単にシーケンス(打ち込み)できます。
5分もあればそれっぽいEDMのフレーズができちゃうお手軽さ。アイデア出しのメモ代わりにも最適です。
AudioKit Synth One(オーディオキット シンスワン)
- 価格: 無料
- オススメ度: ★★★★☆
「無料のシンセサイザーアプリって、ちゃっちいんでしょ?」と思ったあなた!これは違います。プロ顔負けの音作りの深さを誇る、超本格派シンセサイザーアプリです。
画面がちょっとゴチャッとしてて難しそうに見えるけど、プリセット(あらかじめ用意された音色)がたくさんあるので、それを選んで鳴らすだけでも楽しめます。GarageBandの中でAUv3楽器として使えるのも◎。
2. もう一歩先へ!コスパ最強の有料アプリ(買い切り型)
無料アプリに慣れてきたら、次は有料アプリに手を出してみましょう。2,000円前後の買い切りで、できることの幅がグッと広がります。
KORG Gadget(コルグ ガジェット)
- 価格: 有料(買い切り / セール時期あり)
- オススメ度: ★★★★★
「iPhoneで作曲するなら、まずこれを買え!」 と言っても過言ではない、モバイルDTMの決定版です。
数十種類の「ガジェット」と呼ばれるシンセサイザーやドラムマシンが内蔵されていて、それぞれが個性的で音質もプロ並み。パズルを組み立てるようにガジェットを並べて、シーケンサーで動かして曲を作っていく感覚が、とにかく楽しい!
操作もタッチに最適化されていて、直感的に音作りができます。これ一つで完結する曲作りが可能。まさにiPhoneの中の音楽スタジオです。
Cubasis 3(キューベイシス スリー)
- 価格: 有料(買い切り)
- オススメ度: ★★★★☆
パソコン用DAWの巨頭「Cubase」のモバイル版。とにかく高機能で、オーディオ編集の精度やMIDI編集の細かさはピカイチです。
「GarageBandじゃ物足りなくなってきた…」「もっと本格的にミックスしたい!」という中級者以上の方は、これを選んでおけば間違いないです。オートメーション(音量やエフェクトの時間変化)もバッチリ書けるので、プロ並みの楽曲制作が可能になります。
FL Studio Mobile(エフエル スタジオ モバイル)
- 価格: 有料(買い切り)
- オススメ度: ★★★★☆
世界的に有名なFL Studioのモバイル版。特徴は、縦長の画面に縦に並んだパターン(チャンネル)でビートを作っていくスタイル。ヒップホップやEDMのようなループ主体の音楽を作るのがめちゃくちゃ速いです。
パソコン版との親和性も高いので、「いつかはパソコンで本格的に…」と考えている人にもオススメ。
NanoStudio 2(ナノスタジオ ツー)
- 価格: 有料(買い切り)
- オススメ度: ★★★☆☆
軽量でありながら、内蔵のシンセサイザー「EDEN(イーデン)」の音がとにかく良い!と一部で熱狂的なファンが多いアプリ。シーケンサーも独特でクセになる操作性です。
容量をそんなに食わないので、サブの作曲ツールとしてiPhoneに入れておくと、ふとした時にサクッと高品質な音でアイデアを形にできます。
【プロも愛用】ワンランク上のサウンドを目指すなら! 個性派&高機能アプリ5選
さらにクオリティを追求したい人、特定のジャンルに特化した音探しをしたい人は、こんなアプリもチェックしてみてください。
Animoog(アニモーグ)
- 価格: 有料
シンセサイザーの老舗ブランド「Moog」が作ったアプリ。画面を指でなぞるだけで、宇宙を漂うような、有機的で美しいサウンドを生み出せます。音色そのものを楽しむアプリで、BGMや効果音作りに最適。
Model 15(モデル フィフティーン)
- 価格: 有料(やや高め)
なんと、Moogの名機アナログシンセサイザー「Model 15」がそのままiPhoneの中に! パッチケーブルを画面上で繋いで音を作る…という、まさにマニア向けの本格派。音質は文句なしのプロ仕様です。
Patterning 2(パターニング ツー)
- 価格: 有料(買い切り)
円形のドラムシーケンサーという斬新なインターフェースを持つアプリ。見た目が美しいだけでなく、直感的にドラムパターンが作れます。視覚的にリズムを組み立てられるので、普段と違う発想が生まれるかも。
TONESPACE(トーンスペース)
- 価格: 無料 / 有料(サブスク)
空間系エフェクト(リバーブ)に特化したアプリ。かけるだけで、録音した音が一気にプロっぽい奥行きと広がりを持つようになります。ミックス作業の最終段階で使うと、音がパッと輝き出すのでオススメ。
AUM(エー・ユー・エム)
- 価格: 有料(買い切り)
これはDAWというより、「ミキサー&レコーダー」アプリ。複数の音源アプリ(AUv3)を立ち上げて、それぞれにエフェクトをかけながらリアルタイムにミックスしたり、そのまま録音したりできます。
ライブパフォーマンスはもちろん、複数のアプリを組み合わせて曲作りをする人には、まさに「司令塔」となる必須アプリです。
iPhone作曲をもっと快適にする!便利な周辺機材3選
アプリだけでも十分楽しめますが、ちょっとした機材を追加するだけで、制作のクオリティと快適さがグンと上がります。
1. オーディオインターフェース(例:iRigシリーズなど)
ギターやベースを繋いで録音したい、もっと良い音で歌を録音したい、という人には必須アイテム。iPhoneに直接マイクを繋ぐよりも、ノイズが減ってクリアな音で録音できます。IK MultimediaのiRigシリーズはiPhoneとの相性もバッチリ。
2. MIDIキーボード(例:KORG microKEY Airなど)
画面上の鍵盤をポチポチ押すのに疲れたら、小型のMIDIキーボードを繋ぐのがオススメ。Bluetoothで繋がるタイプならケーブルレスでスッキリ。iPhoneを譜面台代わりにして、手元で本物の鍵盤を弾く感覚で打ち込みができます。
3. Lightning – USBカメラアダプタ / USB-Cハブ
上のオーディオインターフェースやMIDIキーボードを有線で繋ぐときに必要になるのがこれ。iPhoneの充電端子にこれを挿して、そこにUSB機器を繋ぎます。給電しながら使えるタイプを選べば、バッテリー切れの心配もありません。
まとめ:あなただけの音楽をiPhoneで鳴らそう
いかがでしたか?
iPhone作曲の世界は、とにかく「エントリーの敷居が低い」のが最大の魅力です。パソコンや高価な機材を買わなくても、今すぐにでも始められます。
今回ご紹介した中で、まずは無料の GarageBand を触ってみてください。そこで「もっとこんなことがしたい!」という欲求が出てきたら、その時に有料アプリや機材を検討すれば十分です。
大事なのは、高級な機材を揃えることじゃなくて、音を出す楽しさを知ること。ちょっとしたメロディでも、自分で作った曲がiPhoneから流れてきた時の感動は、ひとしおですよ。
さあ、あなたも今日からiPhoneで、自分だけの音楽を作ってみませんか?
