皆さん、こんにちは。
iPhoneを使っているときに、「マナーモードにしたはずなのに、バイブレーションが鳴って焦った…」なんて経験、ありませんか?
会議中や映画館、あるいは夜中の寝室で、突然の「ブーン…」という振動。周りの目が気になったり、せっかく寝かしつけた赤ちゃんを起こしてしまったりと、結構困りますよね。
実はこれ、iPhoneのマナーモード(サイレントモード)の仕様を理解していないと起こりがちなトラブルなんです。でもご安心ください。設定をちょっと変えるだけで、iPhoneのマナーモードでバイブレーションを完全になしにする方法はいくつもあります。
この記事では、物理スイッチを使った基本的な方法から、iOSの進化した「集中モード」を駆使した高度なテクニックまで、あなたのライフスタイルに合った「完全無音」の作り方を徹底解説します。これを読めば、もう着信バイブで冷や汗をかくことはなくなりますよ。
なぜマナーモードなのにバイブが鳴る?iPhoneの仕様を理解しよう
まずは、なぜそんなことが起こるのか、その理由からお話しします。
iPhoneの左側面についている、あの小さなスイッチ。オレンジ色が見える状態にすると、いわゆる「マナーモード(サイレントモード)」になりますよね。Appleの公式な説明では、このスイッチの役割は「着信音や通知音を消音する」ことです。
つまり、着信音は鳴らなくなるけど、バイブレーションはどうするか?というのは、別の設定で管理されているんです。
多くのiPhoneは工場出荷時の設定(デフォルト)で、マナーモード中でもバイブレーションが作動するようになっています。これは「ポケットに入れていても振動で気づけるように」という親切心からなんですが、シチュエーションによってはありがた迷惑ですよね。
というわけで、この設定を変更するのが、完全無音への第一歩になります。
【基本編】サイレントスイッチを使った完全無音の設定
一番シンプルで、誰でもすぐにできる方法から紹介します。
- iPhoneの「設定」アプリを開きます。
- 「サウンドと触覚」をタップします。
- 画面を少し下にスクロールすると、「サイレントモード中に振動」というスイッチがあります。
- このスイッチをオフ(白色)にします。
たったこれだけです。
これで、左側面のサイレントスイッチをオン(オレンジ色が見える状態)にしている間は、着信音もバイブレーションも一切鳴らない、完全な無音状態になります。劇場や図書館など、とにかく「絶対に音も振動も出したくない!」という時は、この設定とサイレントスイッチの合わせ技が一番確実です。
【応用編】集中モードでスマートに使い分ける
「でも、いつもいつも完全無音じゃ困るんだよね。仕事中は家族からの電話だけは受けたいし…」
そんなわがままを叶えてくれるのが、iOS 15から進化した「集中モード」という機能です。
集中モードは、従来の「おやすみモード」を大幅にパワーアップさせたもの。簡単に言うと、「今はこの通知だけ受け取る」というルールを作れる機能です。
集中モードで完全無音状態を作る手順
この機能を使えば、許可したもの以外はすべてシャットアウト、つまり完全無音の状態を作れます。
- 「設定」アプリから「集中モード」を開きます。
- 右上の「+」をタップして、新しい集中モードを追加します。名前は「完全無音」や「会議中」など、わかりやすいものでOKです。
- 次に、「通知を許可」の設定を行います。ここが一番のポイントです。
- 「人」からの通知: 「次の連絡先を許可」を選びますが、リストには誰も追加しません。
- 「アプリ」からの通知: こちらも「次のアプリを許可」を選びますが、何も追加しません。
- これで、すべての人、すべてのアプリからの通知がブロックされ、完全無音になります。
さらに、「オプション」をタップして「サイレント通知」をオンにしておくと、ブロックされた通知はロック画面にも表示されず、完全に無視されます。
緊急電話をブロックしたい場合の注意点
集中モードには「緊急バイパス」という機能があり、同じ相手から3分以内に2回電話があると、2回目を通してしまう設定がデフォルトでオンになっている場合があります。
ストーカー対策など、本当に全ての着信をシャットアウトしたい場合は、特定の連絡先の情報画面から「着信音」→「緊急バイパス」をオフにするか、集中モード内の詳細設定でこの機能を無効にしてください。
【さらに細かく】アプリごとにバイブレーションを制御する方法
「LINEの通知だけはマナーモード中もバイブで知りたい」「ゲームの通知は完全にオフにしたい」というように、アプリごとに細かく設定したい場合もありますよね。
その場合は、アプリごとの通知設定を変更します。
- 「設定」アプリから「通知」をタップします。
- 設定したいアプリ(例えばLINE)を選びます。
- 「通知を許可」がオンになっていることを確認し、その下にある「サウンド」をオフにします。
iPhoneでは、多くの場合バイブレーションはサウンドと連動しています。そのため、アプリの「サウンド」をオフにすれば、バイブレーションも鳴らなくなります。
また、LINEなどの主要アプリには、アプリ自体の中にも通知設定があります。
- LINEアプリを開き、「ホーム」タブの設定(歯車アイコン)→「通知」と進むと、通話の着信バイブだけを「なし」にしたり、メッセージ通知のバイブを個別にオフにしたりできます。
このように、iPhone本体の設定とアプリ内の設定を組み合わせることで、より自分好みの環境を作り上げることが可能です。
ここだけは注意!マナーモードでも鳴るもの・鳴らないもの
設定をいじる前に、絶対に知っておいてほしい注意点があります。
それは、「時計」アプリのアラーム(目覚まし)です。
これはAppleの設計上、サイレントモードや集中モードの影響を一切受けません。 つまり、完全無音に設定していても、セットした時間には必ず音とバイブで起こしてくれるようになっています。
「明日は寝坊できない!」という時に助かる一方で、「休みの日はアラームも含めて全部オフにしたい」という場合は、別途設定が必要です。
アラームを無音・無バイブにするには、
- 「時計」アプリを開く
- 「アラーム」タブを選ぶ
- 該当のアラームを編集し、「サウンド」をタップ
- リストの一番上にある 「なし」を選択します。
これで、そのアラームは音もバイブも発しなくなり、画面に表示されるだけになります。
まとめ:あなたの生活シーンに合わせた「マナーモード」を
いかがでしたか?
iPhoneのマナーモードでバイブレーションをなしにする方法は、一口に言っても色々なアプローチがあります。
- とにかく手っ取り早く完全無音にしたいなら:サイレントスイッチ + 「サイレントモード中に振動」オフ
- 状況に応じてスマートに切り替えたいなら:集中モードの活用
- アプリごとに細かく調整したいなら:アプリごとの通知設定
どれが正解というわけではなく、あなたのライフスタイルや、その時のシチュエーションに合わせて最適な方法を選んでください。
この記事を参考に、ぜひ自分だけの快適なiPhone環境を作り上げてみてくださいね。設定が終わったら、実際に友達に電話してもらうなどして、ちゃんと意図した通りに動くかテストするのも忘れずに。
