朝起きてiPhoneを手に取ったら、いつものように顔をかざしてもロックが解除されない。「あれ?おかしいな」ともう一度試しても、画面には「Face IDが使えません」の文字。パスコードを入力してなんとか中には入れたけど、この不便な状態、できるだけ早く何とかしたいですよね。
実はFace IDが認識しなくなる原因のほとんどは、自分で簡単に解決できるものなんです。いきなり修理に出すのはちょっと待って!この記事では、iPhoneの顔認証が急に使えなくなったときに試してほしい対処法を、初心者でもできる簡単なものから順に12個まとめました。
まずは基本のおさらい。Face IDってどんな仕組み?
Face IDが使えなくなった原因を探る前に、ちょっとだけ仕組みを知っておくと、あとの対処がスムーズになります。
iPhoneの画面上部にあるTrueDepthカメラが、あなたの顔に約3万個の点を照射して、立体的な顔の形を読み取っています。この技術のおかげで、写真やマスクでは認証されない高いセキュリティを実現しているんです。
だからこそ、この精密なカメラ部分にちょっとした汚れや影が入るだけで、認識エラーが起きてしまうんですね。
【レベル1】5分で試せる簡単チェック項目
まずは特別な知識がなくても、その場でパパッと確認できることから始めましょう。
1. iPhoneを再起動してみる
どんなトラブルでも最初に試したいのが再起動。一時的なシステムの混乱なら、これで大概は解決します。
機種によって方法は少し違うけど、電源ボタンと音量ボタンの組み合わせでスライダーを出して電源オフ。30秒ほど待ってから再度電源を入れ直してみてください。
2. カメラ部分を拭いてみる
意外と多いのがこれ。ポケットに入れてた時のホコリや、指で触った時の皮脂がレンズに付着しているだけってケース。
メガネ拭きのような柔らかい乾いた布で、画面上部のスピーカー周りを優しく拭いてみましょう。アルコールシートはコーティングを傷める可能性があるので避けたほうが無難です。
3. ケースと保護フィルムを外す
「さっきまで使えてたのに」という場合、心当たりがなくても一度ケースとフィルムを全部外してみてください。
特にカメラ部分を覆うタイプのケースや、厚みのあるガラスフィルムは、赤外線の通り道を塞いでしまうことがあります。外した状態でちゃんと認識すれば、アクセサリーが原因だったってことですね。
4. 環境を変えて試す
直射日光が強すぎる場所や、逆に暗すぎる場所では認識精度が落ちることがあります。
窓際から部屋の中央に移動してみたり、照明の明るさを変えてみたり。顔の角度も、いつもより近づけたり遠ざけたりして試す価値ありです。
【レベル2】設定を見直して認識率アップ
物理的なチェックを終えてもダメなら、今度はiPhoneの設定を疑ってみましょう。
5. Face IDの設定がオンになっているか確認
「設定」アプリから「Face IDとパスコード」を開いてみてください。
ここで「iPhoneのロック解除」や「Apple Pay」などの各項目がオフになっていませんか?特にiOSのアップデート後は、稀に設定が初期化されることがあるので要チェックです。
6. 別の表情を追加登録する
最近髪型を変えた、ひげを生やした、眼鏡をかけ始めた――こんな変化が実は認識率ダウンの原因だったりします。
同じ「Face IDとパスコード」の画面にある「別の見た目を設定」から、新しいスタイルでの顔を追加登録しましょう。これで認識の幅が広がり、以前より快適になることも多いんです。
7. いったんリセットして再登録
どうしても調子が悪いなら、登録データを一度リセットして、最初からやり直すのも手です。
「Face IDをリセット」をタップした後、「Face IDを設定」で新しく顔を登録し直します。この時、画面の指示通りにゆっくり顔を回転させるのがコツ。焦らず丁寧にやってみてください。
8. True Toneをオフにする
あまり知られてないけど、「True Tone」機能が影響することもあります。
「設定」→「画面表示と明るさ」にある「True Tone」を一時的にオフにしてみて、改善するかどうかチェックしてみましょう。画面の色味が変わりますが、それでFace IDが復活するならラッキーです。
【レベル3】ちょっと踏み込んだソフトウェア対処
ここまでやってダメなら、もう一歩踏み込んだ対処法に進みます。でもまだ諦めるのは早いですよ。
9. すべての設定をリセットする
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「すべての設定をリセット」。
これを実行すると、Wi-Fiパスワードやホーム画面のレイアウトなどは初期化されますが、写真やアプリなどのデータは消えません。ネットワーク設定のゴミなどが原因だった場合、これでスッキリ直ることがあります。
10. iOSを最新バージョンにアップデート
Appleは定期的にシステムの不具合を修正するアップデートを配信しています。
「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で最新バージョンが配信されていないか確認してみてください。Face ID関連のバグがひっそりと修正されていることも少なくありません。
【最終手段】それでもダメなら修理を検討
11. iPhoneを復元(リストア)する
最後のソフトウェア対策として、iPhoneを工場出荷状態に戻す方法があります。
ただしこれはすべてのデータが消える最終手段。必ず事前にiCloudかパソコンにバックアップを取ってから実行しましょう。パソコンに繋いでFinderやiTunesから「iPhoneを復元」を選びます。
復元後にバックアップからデータを戻せますが、もしバックアップに不具合の原因が含まれていると、また同じ問題が再現される可能性もある点は注意が必要です。
12. Appleサポートに連絡する
ここまで全部試してもFace IDが復活しないなら、残念ながらハードウェアの故障である可能性が高いです。
自分で分解しようとするのは絶対にやめてください。セキュリティの中枢部分だからこそ、素人が触ると完全に使えなくなるリスクがあります。
修理に出す前の準備:
- iCloudかパソコンに必ずバックアップ
- 「設定」→「自分の名前」→「探す」から「探す」をオフに
- Apple Storeか正規サービスプロバイダの予約を取る
修理費用っていくらかかるの?
気になるのが修理代ですよね。
保証期間内(AppleCare+加入含む)
初期不良や自然故障なら無償対応の可能性があります。
保証期間外
Face IDだけの修理メニューはなく、本体ごとの有償交換になります。機種によって料金は変わるので、Appleの公式サイトで「iPhone 修理料金」と検索して確認するのが確実です。
非正規の修理店だと安くやってくれるところもありますが、セキュリティに関わる部分なので、やっぱりApple正規サービスを選ぶのが安心です。後日iOSアップデートで使えなくなるリスクもありますからね。
よくある質問(ユーザー体験から)
Q: 画面割れを修理したらFace IDが使えなくなった。なぜ?
A: 正規サービスで修理すれば普通は大丈夫です。非正規店での修理時にTrueDepthカメラのケーブルを傷つけてしまうケースが多いみたい。
Q: 水没させちゃったんだけど…
A: まずは電源を切って十分に乾燥させてから、この記事の対処法を試してみて。それでもダメなら腐食が進む前に修理に出すのが得策です。
Q: iOSアップデート後から調子が悪い
A: 大型アップデート直後はよくある話。再起動や設定リセットで直ることが多いので、まずはそれを試して。どうしても直らなければ、次のアップデートでの修正を待つかAppleに相談を。
まとめ:慌てずに一つずつ確認を
iphoneでFace IDが使えなくなると、本当に焦りますよね。でも、原因のほとんどは簡単な汚れや設定の問題。この記事で紹介した12の方法を上から順に試していけば、きっと解決策が見つかるはずです。
それでも直らない時は、素直にプロの手を借りるのが一番。無理に自分で直そうとせず、Appleのサポートに相談してくださいね。あなたのiPhoneがまた快適に使えるようになりますように!
