iPhoneを使っていて「もっと簡単に操作できたらな」と思ったことはありませんか?実はiPhoneの背面をトントンと叩くだけで、さまざまな機能を呼び出せる「背面タップ」という機能があるんです。今回はその中でも「iPhoneトリプルタップ」に注目して、設定方法から便利な活用法、よくあるトラブルの対処法まで詳しくご紹介します。
iPhoneトリプルタップとは?知っておきたい基本の機能
「iPhoneトリプルタップ」とは、正式には「背面タップ」と呼ばれるアクセシビリティ機能の一つです。iPhoneの背面(Appleのロゴあたり)を3回連続でトントンと叩くことで、あらかじめ設定したアクションを実行できます。
この機能はiPhone 8以降でiOS 14以上のバージョンがインストールされていれば利用可能です。ただし、iPhone SE(第1世代)など一部の機種では非対応なので、お使いのiphoneが対応しているか事前に確認しておきましょう。
背面タップには「ダブルタップ(2回叩く)」と「トリプルタップ(3回叩く)」の2種類があり、それぞれに異なる機能を割り当てられます。例えば、ダブルタップでスクリーンショット、トリプルタップで消音モード、といった使い分けができるわけです。
iPhoneトリプルタップの設定方法をわかりやすく解説
それでは、実際にiPhoneトリプルタップを設定する手順を見ていきましょう。初めての方でも迷わないよう、ステップごとに説明します。
設定アプリから背面タップを見つける手順
- ホーム画面から「設定」アプリを開きます
- 「アクセシビリティ」をタップします
- 「タッチ」を選択します
- 画面を一番下までスクロールすると「背面タップ」があります
意外と深い階層にあるので、「見つからない!」という方はこの手順をゆっくり辿ってみてください。
トリプルタップに機能を割り当てる具体的な操作
背面タップの設定画面に入ると、「ダブルタップ」「トリプルタップ」の2つの項目が表示されます。ここでは「トリプルタップ」をタップしましょう。
すると、割り当てられる機能の一覧が表示されます。代表的なものだけでも:
- スクリーンショット
- 消音
- コントロールセンター
- 通知センター
- Spotlight(検索)
- 画面のロック
- ホーム画面
- アプリスイッチャー
- 音量を上げる/下げる
- シェイク
- 拡大/縮小
- VoiceOver など
この中から、自分が一番使いたい機能を選んでタップするだけで設定完了です。あとはiphoneの背面を3回トントンと叩けば、選んだ機能が起動します。
設定後に試しておきたい動作確認のポイント
設定が終わったら、実際に動作するか確認してみましょう。以下の点に注意するとスムーズに反応します:
- 背面の中央やや上部(Appleロゴ付近)を叩く
- 指の腹ではなく、指先で軽くトントンとリズムよく叩く
- ケースをつけている場合は、少し強めに叩く必要があることも
机の上に置いたままより、手に持って試す方が反応しやすいですよ。
シーン別で選ぶ!iPhoneトリプルタップのおすすめ活用法
せっかくのiPhoneトリプルタップ、ただ設定するだけではもったいない。日常生活のさまざまなシーンで役立つ活用法をご紹介します。
日常使いで重宝する基本のアクション
まずは、どんな場面でも使える定番の割り当てから。
スクリーンショットは一番人気かもしれません。従来はサイドボタンと音量ボタンの同時押しでしたが、背面タップなら片手でも簡単に撮れます。電車の中で片手がふさがっている時など、地味に便利なんです。
消音もおすすめです。会議中や映画館で、慌ててサイドのスイッチを探さなくても、さりげなく背面をトントンするだけでマナーモードに。周りに気づかれにくいのもポイントが高い。
コントロールセンターを割り当てれば、Wi-FiやBluetoothの切り替え、画面の明るさ調整、音楽のコントロールなどが素早く行えます。特に画面の隅からスワイプするのが難しい大きな画面のiphoneユーザーには嬉しい機能です。
アクセシビリティ機能としての活用アイデア
この機能、実はアクセシビリティの一部なんです。つまり、何らかの理由でボタン操作が難しい方にとって、とても頼りになる機能でもあります。
例えば、視覚に障がいがある方なら、VoiceOverのオン/オフを背面タップに割り当てておけば、画面を見ずに操作できます。また、肢体が不自由でホームボタンやサイドボタンを押すのが難しい方にとっては、端末を支えている指でそのまま背面を叩くだけで操作できるのは、物理的な負担を大きく減らしてくれます。
健常者の「ちょっと便利」以上に、この機能が本当に必要としている方々にとっては、なくてはならない存在なんですね。
ショートカットと連携した高度な使い方
iPhoneトリプルタップの真価が発揮されるのは、実は「ショートカット」アプリと連携した時です。ショートカットにさまざまなアクションを組み合わせておけば、トリプルタップ一つで複数の操作を一度に行えます。
具体的なショートカット例を見てみましょう:
帰宅連絡を自動化
- ショートカットアプリで新規作成
- 「メッセージを送信」アクションを追加
- 宛先を「家族」、本文を「今から帰るね」に設定
- 名前をつけて保存
- 背面タップのトリプルタップでこのショートカットを選択
これで帰宅時に背面をトントンするだけで、家族にLINEでメッセージが送信されます。わざわざアプリを開いてメッセージを打つ手間が省けますよ。
スマートホームの一括操作
- 「おやすみ」というショートカットを作成
- 「アクセサリの制御」で寝室の照明オフ、エアコンオフ、施錠確認を追加
- 背面タップに割り当て
寝る前にiphoneを置きながらトントンするだけで、家中の電気が消えて鍵の確認まで完了。なんてスマートなんでしょう。
特定アプリの起動
- トリプルタップでSuicaを開く
- トリプルタップでよく使うメモアプリを開く
- トリプルタップで支払いアプリ(○○Payなど)を起動
レジ前で財布代わりにiPhoneを取り出したら、そのまま背面をトントンで支払い画面が開く。こんな使い方ができるようになります。
よくある困った!iPhoneトリプルタップのトラブル解決
便利な反面、「うまく動かない」「誤動作する」といった声もよく聞きます。ここでは代表的なトラブルとその解決策をお伝えします。
反応しない・感度が悪いときのチェックポイント
「設定したはずなのに全然反応しない!」という時は、以下のポイントを確認してみてください。
ケースの影響が最も多い原因です。特に分厚めのケースや、背面にカードを収納できるタイプのケースは、タップの振動を吸収してしまいがち。純正のシリコーンケースなどは問題ないことが多いですが、サードパーティ製の厚手のケースを使っている場合は、一度外して試してみると反応が変わるかもしれません。
叩く位置と強さも重要です。背面のどこでも反応するわけではなく、特にAppleのロゴがあるあたりがセンサーに近いのか反応しやすいようです。また、机の上に置いた状態より、手に持って浮かせた状態の方が振動が伝わりやすくなります。
「強く叩きすぎて壊れそう…」と心配になる方もいますが、そこはご安心を。必要なのは強い衝撃ではなく、はっきりとしたリズムのあるタップです。「トン、トン、トン」と3回、指先で軽く叩くイメージで試してみてください。
誤動作が気になる時の対処法
逆に「知らないうちに機能が起動してしまう」「特にゲーム中に誤動作する」という悩みもよく聞きます。
特にiphoneで「原神」や「荒野行動」などの激しい操作が必要なゲームをプレイしていると、端末を強く握ったり動かしたりする際に意図しないトリプルタップが発生し、スクリーンショットが大量に保存されてしまった…なんて経験をされた方もいるのではないでしょうか。
これに対する簡単な対策としては:
- ゲームをプレイする時だけ背面タップをオフにする(設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ から一時的にオフ)
- どうしても使いたい機能がある場合は、トリプルタップではなくダブルタップに割り当てる(ダブルタップの方が意図せず起動する確率が低い)
- 集中モードと連携させる(ゲーム用の集中モード作成 → そのモード中は背面タップに頼らない運用にする)
「いちいち設定を切り替えるのが面倒」という方は、ショートカットのオートメーション機能を使って、特定のアプリを開いたら自動で背面タップをオフにする、という高度な技もあります。少しテクニックは必要ですが、一度設定すれば完璧です。
バッテリー消費は気にしたほうがいい?
「常に背面へのタップを検知しているってことは、バッテリーを余計に消費するのでは?」という疑問を持つ方もいるでしょう。
確かに理論上は、加速度センサーとジャイロセンサーが常に動いているため、ごくわずかなバッテリー消費はあります。しかし、実際には日常生活で気になるレベルの差は出ないというのが一般的な見解です。
どうしても気になる方や、数日間充電できない環境に行く時などは、使わない時はオフにしておくという選択肢もあります。でも普段使いでバッテリー持ちを心配する必要はほとんどありませんよ。
まとめ:iPhoneトリプルタップで日常をもっと便利に
iPhoneトリプルタップは、設定次第でiPhoneの操作性を大きく向上させてくれる機能です。基本は「設定アプリ → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ」の順に進むだけ。あとは自分のライフスタイルに合わせて、使いたい機能を割り当てるだけです。
最初は定番のスクリーンショットや消音から試してみて、慣れてきたらショートカットと連携したオリジナルアクションに挑戦してみてください。きっと「もっと早く知っておけばよかった」と思うこと間違いなしです。
この機能が特にすごいのは、健常者にとっての「便利機能」であると同時に、操作に困難を感じる方にとっては「必要な機能」でもあるという点。テクノロジーが誰かの助けになるという好例ですね。
あなたのiphoneライフが、背面タップによってさらに快適になりますように。さっそく今日から、トントン便利なiPhoneライフを始めてみませんか?
