iPhoneのセキュリティキー完全ガイド。設定方法から非対応アプリの対処法まで解説

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みなさん、こんにちは。
最近、ニュースでもよく聞くようになった「セキュリティキー」。
「なんか難しそう…」「自分には関係ないかな?」って思っていませんか?

実はこれ、フィッシング詐欺からあなたの大切なアカウントを守る、めちゃくちゃ強力な方法なんです。
今回は、iPhoneを使っている方向けに、セキュリティキーの基本から設定手順、そして「ちょっと困った…」という場面での対処法まで、まるっと解説していきます。


そもそもセキュリティキーって何?パスワードと何が違うの?

まずは基本の「き」から。

セキュリティキーというのは、USBメモリみたいな形をした小さなハードウェアのこと。
YubiKeyやGoogle Titanセキュリティキーっていう名前を聞いたことある人もいるんじゃないかな。

これを使うと、IDとパスワードを入力したあとに「このキーをiPhoneに挿す(またはかざす)」という動作が追加されるんです。

「え、めんどくさくない?」って思いました?
たしかに一手間増えます。でも、この一手間がとんでもなく重要な意味を持つんです。

普通のパスワードって、実は結構もろいんですよね。
フィッシングサイトにうっかり入力しちゃえば終わりだし、使い回してるとどこかで漏れた時に連鎖的にやられる。

でも、セキュリティキーは物理的なモノなので、ネットの向こう側から盗むことが物理的に不可能。
しかもFIDOっていう国際規格のおかげで、偽サイトか本物のサイトかを見分ける能力も持ってるんです。

つまり、どれだけ巧妙なフィッシングサイトに誘導されても、セキュリティキーは「ここ、本物じゃないな」って判断して、認証を拒否するんですね。
これはパスワードやSMS認証には絶対にできない芸当なんです。


セキュリティキー、どうやって選べばいいの?【iPhone完全対応ガイド】

さて、「よし、導入してみよう!」と思ったあなた。
次は「どのセキュリティキーを買えばいいの?」問題にぶつかります。

特にiPhoneユーザーは、ちょっと注意が必要です。

iPhoneの端子をチェック!

まず自分のiPhoneがどのモデルか確認してください。

  • Lightning端子モデル: iPhone 14以前のほとんどのモデル
  • USB-C端子モデル: iPhone 15シリーズ以降

これによって選ぶべきキーが変わってきます。

おすすめのセキュリティキー3タイプ

1. NFC対応タイプがいちばんラク

最近のセキュリティキーの主流はNFC対応。
iPhone XS以降のモデルなら、キーをiPhoneの上部(カメラのあたり)にかざすだけで認証が完了します。

物理的に挿さなくていいから、端子の種類を気にしなくて良いのがポイント。
キーがLightning型かUSB-C型か、どっちを買えばいいんだろう?って迷う必要がなくなります。

2. Lightning直挿しタイプ

「NFCの反応がたまに悪いんだよね…」って人や、確実に認識させたい人には、直接挿すタイプがおすすめ。
YubiKey 5Ciみたいに、LightningとUSB-Cの両方に対応したハイブリッドモデルもあるので、MacとiPhoneを両方使う人はこれ一つで済んじゃいます。

3. USB-Cタイプ

iPhone 15以降をお使いなら、USB-Cタイプも選択肢。
PCと共用しやすいのがメリットです。

選び方のまとめ

  • とにかく簡単に使いたい: NFC対応モデル(端子のことは忘れていい)
  • 認識の確実性重視: Lightning直挿し or USB-C直挿しモデル
  • PCとも一緒に使う: デュアルコネクタモデル

ちなみに価格はだいたい3,000円〜6,000円くらい。
「たかが認証にそんなお金かけるの?」って思うかもしれないけど、銀行口座やSNS、仕事のアカウントが乗っ取られるリスクを考えたら…むしろ安いくらいですよね。


【完全版】iPhoneでセキュリティキーを設定する方法

それでは実際に設定していきましょう。
今回はApple IDとGoogleアカウントの2つを解説します。

その前に:必ずやっておくべき準備

絶対に予備のキーを用意してください。
「え、2つも買うの?」って思いました?
でもね、これ本当に大事なんです。

セキュリティキーは物理的なモノなので、なくすときはなくなります。
たった1つしか登録してないと、そのキーをなくした瞬間、あなたは自分のアカウントに二度とログインできなくなります。

Appleの公式サイトにも「セキュリティキーをすべて紛失すると、アカウントに永久にロックアウトされる可能性があります」ってしっかり書いてあります。
なので予備キーを1つ買って、それは自宅の引き出しにしまっておく。この運用が鉄則です。

Apple IDにセキュリティキーを設定する手順

iOS 16.3以降がインストールされていることを確認してください。

  1. [設定]アプリを開く
  2. 画面上部の[あなたの名前]をタップ
  3. [パスワードとセキュリティ]を選択
  4. 下の方にある[セキュリティキー]をタップ
  5. [セキュリティキーを追加]をタップ

ここからは画面の指示に従って、用意したセキュリティキーをiPhoneに接続またはかざしていきます。
2つ以上のキーを登録するように求められるので、予備キーもここで一緒に登録しちゃいましょう。

めちゃくちゃ大事なポイント
登録が完了すると「回復キー」っていう長い文字列が表示されます。
これはスクリーンショットを撮っちゃダメ!
紙に書いて、財布とかパスワード管理アプリとか、安全な場所に保管してください。

もし予備キーも含めて全部なくした時、この回復キーが最後の命綱になります。

Googleアカウントにセキュリティキーを設定する手順

  1. Googleアカウントの管理ページにアクセス
  2. 左側のメニューから[セキュリティ]を選択
  3. [2段階認証プロセス]をクリック(まだ設定してない人は先に設定)
  4. 下の方にある[セキュリティキーを追加]を選ぶ
  5. 画面の指示に従ってキーを登録

こちらも予備キーは忘れずに登録してくださいね。


実際に使ってみてわかった!便利なところと不便なところ

ここからは実際に私がセキュリティキーを半年ほど使ってみて感じた、リアルな声をお届けします。

これは快適!と思ったポイント

  • ログインがめちゃくちゃ速い
    パスワードマネージャーでID/PWを自動入力して、キーをチョンとかざすだけ。
    ワンタイムパスワードを認証アプリで見るより実は速かったりします。
  • 「このデバイス信頼しますか?」が出ない
    新しいPCからログインする時も、SMS認証みたいに「承認コードを入力」的なステップがないからストレスフリー。
  • メンタルの安心感が段違い
    最近フィッシング詐欺のメール、めちゃくちゃ増えてますよね。
    「もし間違って入力しちゃっても、セキュリティキーがあるから大丈夫」って思える安心感はお金で買う価値あります。

これはちょっと不便…実際の困りごと

  • 最初はNFCの認識位置に戸惑う
    iPhoneでNFCを使う時は、本体の上部(カメラレンズのすぐ下あたり)が感応ゾーン。
    最初は「あれ?反応しないな?」って何度も位置をズラして試しちゃいました。
    慣れれば一発でかざせるようになります。
  • Macにログインする時がちょっと面倒
    MacでGmailをブラウザで開くと、「セキュリティキーを認証してください」って出るんだけど、キーがiPhoneに挿さったままだと「あ、どっちかに刺し直さなきゃ」ってなることもしばしば。
    NFC対応キーなら、Macの画面の指示に従ってキーをiPhoneにかざせばOKなので、この点はNFCモデルの方が便利かも。

【重要】セキュリティキーが使えないサービスがあった!どうする?

ここが一番知りたいところですよね。
正直なところ、2024年現在、すべてのサービスがセキュリティキーに対応しているわけではありません

対応している主なサービス

  • Google(Gmail含む)
  • Apple ID
  • Microsoft(Outlookなど)
  • X(旧Twitter)
  • GitHub
  • 1Password / Bitwarden(パスワードマネージャー)
  • Dropbox

非対応なことが多いサービス

  • 多くの銀行系アプリ
  • 各種クレジットカードのアプリ
  • ショッピングサイトのアカウント
  • 動画配信サービスの一部

「え、じゃあ結局いろんな認証方法が混在しちゃうの?」というのが現実です。
でも諦めないでください。ちゃんと運用方法はあります。

賢い運用テクニック「ハイブリッド作戦」

すべてをセキュリティキーで統一するのは無理でも、リスクの高いアカウントだけを守れれば十分です。

例えばこんな使い分け。

  • 最重要アカウント(Google, Apple, メインのSNS): セキュリティキーで保護
  • 銀行・カードアプリ: 認証アプリ(Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticator)のワンタイムパスワード
  • その他どうでもいい系: SMS認証(リスクは承知の上で)

認証アプリとセキュリティキーを併用する「ハイブリッド運用」が、今のところ最も現実的な解です。

パスワードマネージャー(1PasswordやBitwarden)を使っている人は、それらのアプリがワンタイムパスワード機能を持っているので、一元管理できてさらに便利ですよ。


もしもの時の備え。セキュリティキーをなくしたら?

どんなに気をつけていても、なくす時はなくなります。
「予備キーを用意しろ」ってさんざん言ってきましたが、それでも万が一全部なくしちゃった場合のことを考えておきましょう。

リカバリーコードの力

各サービスにセキュリティキーを登録する時、必ず「リカバリーコード」または「回復キー」が発行されます。
これは一回だけ使える非常用のパスワードみたいなもの。

このリカバリーコードを印刷して、実家の金庫に預けるとか、銀行の貸金庫に入れるとか、そういう物理的なバックアップを取っておくと安心です。
「クラウドに保存しておけばいいじゃん」って思うかもしれませんが、それだとセキュリティキーの意味が半減しちゃうので、可能なら物理保存をおすすめします。

信頼できる電話番号の設定

Apple IDの場合は、リカバリー用に家族など信頼できる人の電話番号を設定しておけます。
SMS認証はフィッシングに弱いから本命にはできないけど、最終手段としては機能します。

Googleの場合も、アカウント復旧用の電話番号とメールアドレスは必ず最新の状態にしておきましょう。


これからの時代、セキュリティはどう変わる?パスキーとの関係

最近「パスキー(Passkey)」っていう言葉もよく聞きませんか?
iPhoneでも「パスワード」アプリが追加されて話題になりましたね。

実はこのパスキーとセキュリティキー、技術的にはすごく近い存在なんです。
パスキーは、物理キーの代わりにiPhoneのFace IDやTouch IDを使って認証する方法。

つまり、iPhone自体がセキュリティキーの役割を果たすイメージ。
これなら物理キーを持ち歩かなくていいし、サービス側もどんどん対応が進んでいます。

じゃあ物理キーはもういらないの?というと、そうでもない。
パスキーは便利だけど、iPhoneをなくしたら終わり。でも物理キーなら予備を金庫に入れておける。
ここは一長一短なので、「メインはパスキーで、バックアップに物理キー」っていう組み合わせが、これからのスタンダードになるかもしれませんね。


まとめ。iPhoneのセキュリティキーは「設定すれば終わり」じゃない

さて、ここまでiPhoneのセキュリティキーについてたっぷり解説してきました。

最後に一番伝えたいこと。
セキュリティキーは「魔法の道具」じゃありません。
設定したらそれで終わり、じゃなくて、

  • 予備キーをちゃんと保管する
  • リカバリーコードを安全な場所にメモする
  • 非対応サービスは認証アプリと組み合わせる

この「運用」まで含めて初めて、あなたのアカウントは本当に安全になります。

最初はちょっと面倒に感じるかもしれません。
でも、一度この仕組みを作ってしまえば、あとは半永久的に強固なセキュリティが手に入ります。

最近また増えてきたフィッシング詐欺。
「自分は大丈夫」と思っている人ほど、実は危なかったりします。
この機会に、あなたの大切なアカウントを守るための第一歩を踏み出してみませんか?

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