みなさん、こんにちは。毎日使っているiPhoneのこと、どれくらい長く使えるのか気になったことありませんか?
「まだまだ使えるのに、もう新しいiOSにアップデートできない…」「セキュリティってよく聞くけど、実際いつまで大丈夫なんだろう?」
こんな風に思っている方、結構多いんです。特にここ数年はiOSのバージョンアップのたびに「対応機種」が話題になりますからね。自分のiPhoneがいつまで安全に使えるのか、その見極め方をしっかり押さえておきましょう。
今回はiPhoneのセキュリティアップデートはいつまで続くのか、そしてアップデートが終了したらどうすればいいのかを、わかりやすく解説していきます。
そもそもiPhoneのセキュリティアップデートって何?
まず基本のおさらいから。
iPhoneのアップデートには大きく分けて2種類あるのを知っていますか?
メジャーアップデートとマイナーアップデートの違い
ひとつはメジャーアップデート。これはiOS 16からiOS 17への移行みたいに、大きな機能が追加されるアップデートのこと。新しい絵文字が増えたり、ホーム画面のデザインが変わったり、目に見える変化が多いんです。
もうひとつがマイナーアップデート。たとえばiOS 17.5.1のようなアップデートで、主に不具合の修正やセキュリティ上の欠陥(脆弱性)をふさぐために配信されます。
つまり「セキュリティアップデート」というのは、このマイナーアップデートの中に含まれているんですね。
なぜセキュリティアップデートが重要なのか
「機能が増えなくてもいいから、別にアップデートしなくていいや」って思っていませんか?
実はこれ、ちょっと危険なんです。
サイバー攻撃をする人たちは、日々iPhoneの隙を探しています。そして見つかった脆弱性を突いて、個人情報を盗み出そうとする。Appleはそういう穴が見つかるたびに、ふさぐためのアップデートを急いで配信しているんです。
つまりアップデートしない=家の鍵をかけずに外出するようなもの。知らない間に誰かが入り込んで、大切な写真やメッセージ、クレジットカード情報を持っていってしまうかもしれません。
Appleが公式に発表しているサポート期間
では本題です。iPhoneのセキュリティアップデートはいつまで受けられるんでしょうか?
製品販売から5年が目安
Appleの公式見解では、製品が販売されてから5年間を目安にソフトウェアアップデートを提供するとしています。これはメジャーアップデートもマイナーアップデートも含めた期間です。
でも実際には、それを大きく超えてサポートが続くことも珍しくありません。
実際はもっと長い?過去の機種を見てみると
たとえば2015年に発売されたiPhone 6s。なんと2024年3月にiOS 15.8.2というセキュリティアップデートが配信されました。発売から約9年も経っているのに、ですよ?
これは極めて深刻な脆弱性が見つかった場合の例外措置ですが、Appleが古い機種のユーザーを完全に見捨てるわけではないことがわかります。
ただし注意してほしいのは、こうしたアップデートは定期的に来るわけではないということ。「もう大丈夫だろう」と安心せず、こまめに確認する習慣をつけましょう。
あなたのiPhoneは今どの状態?機種別サポート状況
ここからは具体的に、今使っているiPhoneがどの段階にあるのかをチェックしていきましょう。
iOS 17対応機種(最新OSで完全サポート中)
現在の最新OSであるiOS 17がインストールできる機種は以下の通りです。
- iPhone XS / XS Max
- iPhone XR
- iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
- iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
- iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
- iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
- iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
- iPhone SE(第2世代以降)
これらの機種を使っている方は、まだまだ安心。最新のセキュリティアップデートが定期的に配信されます。少なくともあと2〜3年は、新機能もセキュリティ対策もバッチリ受けられる状態ですね。
iOS 16対応機種(古いOSでの不定期アップデート)
iOS 16が最終バージョンとなる機種はこちら。
これらの機種はiOS 17にはアップデートできませんが、iOS 16.7.xという形で、重要な脆弱性が見つかった場合にはアップデートが来ることがあります。
ただしこれはあくまで「重大な問題があった場合のみ」。定期的なアップデートは期待できないと考えておいたほうがいいでしょう。
それ以前の機種(サポート終了もしくは終了間近)
これらの機種はiOS 13、14、15が最終OSです。先ほどiPhone 6sにアップデートが来た例を挙げましたが、これはあくまで例外中の例外。もう新たなセキュリティアップデートは基本的に期待できません。
特にiPhone 7シリーズ以前の機種は、発売から7年以上経過しているため、Appleの公式サポート期間を大幅に超えています。
セキュリティアップデートが終了すると何が危ないのか
「じゃあアップデートが来なくなっても、今まで通り使えばいいんでしょ?」
そう思うかもしれませんが、ここからが一番大事なポイントです。アップデートが終了したiPhoneを使い続けるリスクを具体的に見ていきましょう。
既知の脆弱性が放置される恐怖
ハッカーたちは日々、OSの脆弱性を探しています。そして新しい脆弱性が見つかると、それを悪用する方法を編み出します。
問題は、アップデートが終了したiPhoneには、その脆弱性をふさぐパッチが提供されないこと。セキュリティホールが開いたままの状態で使い続けることになるんです。
これは例えるなら、鍵が壊れた家に住み続けるようなもの。いつ泥棒が入ってもおかしくありません。
マルウェア感染のリスク増大
「Pegasus」というスパイウェアの名前を聞いたことはありますか?これはiOSの脆弱性を突いて端末に侵入する、非常に危険なマルウェアです。
こうした高度な攻撃から身を守るには、常に最新のセキュリティパッチを当てることが唯一の有効な手段。古いiPhoneは格好の標的になってしまいます。
また、危険なサイトを閲覧しただけでウイルスに感染する「ドライブバイダウンロード」攻撃も、最新のセキュリティ対策が施されたブラウザでないと防げません。
アプリが使えなくなる問題
銀行アプリやクレジットカードのアプリ、SNSなども、新しいOSのセキュリティ機能を前提に作られています。古いOSしか動かないiPhoneでは、アプリ自体がアップデートできなくなり、結果的にアプリ側の脆弱性が放置されることに。
特に金融系のアプリは、セキュリティリスクを避けるため古いOSのサポートを打ち切る傾向が強いです。お金の管理に使っている人は特に注意が必要ですね。
アップデート終了後のiPhoneを使い続けるリスク回避策
とはいえ「まだ使えるのにもったいない」「すぐには買い替えられない」という事情もあるでしょう。そんな方のために、リスクを減らす方法をいくつか紹介します。
ただし、これらはあくまで応急処置であり、完全に安全になるわけではないことを理解しておいてください。
リスクを最小限にする使い方
まず、どうしても使い続けるなら以下の点を徹底しましょう。
- 銀行やクレジットカードのアプリは使わない
- 公共のWi-Fiには絶対に接続しない(暗号化されていない通信は危険です)
- 重要な個人情報(写真、パスワード、連絡先)は端末に保存しない
- 怪しいサイトにはアクセスしない
- Safari以外のブラウザを使う(ただしサポート状況は要確認)
OSの機能でできる防御策
実はiPhoneの標準機能だけでも、ある程度の防御は可能です。
ペアレンタルコントロール(スクリーンタイム)を活用すれば、インストールできるアプリやアクセスできるWebサイトを制限できます。自分で自分の行動を制限する形になりますが、不用意に危険なサイトにアクセスするリスクは減らせます。
また、重要な情報を端末に保存しないことも大切。写真はクラウドストレージに保存する、メモにパスワードを書かないなど、もしもの時の被害を最小限に抑える工夫をしましょう。
買い替えのタイミングと新しいiPhoneの選び方
ここまでの話を聞いて「やっぱり新しいのに買い替えようかな」と思った方もいるはず。最後に、買い替えの判断基準と選び方のポイントをお伝えします。
買い替えの黄金ルール
結論から言うと、セキュリティアップデートが完全に終了したら、買い替えを真剣に検討すべきです。
具体的なタイミングとしては、
- iOSのメジャーアップデートから2世代以上取り残されたとき
- 銀行アプリなど重要なアプリが「このOSはサポート終了」と表示したとき
- セキュリティ関連のニュースで「古いiOSを狙った攻撃が増加」と報じられたとき
これらが目安になります。
新しいiPhoneを選ぶなら
新しいiPhoneを選ぶなら、当然ながら最新OSがインストールできる機種がおすすめです。
現在ならiPhone 15シリーズが最上位ですが、予算に合わせてiPhone 14やiPhone 13を選んでも、まだまだ十分なサポート期間が残っています。
中古や整備済み製品を選ぶ場合は、XS以降を基準にすると安心ですね。
まとめ:あなたのiPhoneはまだ安全?
今回はiPhoneのセキュリティアップデートはいつまで続くのかをテーマに、サポート期間の見極め方やリスクについて解説しました。
もう一度ポイントをおさらいすると、
- iPhone XS以降の機種はまだまだ安全(iOS 17対応)
- iPhone 8/Xは重大な脆弱性に限り不定期でアップデート
- iPhone 7以前は基本的にサポート終了
- アップデート終了後は個人情報流出のリスクが急増する
- 使い続けるなら応急処置はできるが、買い替えが最も確実な安全策
スマホには私たちの生活のあらゆる情報が詰まっています。写真、メッセージ、連絡先、クレジットカード情報…それらを守るのは、結局のところ日々のアップデートと、適切なタイミングでの買い替えです。
「まだ動くから」と使い続けるのもひとつの選択肢ですが、「安全に使えなくなったら」が買い替えのサインだということを覚えておいてくださいね。
あなたのiPhoneがいつまでセーフティゾーンにいるのか、この記事をきっかけに一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
