あなたの手元にあるiPhone、背面の小さな文字を見たことありますか?
「A◯◯◯」 という表記。これこそがiPhoneの「タイプ」を見極める最大のヒントです。
「自分が今どのiPhoneを使っているのか、実はよく分かっていない」
「中古で買おうと思ってるけど、同じ15でもいろいろあって迷う」
「SEって何世代あるの?どれを選べばいいの?」
こんな疑問、よく耳にします。
でも大丈夫。型番のルールさえ覚えれば、もう迷わなくなります。
しかも、この「タイプ」の知識があるだけで、修理の正確さ、買取の適正価格、中古選びの成功率まで全部変わってきます。
この記事では、2026年2月現在の最新情報をすべて整理しました。
H2:iPhoneの「タイプ」ってそもそも何?4つの識別子で完璧にわかる
iPhoneのモデルを特定するには、大きく分けて4つの手がかりがあります。
1. モデル番号(A番号)— 最も信頼できるID
iPhoneの背面、めちゃくちゃ小さい文字で刻印されている「A2847」のような数字。
これがハードウェアとしての「設計図番号」です。
たとえば、iPhone 15 ProにはA2848、iPhone 15にはA2846というA番号が割り当てられています。
ここが一致しないものは、改造・偽装・部品交換の可能性大。最初にチェックするべき場所です。
2. 部品番号(M○○○○/J/A)— 買ったルートがわかる
設定アプリ → 一般 → 情報 で表示される「MTP13J/A」みたいな文字列。
最初の1文字に意味が凝縮されています。
- M…通常の小売販売モデル(新品で買ったやつ)
- N…Apple保証の交換品(故障交換・修理代替機)
- F…整備済製品(Apple公式リファービッシュ)
- P…刻印入りカスタムモデル(オンラインストア限定)
これを見れば、「このiPhone、実は交換品だったんだ…」という事実も購入後に気づけます。
3. 型番末尾の国コード — 本来の販売地域
/J/A なら日本向け正規流通品。
/LL/A はアメリカ、/CH/A は中国、/KH/A は韓国。
「なんか動作が不安定…」という海外並行輸入品は、ここで見破れます。
4. 通称名(iPhone 14、iPhone SEなど)— いちばんざっくり
「iPhone 15 Pro Max」という呼び名は、Appleのマーケティング名称。
でも実は、同じ「iPhone 15 Pro Max」でもA番号が複数存在するケースがあります。
だからこそ、「A番号」と「通称名」の2つをセットで把握するのが正解です。
H2:【全網羅】iPhoneモデルタイプ完全データベース(2026年版)
ここからが本題。
2007年の初代から、2026年現在最新のiPhone 16シリーズまで、「A番号」「世代」「特徴」を一気に整理します。
● 2019年以前のモデル(iOSアップデート対象外機種)
これらの機種は、最新アプリの動作保証外。2026年現在、メイン機としての購入は非推奨です。
- iPhone 初代(A1203):2G、App Storeすらなし
- iPhone 3G(A1241):3G通信対応、日本上陸
- iPhone 3GS(A1303):ビデオ撮影可能に
- iPhone 4(A1332):Retinaディスプレイ、ジョブズ最後のステージ
- iPhone 4S(A1387):Siri初搭載
- iPhone 5(A1428):Lightning端子、4インチワイド
- iPhone 5s(A1453):Touch IDの衝撃
- iPhone 6 / 6 Plus(A1549):大型化の分岐点
- iPhone 6s / 6s Plus(A1633):3D Touch、いまだに根強いファン
- iPhone SE(初代 A1723):4インチ、コンパクト最終形
- iPhone 7 / 7 Plus(A1778):防水、イヤホンジャック消滅
- iPhone 8 / 8 Plus(A1863):ワイヤレス充電、ガラス背面
- iPhone X(A1865):Face ID、ノッチ、有機EL
● 2018〜2020年モデル(iOS 19非対応。サポート切れ間近)
- iPhone XS / XS Max(A1920):ゴールドが美しい
- iPhone XR(A1984):バッテリー持ち最強、カラバリ豊富
- iPhone 11(A2111):ナイトモード、コスパ良し
- iPhone 11 Pro / Pro Max(A2160):トリプルカメラ、マットガラス
● 2020〜2022年モデル(中古激戦区。あと2〜3年使える)
- iPhone 12 / 12 mini(A2403):5G、MagSafe復活、デザイン刷新
- iPhone 12 Pro / 12 Pro Max(A2407):LiDAR、センサーシフト
- iPhone 13 / 13 mini(A2482):バッテリー持ち改善、狭ノッチ
- iPhone 13 Pro / 13 Pro Max(A2483):ProMotion 120Hz、マクロ撮影
- iPhone SE(第3世代 A2595):5G対応、Touch ID現役
2026年現在、コスパ派はこのゾーンを狙え。
特にiPhone 13 Pro Max(A2484)は、中古市場で8〜10万円。ProMotion、トリプルカメラ、バッテリー持ち、すべて高水準です。
● 2022〜2023年モデル(まだ現役バリバリ)
- iPhone 14 / 14 Plus(A2649):衛星SOS、アクションモード
- iPhone 14 Pro / 14 Pro Max(A2650):Dynamic Island、常時表示、48MP
PlusモデルはPro Maxと同じ6.7インチ大型画面なのに価格はぐっと抑えめ。動画視聴メインなら正義。
● 2023〜2024年モデル(最新世代・買いどころ)
- iPhone 15 / 15 Plus(A2846):USB-C、48MP標準搭載、Dynamic Island標準化
- iPhone 15 Pro / 15 Pro Max(A2848):チタニウム、アクションボタン、A17 Pro、5倍望遠(Pro Max)
ここでコネクタがLightningからUSB-Cに大転換。
「周辺機器を統一したい」「今後数年は買い換えない」なら、15シリーズ以降一択です。
● 2024〜2025年モデル(現行最新)
- iPhone 16 / 16 Plus(A3081):A18、縦型カメラ、空間ビデオ強化
- iPhone 16 Pro / 16 Pro Max(A3083):さらに大型化、キャプチャーボタン新設
● 2026年モデル(予測・噂レベル)
- iPhone 17シリーズ:開発コードD23。カメラ性能のさらなる特化、生成AI機能の本格搭載か
H2:SIMフリー版とキャリア版。日本だけの特殊事情
ここ、意外と見落とされがちです。
日本では長年「キャリアで買う」が当たり前でした。でも2015年ごろから、Apple StoreのSIMフリー版が一気に普及。
2026年現在、国内キャリア版(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)とApple SIMフリー版では、同じiPhoneでも型番が異なるケースがあります。
たとえばiPhone 12。
- ソフトバンク版 A2404:ミリ波(高速5G)対応
- SIMフリー版 A2403:ミリ波非対応
つまり、同じ「iPhone 12」でも、キャリアによって持っている機能が違うんです。
しかも、海外版はさらに要注意。
- 米国版(LL/A):物理SIMスロットなし。eSIM専用
- 中国版(CH/A):物理SIMデュアルスロット。でも一部周波数が日本でつかみにくい
「安いから」と海外並行輸入品を買って、「SIMが認識しない」「電波のつかみが弱い」 という相談、毎年後を絶ちません。
国内正規流通品(/J/A)を選ぶのが、結局いちばん安心です。
H2:型番でここまでわかる。「M」「N」「F」の真実
中古iPhone購入時、価格差に「なんでこれだけ安いの?」と感じたら、先頭の1文字を見てください。
- Mから始まるモデル:新品購入品。高値安定。
- Nから始まるモデル:Apple保証の交換品。新品同様だが、市場評価はやや低め。
- Fから始まるモデル:整備済製品。Appleがバッテリー・外装を新品交換し、フル保証付きで再販したもの。
Fモデルは「中古」扱いですが、実はめちゃくちゃお買い得。
新品より3〜4割安いのに、バッテリーは新品、外装も新品、保証も1年付き。
「新品じゃなきゃヤダ」というこだわりがなければ、整備済製品は狙い目です。
H2:【2026年保存版】今、どのiPhoneタイプを選ぶべきか
もう一度、2026年2月現在の事実を整理します。
iOS 19のサポート対象は、iPhone XS(A1920)以降。
つまり、iPhone X、iPhone 8/8 Plusは、主要アプリの動作保証対象外になりつつある。
これから買うなら、最低でもiPhone XS以降、現実的にはiPhone 12以降を強くおすすめします。
【目的別・最適モデル】
◎ 最新がいい。絶対に妥協したくない
→ iPhone 16 Pro Max
チタニウム、USB-C、アクションボタン、ProMotion。全部欲しい人。
◎ バランス重視。3〜4年使いたい
→ iPhone 15 Pro または iPhone 15
USB-C移行済み。ProならチタニウムとA17 Pro、無印でも48MPカメラで必要十分。
◎ コスパ最優先。でも性能は欲しい
→ iPhone 13 Pro Max(中古)
中古市場で8〜10万円。120Hzディスプレイ、トリプルカメラ、バッテリー持ち最強。
◎ コンパクトが好き。片手で操作したい
→ iPhone 13 mini(中古)
5.4インチ。このサイズでもう新品は買えない。最後のコンパクトモデル。
◎ とにかく安くスマホを持ちたい
→ iPhone SE 第3世代
Touch ID、ホームボタン、4.7インチ。5G対応で必要最低限は完璧。
H2:iPhoneの「タイプ」を正しく知る人は、もう損しない
型番の読み方。
たったこれだけのことですが、知っているかどうかで、買い物の精度は大きく変わります。
「なんとなく新しいやつ」で選んでいた時代は終わり。
A番号で個体を識別し、部品番号で出自を確かめ、国コードで本来の姿を知る。
これができれば、あなたはもう「騙される側」には回りません。
中古市場には、まだまだ掘り出し物が眠っています。
でも同時に、「iPhone 14 Pro」と書いてあるのに中身はiPhone XSの改造品みたいな残念な個体も、確かに存在します。
背面の小さな文字を、もう一度見てみてください。
そこに刻まれた「A◯◯◯」が、あなたのiPhoneの本当の姿を教えてくれます。
