スマホ生活を送っていると、「あれ、シリアル番号ってどこで見るんだっけ?」とふと困る瞬間がありませんか?
Appleサポートに問い合わせたいとき、中古でiphoneを購入する前の確認、または故障で画面すら見えない…そんな緊急時にも役立つ「iPhoneのシリアル番号」の探し方を、あらゆるシチュエーション別にまとめました。
もし今、手元にiphoneがあれば、一緒に確認しながら読み進めてみてくださいね。
なぜシリアル番号が必要? 知っておくべき3つの理由
そもそも、この長ったらしい番号はいつ、何のために必要になるのでしょう。主にこの3つの場面で、あなたの強い味方になります。
まず、Appleの公式サポートを受けるとき。修理や問い合わせでは、あなたの端末を特定するために必ず求められます。次に、保証期間やAppleCare+の加入状況を調べたいとき。購入時期が曖昧でも、シリアル番号があれば正確に確認できます。そして、最も注意が必要なのが、中古のiphoneを購入する前。アクティベーションロック(後述)がかかっていないか、盗難品ではないかをチェックする重要な手がかりになります。
つまり、シリアル番号はあなたのiphoneの「戸籍謄本」のようなもの。いざという時にスムーズに事を進めるための、大切な個人情報の一つなのです。
基本編:端末が使える時の4つの確認方法
まずは、あなたの手元にiphoneがあり、普通に操作できる状態を想定しましょう。以下のいずれかの方法で、簡単にシリアル番号を見つけることができます。
1. 設定アプリから確認する(最も一般的な方法)
「設定」アプリを開き、「一般」>「情報」と進んでください。下の方にスクロールすると、「シリアル番号」の項目があります。これを長押しすると「コピー」のメニューが出てくるので、メモなどに貼り付けるのに便利です。同時に、モデル番号をタップすると、型番(例:A2849)も確認できるので、覚えておくと良いでしょう。
2. 本体の刻印を探す
iphoneの本体背面や、SIMカードトレイに、微小な文字でシリアル番号やIMEIが刻印されている場合があります。機種によって位置は異なるので、よく探してみてください。ただし、最新機種ではデザインの都合上、刻印がないモデルも増えているので注意が必要です。
3. 初期設定時の「こんにちは」画面を使う
これはあまり知られていない裏技ですが、iphoneを工場出荷状態に戻した直後、または新品を初めて起動した時に現れる「こんにちは」設定画面で確認できます。画面右下の「i」マーク(情報アイコン)をタップすると、シリアル番号とIMEIが表示されます。初期不良のチェックや、初期化直後に役立つ方法です。
4. iTunesやFinder(Mac)で接続する
古くからある確実な方法です。パソコンにiphoneをUSB接続し、iTunes(WindowsまたはmacOS Mojave以前)またはFinder(macOS Catalina以降)を開きます。デバイスアイコンをクリックすると、概要画面にシリアル番号が表示されます。画面が壊れていて操作できなくても、接続さえできればこの方法で確認可能な場合があります。
緊急編:電源が入らない・端末がない時の対処法
「画面が真っ黒で何もできない!」「端末をなくしてしまった…」。こんなピンチの時こそ、シリアル番号が必要になります。焦らず、以下の手がかりを探してみましょう。
手がかり1:購入時の「製品パッケージ(外箱)」
Apple製品の箱には、ほぼ確実にシリアル番号が記載されたラベルが貼られています。バーコードの近くを探してみてください。箱は捨てずにとっておくことが、実はとても大切な習慣なのです。
手がかり2:購入時の「レシート・領収書」
Appleストアや公式キャリア、家電量販店で購入した時の領収書や請求書にも、シリアル番号が記載されていることが多いです。最近ではオンラインで購入履歴を確認できることもあるので、メールの受信箱を検索してみるのも手です。
手がかり3:Apple IDのアカウントページ
これが最も強力な方法かもしれません。パソコンや他のAppleデバイスから、Appleの公式アカウントページ(appleid.apple.com)にサインインします。「デバイス」セクションに、あなたのApple IDでサインインしているすべてのデバイスが表示され、その中からシリアル番号を確認できます。紛失時には、ここから「探す」機能を起動することもできます。
手がかり4:モバイルキャリアの契約情報
SoftBank、au、docomoなどのキャリアで契約している場合、あなたの契約情報ページやアプリ、または問い合わせることで、端末のIMEIやシリアル番号を教えてもらえる可能性があります。
豆知識:シリアル番号とIMEI/MEID、何が違う?
情報を探していると、「IMEI」や「MEID」という言葉にもよく出会いますよね。これらはシリアル番号と何が違うのでしょうか?
簡単に言うと、シリアル番号は「Apple」が管理する製造番号で、IMEIは「通信事業者」が管理する携帯端末の国際識別番号です。シリアル番号は保証やサポートに、IMEIはネットワーク接続や盗難端末のブロックに主に使われます。
ほとんどの場合、Appleのサポートにはシリアル番号を使用しますが、もしシリアル番号が分からなくても、IMEI/MEIDで代用できるケースがほとんどです。電源が入らない時は、SIMトレイに刻印されたIMEIが唯一の手がかりになることも。ただし、iPhone 14以降の機種ではSIMトレイへの刻印がなくなったため、この点は最新の機種をお持ちの方は注意が必要です。
応用編:シリアル番号で何が分かる? 中古購入時の必須チェック
シリアル番号を手に入れたら、そこから得られる情報を有効活用しましょう。特に中古購入を考えるなら、以下の2つのチェックは絶対に行ってください。
チェック1:保証状態とサービス範囲を確認する
Appleの公式サービスページでは、シリアル番号を入力するだけで、その端末が「限定保証」の対象内か、AppleCare+に加入しているかどうかをすぐに調べることができます。これは購入価格を判断する大きな材料になります。
チェック2:最も重要な「アクティベーションロック」状態を確認する
これは絶対に外せないチェックです。「アクティベーションロック(iCloudロック)」とは、万が一端末を紛失したり盗まれたりした時に、第三者が使えないようにするAppleのセキュリティ機能です。ロックがかかったままの端末は、元の所有者のApple IDとパスワードがなければ初期設定さえ完了できず、ただの「文鎮」になってしまいます。
購入前に、Appleが提供する公式の「アクティベーションロック確認ページ」で、シリアル番号またはIMEIを入力し、ロックが「オフ」になっていることを必ず確認しましょう。このチェックを怠って購入すると、後で全く使えない端末を買わされたと泣きを見るのはあなた自身です。
注意点:シリアル番号を扱う時の心得
最後に、この大切な番号を扱う上での注意点を2つお伝えします。
まず、シリアル番号を無闇に公開しないこと。シリアル番号単体からあなたの個人情報が漏れるリスクは低いと言われていますが、フィッシングなどの標的にされる可能性を完全には否定できません。特に不審なサイトへの入力を求められた時は注意が必要です。
次に、シリアル番号から製造日や製造国を読み解くのは、今はほぼ不可能という点。これは大きな変化です。かつてはシリアル番号の桁からこれらの情報を推測できましたが、iPhone 13以降のモデルでは、シリアル番号が完全にランダム化され、従来のような解読はできなくなりました。この方法はiPhone 12以前のモデルに限られます。製造地域を知りたい場合は、モデル番号の末尾(例:日本モデルは「J/A」)を確認する方が確実です。
iPhoneのシリアル番号検索で、安心と安全を手に入れよう
いかがでしたか? シリアル番号の確認は、一見地味で面倒に思える作業かもしれません。しかし、知っていればトラブル時に慌てず対処でき、中古取引では大きなリスクを避けられます。
この記事が、あなたのiphoneライフをより安全で快適にするための、ちょっとした「知識の保険」になったなら嬉しいです。万が一の時のために、今すぐ手元の端末や箱でシリアル番号の場所を確認してみることを、おすすめします。
