iPhoneパスコードを忘れた完全解決ガイド。ロックを解除する確実な4つの方法とデータ守る心得

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「あれ、パスコードなんだっけ…」
何気ない瞬間から始まる、あの冷や汗。何度もチャレンジするうちに、画面が「iPhoneは使用できません」と冷たく告げる。焦る気持ちと共に、大切な写真や連絡先が失われるかもしれない恐怖が押し寄せてきますよね。

安心してください。パスコードを忘れてしまったとしても、状況を整理し、適切な方法を選べば、ほとんどの場合はiphoneを再び使える状態に戻せます。この記事では、あなたの状況に合わせた最善の解決策を、具体的な手順と共にご紹介します。

最初に確認すべきこと:あなたのiPhoneの状況は?

慌ててあれこれ試す前に、まずは今の状況を整理しましょう。取るべき道は、主に以下の2点で決まります。

1. パスコード入力画面はまだ出ていますか?
画面に「パスコードを入力」と表示され、数字キーパッドが現れている状態であれば、まだ選択肢は残されています。特に、iOS 15.2以降にアップデートしている場合は、画面上に直接「パスコードをお忘れですか?」というオプションが表示されているかもしれません。これは非常に強力な解決の糸口になります。

2. 「iPhoneは使用できません」と表示されていませんか?
パスコードを間違い続けた結果、セキュリティロックアウト状態に陥ると、この表示が出て一切の操作ができなくなります。この状態は一見絶望的ですが、解決方法は確実に存在します。この表示が出た時点で、端末内のデータを犠牲にすることはほぼ避けられないと覚悟し、端末そのものを復活させることを第一の目標に切り替えましょう。

方法1:iPhone単体で解除する(iOS 15.2以降 & 条件付き)

これはAppleが提供する、最も新しい救済措置です。全ての方に使えるわけではありませんが、条件が合えばパソコンなしで解決できます。

使える条件は2つだけ:

  • あなたのiphoneiOS 15.2以降にアップデートされていること。
  • ロック画面に直接「パスコードをお忘れですか?」というリンクが表示されていること。

このオプションをタップすると、Apple IDのパスワードを求められ、その後新しいパスコードを設定する流れになります。しかし、重要な注意点があります。この機能は「iPhoneは使用できません」という完全ロックアウト画面では使えません。 あくまで、パスコード入力のチャンスがまだ残っている段階でのみ有効な手段です。

方法2:iCloudの「探す」を使って遠隔解除する

「探す」機能を有効にしていたなら、これは最も手軽な方法のひとつです。別のAppleデバイス(家族のiPhoneやiPad)や、パソコンのブラウザから実行できます。

具体的な手順:

  1. 別のiPhone/iPadで「探す」アプリを開くか、パソコンでiCloud.comにアクセスし、あなたのApple IDでサインインします。
  2. 「デバイスを探す」を選択し、パスコードを忘れたiphoneを選びます。
  3. 「デバイスを消去」オプションを実行します。

これにより、端末はインターネット経由で工場出荷状態に初期化されます。ただし、これにも条件があります。対象のiPhoneが電源が入っていて、かつ何らかのネットワーク(Wi-Fiまたはモバイル通信)に接続している必要があります。 圏外や電源オフの状態では命令が届きません。

また、これで解除されるのはパスコードだけであり、アクティベーションロックは残ったままです。初期化後、再セットアップする際には、必ず元のApple IDとそのパスワードが必要になります。これは盗難防止の重要な仕組みです。

方法3:パソコンを使ったリカバリモード復元(最も確実な王道)

パソコン(MacまたはWindows)とUSBケーブルさえ用意できれば、これがほぼ100%確実で、ほぼ全ての機種・iOSバージョンに対応する公式の最終手段です。多くの方が最終的に行き着く方法です。

事前準備:必要なものはたったの3つ

  • パソコン: Mac (macOS Catalina以降) なら「Finder」、Windowsなら最新版の「iTunes」(必ずApple公式サイトからダウンロードしたもの)が必要です。
  • USBケーブル: できれば純正のLightningケーブル、または「MFi認証」と書かれた信頼できるもの。接続不良は失敗の最大の原因です。
  • 約30分〜1時間の時間と安定したネット環境: iOSの最新ソフトウェアをダウンロードする必要があります。

最大の難関?リカバリモードへの正しい入り方

ここで多くの人がつまずきます。機種によって操作方法が異なるので、お手持ちのiphoneに合わせて慎重に行ってください。

iPhone 8以降 / Face ID搭載全モデル (iPhone 13, 14, 15シリーズなど)

  1. iphoneの電源を切ります。
  2. サイドボタン(電源ボタン)を押し続けながら、パソコンにUSBケーブルで接続します。
  3. 画面にAppleロゴが表示されても離さず、黒地にケーブルとパソコンのアイコン(リカバリモード画面)が表示されるまで押し続けます。

iPhone 7 / iPhone 7 Plus

  1. 電源を切ります。
  2. 音量ダウンボタンを押し続けながら、パソコンに接続します。

iPhone 6s以前 / SE(第1世代)

  1. 電源を切ります。
  2. ホームボタンを押し続けながら、パソコンに接続します。

リカバリモード画面が表示されたら、パソコンのFinderまたはiTunesに「復元」または「アップデート」を求める画面が現れます。パスコードを解除し、端末を使えるようにするためには、必ず「復元」を選択してください。 「アップデート」を選ぶとiOSの再インストールのみ行われ、パスコードは消えません。

エラーが出た時の3ステップ切り分け法

復元中に「エラー3194」や「エラー4013」などが表示されることがあります。その時は慌てず、以下の順で試してみてください。

  1. ケーブルとUSBポートを変える: 別のUSBケーブル、パソコンの別のUSB差込口(可能なら背面の直接マザーボードにつながっているポート)で試します。
  2. パソコンを再起動する: パソコンとiPhoneの両方を一旦全て切断し、再起動してから手順を最初からやり直します。
  3. 別のパソコンを試す: 可能であれば、友人や家族の別のパソコンを借りて試してみるのが最も効果的です。

方法4:Appleの公式サポートに依頼する

「パソコンを借りられない」「どうしても自分で操作する自信がない」「リカバリモードすら起動できない(物理的な故障の可能性がある)」という場合は、プロの手を借りるのが賢明です。

サポートを受けられる場所:

  • Apple直営店(Apple Store)
  • Apple正規サービスプロバイダ(AASP)

持っていくべきもの:

  • パスコードを忘れたiphone本体
  • 身分証明書(運転免許証、保険証、パスポートなど)
  • 可能であれば購入時の領収書(あるとスムーズですが、必須ではありません)

店頭では、セキュリティ保護の観点から、データの救出やパスコードの解析は原則として行えません。あくまで、リカバリモードを使った工場出荷状態への復元をサポートする形になります。しかし、スタッフが確実な手順で作業してくれるため、自分で不安を感じながら行う必要がなくなるという大きなメリットがあります。

どうしても避けられないデータ消失と、その後の復元

ここまで紹介したどの方法でも、共通する厳しい現実があります。それは、パスコードを解除するプロセスでは、端末内に保存されているデータ(写真、メッセージ、アプリデータなど)はほぼ確実に消えてしまうということです。

しかし、もしあなたが定期的なバックアップを取っていたなら、その被害を最小限に食い止めることができます。

iCloudバックアップからの復元:
「設定」→ [あなたの名前] → 「iCloud」→ 「iCloudバックアップ」で有効になっていれば、iphoneを初期化した後のセットアップ画面で、「iCloudバックアップから復元」を選ぶことができます。復元されるのは、最後にバックアップを取った時点までのデータです。

パソコンバックアップからの復元:
過去に一度でもiTunesやFinderでパソコンと同期/バックアップしたことがあるなら、そのバックアップファイルから復元する道も残っています。初期化後、パソコンに接続した状態でセットアップを進めると、そのバックアップを復元するオプションが提示されます。

どうしても復元できないものもあります。例えば、健康データやApple Payに登録したクレジットカード情報、Touch ID/Face IDの生体情報は、セキュリティ上バックアップに含まれず、初期化後は自ら再設定する必要があります。

二度とパスコードを忘れないために。今すぐできる予防策3選

今回の苦い経験を、将来の安全への投資に変えましょう。今すぐできる予防策は次の3つです。

1. パスコードは絶対に「記憶だけ」に頼らない
紙に書いて金庫や耐火ボックスに保管する。または、パスワード管理アプリの「セキュアメモ」機能に保存する(もちろん、マスターパスワードは忘れないように!)。これらは単純ですが、最も確実な方法です。

2. 定期的なバックアップを習慣化する
iCloudバックアップをオンにし、Wi-Fiに接続中で充電されていれば自動で行われるように設定しましょう。また、月に1度はパソコンに接続してローカルバックアップも取るのが理想です。バックアップさえあれば、たとえ端末が壊れてもデータは守られます。

3. 緊急時のために「医療ID」を設定する
「ヘルスケア」アプリで医療ID(持病、服用薬、緊急連絡先など)を設定し、ロック画面からアクセスできるようにしておきましょう。万が一の際に救助者の助けになるだけでなく、パスコードが分からなくなった時でも、この画面から緊急連絡先に連絡を取ることは可能です。

まとめ:iPhoneパスコードを忘れた時にやるべき、確実な一歩

パスコードを忘れた時の絶望感は、とても大きなものです。しかし、それは決して終わりではありません。焦って闇雲に試すのをやめ、まずは深呼吸をしてください。

あなたの取るべき道は、今の画面の状態(パスコード入力可能 or 完全ロック)と、あなたが利用できる環境(パソコンがあるか、探す機能がオンか)によって、ほぼ自動的に決まります。多くの場合、パソコンを使ったリカバリモード復元が最終的で確実な答えになります。データの損失は痛いですが、端末を再び使える状態に戻せるという希望を忘れないでください。

そして、この困難を乗り越えた後は、ぜひ今回ご紹介した予防策を取り入れてください。少しの準備が、次に同じ冷や汗をかくことを防いでくれます。あなたのiphoneと大切な思い出が、再び安全に使えるようになることを願っています。

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