「最近、バッテリーの減りが早い気がする…」
「フル充電しても、すぐに電池残量が少なくなる」
そんな悩みを抱えているあなた、もしかするとバッテリーが劣化しているサインかもしれません。
この記事では、iPhoneのバッテリー交換にかかる費用のすべてを、最新機種から昔の機種まで詳しく解説します。
「どこで頼んだらいいの?」「安く済ませる方法は?」といった疑問にもお答えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
自分で確認できる!バッテリー劣化のサイン
いきなりお金の話をする前に、まずはあなたのiphoneが本当にバッテリー交換を必要としているのか、セルフチェックしてみましょう。
交換を決める前に、以下のような症状が出ていないか確認してください。
- 電池の減りが明らかに早くなった:以前と同じ使い方なのに、あっという間にバッテリー残量が減る。
- 充電がすぐに満タンになる(または、なかなか充電されない) :これもバッテリー性能低下の典型的な症状です。
- 突然シャットダウンする:特にバッテリー残量が20〜30%あるのに、急に電源が落ちてしまう。
- 設定で「最大容量」が低い:「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で確認できる「最大容量」が80%を切っている。
特に、この「最大容量」が80%を下回ると、パフォーマンスが制限される場合もあり、交換を検討する一つの大きな目安となります。
「まだ大丈夫かな?」と迷ったら、まずはここをチェックしてみましょう。
気になる費用の全貌:正規修理と非正規修理の比較
さて、本題のバッテリー交換費用です。
大きく分けると、「Appleの正規サポートを利用する方法」と「街の修理店など非正規店を利用する方法」の2つがあります。
それぞれ、費用も特徴もまったく違うので、じっくり見比べてください。
安心の純正パーツ!Apple正規サポートの費用
まずは、iphone純正のバッテリーで交換する方法から。
これはApple Store、またはApple正規サービスプロバイダ(大手家電量販店のサービスカウンターなど)で依頼できます。
2026年1月現在の目安となる費用は、以下の通りです。
- 最新ハイエンドモデル(例:iPhone 17 Pro / Pro Max、iPhone 16 Pro / Pro Max、iPhone Airシリーズ): 19,400円(税込)
- 比較的新しい主力モデル(例:iPhone 17、iPhone 16シリーズ、iPhone 15シリーズ、iPhone 14シリーズ): 15,800円(税込)
- 少し前のモデル(例:iPhone 13シリーズ、iPhone 12シリーズ、iPhone 11シリーズ、iPhone XR): 14,500円(税込)
- その他のモデル(例:iPhone SEシリーズなど): 11,200円(税込)
※この価格は、AppleCare+に加入していない場合の費用です。
もしあなたが、iphone購入時にオプションの「AppleCare+」を付けていたら、条件によっては無料で交換できる可能性があります。
それは、バッテリー容量が「元の容量の80%未満」に低下している場合。
AppleCare+は故障や水漏れ時の修理料金を抑えるイメージが強いですが、バッテリー交換という消耗品の部分もカバーしてくれる、意外とお得なサービスなんです。
お持ちの方は、まずバッテリーの最大容量を確認してみてくださいね。
費用を抑えたい方へ!非正規修理店の相場
「正規サポートは安心だけど、もう少し費用を抑えられないかな…」と思う方もいるでしょう。
そんな時は、街にあるスマホ修理店など、Apple正規ではない「非正規店」が選択肢に入ってきます。
非正規店の大きな魅力は、その価格の安さと柔軟性。
機種にもよりますが、正規サポートの3割から7割程度の費用で交換してくれるお店が多いです。
具体的な相場の例を挙げてみます。
- iphone 15の場合:非正規店での交換費用は、おおよそ9,680円〜11,980円ほど。
- iphone 13の場合:さらに安くなり、5,880円〜9,480円程度が相場のようです。
- さらに古い機種(例:iphone 8やiphone x):2,780円〜4,400円という非常に安い価格で交換できる店舗もあります。
「え、こんなに安いの?」と驚きますよね。
しかし、この価格差にはもちろん理由があります。
次に、正規と非正規、それぞれの「メリットと注意点」をしっかり理解しておきましょう。
どっちが自分に合ってる?正規vs非正規の徹底比較
費用だけを見ると非正規店が断然お得に見えますが、選ぶ前に知っておくべき大切なことがいくつかあります。
あなたのiphoneをどうしたいのかによって、最適な選択肢が変わってくるのです。
Apple正規サポートで交換するメリット・デメリット
まずは、Apple正規サポートを利用する場合のポイントを整理します。
◎ メリット
- 純正パーツの使用:必ずApple純正のバッテリーに交換されます。性能や安全性に信頼がおけます。
- 保証が維持される:修理後も、残りのメーカー保証がそのまま適用されます。また、修理自体に90日間のサービス保証が付きます。
- 下取り価値が下がらない:将来、新しい機種に買い替える際の下取りや、Appleのリサイクルプログラムを利用する際に、全く問題ありません。
△ デメリット・注意点
- 旧機種はサポート対象外の可能性:Appleは、発売からおおむね5年が経過した機種を「ビンテージ製品」とし、公式サポートを終了させていく方針です。iphone 8やiphone xなどは、すでに対象外になっている場合があるので、事前の確認が必須です。
- 修理期間:持ち込んだ店舗にもよりますが、即日完了しない場合や、数日から1週間程度かかることもあります。
- データは初期化される:正規修理では、修理過程でデータが消去されるのが原則です。依頼前には、必ずiCloudやPCへのバックアップを忘れずに。
非正規修理店で交換するメリット・デメリット
次に、非正規店を利用する場合のポイントを見ていきましょう。
◎ メリット
- 価格が安い:先ほど紹介した通り、コストを大幅に抑えられます。
- 旧機種にも対応:メーカーサポートが終了した古いiphoneでも、交換してくれる店舗がほとんどです。
- 即日完了が多い:「持込修理30分」など、その日のうちに仕上げてくれる店が多く、忙しい人にはありがたいですね。
- データ保持の可能性:多くのお店が、データを消さずにそのままの状態でバッテリー交換するサービスを提供しています。バックアップを取る時間がなかった…という場合でも安心です(ただし、万が一に備えてバックアップは推奨されます)。
△ デメリット・注意点
- 純正パーツは使えない:Appleから純正部品を仕入れることはできないため、互換性のあるサードパーティ製のバッテリーでの交換になります。
- Appleの保証が受けられなくなるリスク:非正規修理を受けると、その時点でメーカー保証が無効になる可能性が非常に高いです。また、今後Apple正規サポートを受ける際に制限がかかる場合もあります。
- 下取り価値が大きく下がる:キャリアやAppleの下取りプログラムでは、非正規修理が施された端末は、ほぼ確実に対象外となります。
- 業者選びが極めて重要:技術力や使用するパーツの品質は店舗によってピンキリです。悪質な業者だと、不具合の原因になったり、安全面で問題が生じたりするリスクもゼロではありません。
非正規店を選ぶ際に、ひとつ強くおすすめしたいことがあります。
それは、総務省が定める「登録修理業者」 かどうかを確認すること。
この登録制度は、一定の技術基準を満たした業者が認定されるもので、相対的に信頼できる選択肢を見つける一つの指標になります。
検討しているお店の名前が、総務省のウェブサイトで検索できるかチェックしてみてください。
その他の選択肢と、賢い選び方の判断基準
ここまで、主な2つのルートを見てきました。
実は他にも、少し特殊なケースを含めた選択肢があります。
選択肢1:キャリアの保証パックを活用する
ドコモやau、ソフトバンクなどの契約時に、「あんしん保証パック」のようなオプションに加入している方も多いはず。
実はこれらの保証の中には、バッテリー交換費用の一部または全部をカバーしてくれるものがあります。
まずは、ご自身の契約内容を確認してみましょう。思いがけず無料交換の対象になっているかもしれません。
選択肢2:自分で交換する(DIY)
ネットで交換キットが売られているのを見たことがある方もいるでしょう。
しかし、これは絶対におすすめできません。
iphoneのバッテリー交換は、専用の工具と高度な技術が必要な、非常にデリケートな作業です。
間違えると発火の危険性さえありますし、たとえ成功しても、設定内に「部品が正しく認識されていません」といった警告が表示されたり、今後の動作が不安定になったりするリスクが高まります。
特に高価な最新機種では、プロに任せるのが一番の得策です。
では、結局どう選べばいいの?というあなたに、簡単な判断のフローを提案します。
- 「AppleCare+」や「キャリアの保証」に入っている → まずは正規店で無料条件を確認!
- 古い機種で、とにかく安く済ませたい → 信頼できる非正規店(登録修理業者)を探す。
- 最新機種で、今後も安心して長く使いたい → 純正パーツと保証を選ぶ、正規サポートがベスト。
- 時間がなく、今すぐデータを消さずに直したい → 即日対応&データ保持可の非正規店を検討(保証喪失のリスクを理解した上で)。
将来の価格変動もチェック!交換を考えるベストタイミング
最後に、少し先の話にも触れておきますね。
実は、スマホの修理部品の多くは輸入に頼っているため、為替レートの影響を大きく受けます。
業界内では、円安の流れが続いた場合、2026年春以降に修理費用全体が値上がりする可能性があるという見方もあります。
「バッテリーの調子が悪いな」と感じ始めたら、それが交換のサインかもしれません。
費用がさらに上がる前に、早めに見積もりを取ってみるのも賢い選択の一つです。
あなたのiphoneを、いつまでも快適な相棒でいるために、バッテリーの状態にはぜひ気を配ってあげてください。
まとめ:iPhoneのバッテリー交換費用と選び方
いかがでしたか?
今回は、iPhoneのバッテリー交換費用を中心に、正規・非正規の違いから選び方のコツまで、詳しくお伝えしました。
まとめると、
- 費用は機種と依頼先で大きく変わり、正規では約1万1千円〜1万9千円、非正規ではさらに安く抑えられる。
- 正規の強みは「純正パーツと保証の維持」、非正規の強みは「低価格と即日対応・データ保持」。
- 非正規店を選ぶ際は、信頼性の高い「総務省登録修理業者」を確認することが大切。
- 自分での交換は危険が伴うため、おすすめしない。
あなたのライフスタイルや、iphoneへの思い入れに合わせて、最適なバッテリー交換の方法を選んでみてください。
少しでも長く、愛着のある端末を快適に使い続けるお手伝いができたら嬉しいです。
