最近、小型ながら高性能な「ミニPC」が注目を集めています。
その中でも「Apex Legends」を快適にプレイできるかどうかは、多くのゲーマーが気になるポイントですよね。
本記事では、Apex向けミニPCの評判からおすすめモデルまで、実際のゲーミング性能とコスパを中心にわかりやすく解説します。
ミニPCとは?Apexプレイに使えるの?
「ミニPC」とは、一般的なデスクトップPCよりもはるかにコンパクトな筐体に、CPU・GPU・メモリなどを凝縮した小型コンピュータです。
近年では、性能の向上と省電力化によって、Apex LegendsのようなFPSタイトルも快適に遊べるモデルが増えています。
ミニPCのメリット
- 省スペース:デスクの上にちょこんと置けるサイズ感で、部屋をスッキリ見せられる。
- 持ち運びやすい:イベントや出張先でもゲーム環境を持ち歩ける。
- 電力効率が高い:小型化に伴い、省電力設計のCPUやGPUを採用するモデルが多い。
デメリット
- 拡張性が限られる:グラフィックカードの交換や冷却ファンの追加など、内部改造は難しい。
- 冷却性能に制約:高性能パーツを詰め込むと熱がこもりやすく、長時間プレイでは温度上昇が課題になることも。
- コスパは若干不利:同価格帯の大型PCより、やや性能が抑えられる傾向があります。
つまり、「持ち運べるゲーミングPC」として使いたいなら最適ですが、拡張や最高設定での長時間プレイには少し注意が必要です。
Apex Legendsを遊ぶための必要スペック
Apexは中程度の負荷で動作するFPSですが、安定して144fps近くを出すには、ある程度のGPU性能が求められます。
ここでは、公式推奨と実際のプレイ環境を踏まえた目安を紹介します。
- CPU:Intel Core i5以上(できれば第10世代以降)またはRyzen 5以上
- メモリ:16GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 1660 / RTX 3050以上
- ストレージ:SSD推奨(Apexの容量は75GB前後)
これを満たせば、フルHD・中設定でも快適にプレイ可能です。
特に「RTX 3050」や「Ryzen 7 6800H」クラスを搭載しているミニPCなら、Apexでも60〜100fps前後を狙えます。
Apex向けミニPCを選ぶポイント
ミニPCをApex用に選ぶ際は、スペック表だけでなく“実使用”をイメージして選ぶのがコツです。
以下の点を意識すると失敗しにくくなります。
1. GPU性能
ApexはGPU依存度が高いゲームです。
RTX 3050/3050Tiクラスなら中〜高画質で安定。
RTX 4060搭載モデルなら144fpsを目指せます。
一方で、内蔵GPU(RadeonやIris Xe)では設定を落とさないとカクつくことがあります。
2. CPU・メモリ
CPUは6コア以上、メモリは最低16GB。
8GBでは起動はできても動作が重く、マルチタスク時にラグが生じやすいです。
ApexはCPU負荷も高いため、Ryzen 7やCore i7クラスが理想的です。
3. 冷却と静音性
小型筐体では冷却が弱点になりやすいです。
通気性の良いケースデザインや、熱管理がしっかりしたモデルを選ぶと安心。
レビューで「熱くなりにくい」「ファン音が静か」と書かれているかも確認しましょう。
4. コスパ
価格帯はおおよそ5〜15万円。
10万円前後のモデルが最もバランスが良く、Apexも問題なく動作します。
5万円台では軽量タイトルは動作しても、Apexを高画質で遊ぶのは厳しい場合があります。
実際の評判とユーザーの声
SNSやレビューを見てみると、「思った以上に快適」「熱対策さえすれば十分遊べる」という意見が多く見られます。
特に、MINISFORUM MS-01やGEEKOM A6といったメーカーは、ゲーミング性能とコンパクトさを両立していると評価されています。
- MINISFORUM MS-01シリーズ:Core i9+RTX3050を搭載し、Apexで平均70fps前後。
- GEEKOM A6:Ryzen 7 6800H搭載で、動画編集や配信もこなせる汎用性が高い。
- Beelink EQ12 Pro:省電力モデルながら、設定を落とせばApexもプレイ可能。
ユーザーの共通意見としては、「最高設定で遊ぶには限界があるが、ミドル設定なら十分」というもの。
つまり、“ライトゲーマーから中級者まで”には最適な選択肢と言えます。
ApexにおすすめのミニPCモデル
ここでは、性能・価格・評判のバランスを踏まえたおすすめ機種を紹介します。
MINISFORUM MS-01(Core i9-12900H/RTX3050)
10万円台前半ながら、高性能CPUとGPUを搭載。
フルHDでのApexプレイに最適で、コンパクトながら安定した冷却性能も魅力です。
GEEKOM A6(Ryzen 7 6800H)
コスパ最強と評判のモデル。
GPU統合型のRyzen 7 6800Hでも、設定を中程度にすればApexを快適にプレイ可能。
価格も7万円前後と手が届きやすいのがポイント。
Skynew Mini Gaming PC(Core i9/RTX3050Ti)
国産ブランドで信頼性が高いモデル。
高性能ながら筐体が非常に小さく、静音性にも配慮されています。
予算に余裕があるなら、長く使える一台です。
ACEMAGIC S3A(Ryzen 9)
Ryzen 9搭載でマルチタスク性能が高い。
GPU性能は控えめですが、Apexを軽めの設定で遊ぶには十分。
5万円台という価格も魅力です。
ミニPCとゲーミングノートPCの違い
「同じ小型ならノートPCでいいのでは?」と思う人も多いでしょう。
しかし、ミニPCは以下の点で差があります。
- 冷却効率が高い:同価格帯のノートより放熱性が高く、性能維持しやすい。
- 拡張性が若干ある:メモリやSSDを交換できるモデルもある。
- 外付けモニターを活かせる:デュアルディスプレイ環境を作りやすく、配信や編集にも便利。
一方で、ノートPCは「持ち歩き重視」で、単体で完結する手軽さが強み。
自宅据え置きでApexを遊ぶなら、ミニPCのほうが冷却面とコスパで有利です。
コスパで選ぶか、性能で選ぶか
ApexミニPCを選ぶ際の分かれ道は、「どこまでの快適さを求めるか」です。
フルHD中設定で60fps出ればOKという人なら、7万円前後のミドルクラスで十分。
一方、144fpsで競技的に戦いたいなら、10万円以上のRTX搭載モデルが現実的です。
価格を抑えたい場合はRyzen 7/8コアCPU+統合GPUの構成でも、設定を調整すればApexを楽しめます。
性能を重視するなら、冷却性能や電源容量もチェックポイントです。
ApexミニPCの評判とおすすめモデル比較!ゲーミング性能とコスパを解説(まとめ)
ミニPCは、以前に比べて性能・安定性が大きく進化しています。
Apex LegendsのようなFPSタイトルでも、今や小型PCで十分楽しめる時代になりました。
最後にポイントを整理すると──
- RTX3050クラス以上ならApexを快適にプレイ可能
- 冷却設計が優れたモデルを選ぶこと
- メモリ16GB・SSD搭載が最低ライン
- 価格帯7〜12万円前後が狙い目
ミニPCは、限られたスペースでも“本格的なゲーム環境”を作れる頼もしい存在です。
あなたのライフスタイルに合わせて最適な1台を選び、コンパクトなデスクでもApexを思いっきり楽しんでみてください。
