2025年に入り、Anker(アンカー)から発表されたモバイルバッテリーのリコールについて、多くの消費者が注目しています。これまで高評価を受けていたAnker製のモバイルバッテリーが、火災や過熱のリスクを抱えている可能性があるとして、自主回収の対象となりました。本記事では、リコール対象の製品について詳しく解説し、返品・交換方法についてもわかりやすくご紹介します。
Ankerモバイルバッテリーのリコールとは?
Ankerは、モバイルバッテリー市場で非常に高いシェアを誇るブランドで、特にコンパクトで高性能な製品が人気です。しかし、2025年6月26日に発表されたリコール情報によると、Ankerのモバイルバッテリーに使用されている一部のリチウムイオン電池に不具合があり、過熱や火災のリスクが発覚しました。このリコール対象に含まれているのは、10000mAh、20000mAh、さらにはMagGoシリーズのモバイルバッテリーです。
リコールの原因としては、リチウムイオン電池の不良があり、過熱が進行すると発火するリスクが生じる可能性があるとされています。Ankerは、これらの製品に対して、安全性を確保するために自主回収を決定し、消費者に対して返金または交換の対応を進めています。
どの製品が対象になるのか?
リコール対象となる製品は、主に以下の機種です。これらの製品は、いずれもリチウムイオン電池を使用したモバイルバッテリーで、過去に販売されたすべての型番が対象になるわけではありません。シリアル番号を確認することで、対象製品かどうかをチェックすることができます。
対象となる主な製品
- Anker Power Bank(10000mAh, 22.5W) 型番:A1257
- Anker Power Bank(20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル) 型番:A1647
- Anker MagGo Power Bank(10000mAh, 7.5W, Stand) 型番:A1652
- Anker 334 MagGo Battery(PowerCore 10000) 型番:A1642
これらの製品は、日本国内および海外で販売されていたものが対象となっており、使用中の製品が該当するかどうかは、製品のシリアル番号で確認できます。
リコール対象製品の不具合
今回のリコール対象となった製品は、リチウムイオン電池が原因で過熱するリスクがあることが確認されています。リチウムイオン電池は高エネルギー密度を持つため、内部で不具合が起きるとショートを引き起こし、火災や火傷の危険が生じます。この不具合が特定のサプライヤーから供給された部材に関わっている可能性があり、Ankerは製品の安全性を確保するために迅速に回収対応を行うことを決定しました。
実際に、海外の消費者安全委員会(CPSC)でもAnker製モバイルバッテリーに関するリコールが発表されており、特に過熱や発火のリスクが高いことが報告されています。このため、消費者としては早急にリコール対象製品を特定し、安全対策を取ることが重要です。
リコール対象製品の返品・交換方法
1. リコール対象製品の確認方法
まず最初に、自分が持っているAnkerのモバイルバッテリーがリコール対象製品かどうかを確認する必要があります。確認方法は簡単で、Ankerの公式ウェブサイトで提供されているシリアル番号チェック機能を使用します。型番と製造番号を入力することで、対象製品かどうかがわかります。
2. 返品・交換手続き
リコール対象の製品が確認できたら、返品または交換の手続きを行うことができます。手続き方法は以下の通りです:
- 公式サイトでの申請
Ankerの公式サイトにアクセスし、回収受付フォームに必要な情報を入力します。このフォームで必要事項を入力後、Ankerから回収キットが送付されます。 - 回収キットの受け取り
回収キットには、製品を安全に送るための耐火シートや発送用のレターパックが同梱されます。耐火シートを使って製品を包み、レターパックに入れて送付します。 - 製品の発送
回収キットが届いたら、製品を適切に梱包し、郵便局で返送手続きを行います。集荷サービスを利用することもできます。 - 交換・返金
回収後、交換対応を希望する場合、3週間以内に新しい製品が発送されます。しかし、交換品には数量上限があるため、一定数に達した場合は返金対応に切り替わる可能性があります。返金額は製品の型番や容量により異なり、例えばAnker Power Bank(10000mAh, 22.5W)は約3,490円、Anker Power Bank(20000mAh)は約7,490円の返金が行われます。
3. 返金対応
万が一、交換品の在庫がなく、返金対応となった場合、返金金額は購入時の価格に基づいて計算されます。返金方法は指定された銀行口座への振込や、購入証明書がある場合はクレジットカードへの返金が行われます。
リコール後の消費者への注意点
リコール対象の製品が判明した場合、使用を直ちに中止し、回収手続きを行うことが最も重要です。特に、リチウムイオン電池が関わる製品では、過熱や火災のリスクが高く、事故を防ぐためにも早急な対応が求められます。
また、交換品や返金対応を受けるには、迅速な手続きが重要です。返品・交換手続きはインターネットを介して簡単に行うことができますが、万が一、手続きに不安がある場合はAnkerのサポート窓口に問い合わせることができます。
終わりに
Ankerのモバイルバッテリーは、長年にわたり信頼されてきたブランドですが、今回のリコールによって、製品の安全性に関する懸念が高まりました。しかし、Ankerは迅速に回収・交換対応を行っており、消費者としてはしっかりとリコール対象製品を確認し、安全な対応を取ることが求められます。万が一、対象製品を使用している場合は、早期に回収・交換手続きを進めることが大切です。
