スマートウォッチ選びに迷っている人へ。
ついにGarmin(ガーミン)の新モデル「Venu4」が登場しました。この記事では、発売日や新機能、そして前モデルVenu3との違いをわかりやすく整理していきます。実際の使用イメージや選び方のヒントも交えながら、購入前に知っておきたいポイントをまるっと紹介します。
ガーミンVenu4の発売日と基本情報
Venu4は2025年9月に正式発表され、日本では同年10月頃から販売が始まりました。価格はおおよそ7万9,800円前後(税込)。サイズは45mmと41mmの2種類が用意され、男女問わず装着しやすい設計です。
ディスプレイは1.4インチのAMOLED(有機EL)で、解像度は454×454ピクセル。高精細で発色が鮮やかなので、屋外でも非常に見やすいのが特徴です。さらにケースはステンレスとFRPのハイブリッド構造で、軽量ながら高級感のあるデザインに仕上がっています。
防水性能は5ATM(50メートル防水相当)。バッテリーはスマートウォッチモードで約12日間持続するため、毎日充電しなくても安心して使えます。
デザインと質感の進化
まず感じるのは、全体の質感が一段と洗練されたこと。
Venu4は「日常で映えるスマートウォッチ」というコンセプトのもと、ステンレスベゼルの輝きと柔らかいフォルムが融合しています。カラー展開も豊富で、Slate/Black、Silver/Gray、Lunar Gold/Boneなど、ファッションやTPOに合わせて選びやすいラインナップです。
前モデルのVenu3ではプラスチック感がやや強かったという声もありましたが、Venu4ではその印象が一変。メタル素材の採用により、ビジネスシーンでも自然になじむ高級感があります。
Garmin Venu4の新機能まとめ
Venu4では、Garminらしいスポーツ計測の強みをさらに磨きながら、ライフログや健康管理の分野でも大幅に進化しました。
特に注目したい新機能を紹介します。
1. 高精度GPS「GNSSマルチバンド」
L1とL5の2周波を利用するマルチバンドGPSに対応。これにより、高層ビル街や山道でも測位精度が格段にアップしました。ランニングやトレイルなど、位置情報が重要なアクティビティではかなり信頼できます。
2. 80種類以上のスポーツアクティビティ
Venu3の約30種類から一気に80種類以上に対応。
ランニング、サイクリング、筋トレ、HIIT、ヨガ、スキー、デュアスロンやトライアスロンまで幅広くカバーしています。ひとつのウォッチであらゆるスポーツを網羅できるのは嬉しいポイントです。
3. Garmin Fitness Coach(ガーミン フィットネスコーチ)
トレーニング目的や体調に合わせて、最適なワークアウトを自動提案する新機能。日々のデータをもとに「今日は軽め」「今日は負荷を上げよう」など、まるでコーチがそばにいるように導いてくれます。
これまで「トレーニングをどう組めばいいかわからない」と悩んでいた人にも心強い味方です。
4. 睡眠アライメント機能
体内時計や睡眠サイクルを解析し、理想的な就寝・起床リズムをサポート。
「何時間寝たか」だけでなく、「いつ寝たか」「どんな質で眠れたか」に焦点を当てることで、睡眠の改善を具体的に提案してくれます。
5. ライフスタイル記録とHealth Status分析
カフェインやアルコール摂取、ストレス、活動量などを総合的に記録し、体調や気分の変化を可視化。
また「Health Status」機能により、心拍変動・皮膚温・血中酸素飽和度・呼吸などの複数データを組み合わせて、健康状態を立体的に把握できます。
6. LEDフラッシュライトと音声アシスト
新しくLEDライトが搭載され、夜間ランニングや暗い場所での使用に便利。
さらに音声メモや通話機能、音声コマンドにも対応し、日常の操作性が大幅に向上しました。
Venu3との違いを徹底比較
Venu3も非常に人気の高いモデルですが、Venu4は一歩進んだ「万能型スマートウォッチ」として登場しました。違いを整理すると、以下のような傾向が見えてきます。
- GPS精度の向上:Venu4はマルチバンド対応で、位置情報の誤差が大幅に減少。
- スポーツ対応数の拡大:30種類から80種類以上に進化。
- 健康管理機能の深化:ライフスタイル記録やHealth Statusなど、データの活用範囲が拡大。
- トレーニングコーチ機能:フィットネスコーチが日々の運動を最適化。
- 利便性の向上:LEDライト、音声コマンド、通話機能など、日常生活に直結する便利機能を追加。
- デザインの高級化:金属ケース採用により、Venu3よりも上質な印象に。
一方で、バッテリー駆動時間はVenu3の約14日間からVenu4では約12日間に。これは機能増加の影響といえますが、実用上はほとんど気にならない範囲です。
実際にどんな人におすすめか
Venu4は、以下のようなタイプの人にぴったりです。
- 日常の健康管理をより正確に把握したい
- 運動を「習慣」ではなく「目的意識を持ったトレーニング」として続けたい
- 登山・トレイル・自転車など、屋外での活動が多い
- ビジネスシーンでも違和感なく着けられるスマートウォッチが欲しい
- スマホ依存を減らし、ウォッチ単体で完結させたい
逆に、ウォーキングや睡眠記録が主な目的で、シンプルな機能で十分という人はVenu3のほうがコスパ面でおすすめです。
購入時の注意点と選び方
Garmin製品は並行輸入品や旧モデルが混在して販売されていることもあります。購入前には必ず「国内正規品」かどうかを確認しましょう。
また、Venu4は2サイズ展開なので、手首の太さや着け心地を実際に試すのがおすすめです。41mmモデルは軽量で睡眠時にも邪魔になりにくく、45mmは視認性を重視したい人に最適です。
ガーミンVenu4の魅力を総まとめ
Venu4は、単なるスマートウォッチを超えた「ライフスタイルパートナー」です。
高精度GPSとトレーニング機能によって運動面をサポートし、健康データを多角的に分析。睡眠・ストレス・活動量を総合的に把握できるため、自分の体と生活リズムをより深く理解できます。
さらにLEDライトや音声機能など、日常生活に直結する便利さも充実。
Venu3で培われた完成度を土台に、使いやすさとデータ精度の両立を実現しています。
ガーミンVenu4の発売日と新機能まとめ(終わりに)
改めてまとめると、Venu4は2025年秋に登場した最新のGarminスマートウォッチ。
Venu3の使いやすさはそのままに、GPS精度、トレーニング支援、健康管理、デザインすべてが進化しました。
スポーツも健康も、そして日常も。
すべてを1本で管理できるスマートウォッチを探しているなら、ガーミンVenu4はまさに最有力候補といえるでしょう。
