あれ?なんだか最近、iphoneの調子がおかしいな…と感じたことはありませんか?
急に動作が重くなったり、バッテリーの減りが早かったり、時には画面がフリーズしてしまったり。そんなとき、つい「もうダメかも」「買い替え時?」と不安になってしまいますよね。でも、ちょっと待ってください。その「おかしい」状態、実は自分で解決できる可能性がとても高いんです。
この記事では、iphoneユーザーが遭遇しがちな不具合の症状別に、今すぐ試せる具体的な対処法を20個まとめました。多くの場合は、ほんの少しの手順で元の快適な使い心地を取り戻せます。まずは落ち着いて、順番に試してみましょう。
まずはここから!どんな不具合にも試したい基本の3ステップ
どんな症状が出ていても、最初に試すべきはこの基本動作です。驚くほど多くの問題が、ここで解決してしまいます。
1. アプリを一旦全て閉じて再起動する
一番シンプルで効果的な方法です。画面の下から上にスワイプ(またはホームボタンダブルクリック)してアプリ切り替え画面を表示し、アプリを上にスワイプして完全に閉じます。その後、電源ボタンを長押ししてスライダーを出し、電源を切ります。30秒ほど待ってから、再び電源を入れましょう。これだけでメモリがクリアされ、一時的な不具合が解消されることがよくあります。
2. 最新のiOSにアップデートする
ソフトウェアのバグが原因で不具合が起きている可能性があります。設定アプリを開き、「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップ。利用可能なアップデートがあれば、必ずバックアップを取ってから実施してください。アップデートにはWi-Fi環境と十分なバッテリー(または充電器への接続)が必要です。
3. ストレージの空き容量を確認する
iphoneのストレージがほぼ一杯になると、動作が著しく遅くなることがあります。設定アプリの「一般」→「iphoneストレージ」で確認しましょう。空き容量が1GBを切っている場合は、不要な写真や動画、使わないアプリを整理するだけで、動作が劇的に改善するかもしれません。
症状別!iPhoneがおかしい時の具体的な対処法
動作が重い・遅い・フリーズする場合
4. 強制再起動を試す
通常の再起動で改善しない場合は、強制再起動が有効です。機種によって操作方法が異なるので注意してください。
- iPhone 8以降/iphone se(第2世代以降): 音量アップボタンを素早く押して離す → 音量ダウンボタンを素早く押して離す → 側面の電源ボタンを押し続け、Appleロゴが表示されるまで待つ
- iPhone 7/7 Plus: 音量ダウンボタンと電源ボタンを同時に押し続け、Appleロゴが表示されるまで待つ
- iPhone 6s以前: ホームボタンと電源ボタンを同時に押し続け、Appleロゴが表示されるまで待つ
強制再起動ではデータは消えませんので、安心して実行してください。
5. バックグラウンドアプリの更新をオフにする
常にバックグラウンドで動作しているアプリが多いと、どうしても動作が重くなります。設定アプリで「一般」→「バックグラウンドApp更新」をタップし、「バックグラウンドApp更新」をオフにしてみましょう。必要な時だけ手動で更新する形にすれば、パフォーマンスが向上します。
6. 画面視差効果を減らす
ホーム画面やアプリの開閉時の視差効果(パララックス効果)が負荷になっている場合があります。設定アプリの「アクセシビリティ」→「モーション」を開き、「視差効果を減らす」をオンにしてみてください。動作が軽快に感じられるかもしれません。
バッテリーの減りが異常に早い場合
7. バッテリーの最大容量を確認する
設定アプリの「バッテリー」→「バッテリーの状態」をチェックしてみましょう。「最大容量」が80%を切っている場合、バッテリーそのものが劣化している可能性があります。これが原因でパフォーマンスが調整され、動作が遅く感じられることもあります。
8. バッテリー使用状況を分析する
同じく設定アプリの「バッテリー」画面で、各アプリのバッテリー使用状況を確認できます。特定のアプリが異常に電力を消費していないかチェックしましょう。もし不審なアプリがあれば、一旦削除して再インストールするか、アップデートを確認してください。
9. 位置情報サービスの設定を見直す
多くのアプリがバックグラウンドで位置情報を取得しています。設定アプリの「プライバシー」→「位置情報サービス」を開き、各アプリの設定を「使用中のみ許可」に変更するだけで、バッテリー持ちが大幅に改善することがあります。
10. 不要な通知をオフにする
画面が点灯するたびに電力は消費されます。設定アプリの「通知」から、本当に必要のないアプリの通知はオフにしましょう。特にゲームアプリの勧誘通知などは、バッテリーを消費するだけでなく、集中力も削ぎます。
発熱が気になる場合
11. 負荷の高いアプリを終了する
高画質ゲームやARアプリ、長時間の動画編集などはiphoneに大きな負荷をかけ、発熱の原因になります。使用後はアプリを完全に終了させ、少し休ませてあげましょう。
12. 充電中はケースを外す
特に分厚いケースを使用している場合、充電中の熱がこもりやすくなります。充電時だけでもケースを外すことで、放熱が促進され、バッテリーの負荷も軽減されます。
13. 直射日光や高温環境を避ける
夏の車内や直射日光が当たる場所にiphoneを放置するのは非常に危険です。高温環境下では保護機能が働いて動作が制限されたり、最悪の場合は故障の原因になります。涼しい場所で使用・保管することを心がけましょう。
充電ができない・遅い場合
14. Lightning/USB-Cポートの掃除をする
毎日使っていると、どうしてもポート内部にホコリやゴミが詰まります。これが原因で充電ケーブルがしっかり接続されていないことが多いのです。カニューレや柔らかい毛先のブラシなどで、優しくゴミを取り除いてみてください。絶対に金属製のピンなどは使わないでください。
15. 充電ケーブルと充電器を確認する
非純正のケーブルや充電器、あるいは故障したアクセサリを使っていませんか?MFi認証(Apple公認)の製品か、純正のものを使用することをおすすめします。また、ケーブルの破損やコネクタ部分の汚れもチェックしましょう。
16. 異物の付着がないか確認する
まれに、ポート内部に異物が詰まっていることがあります。ライトで照らしながら確認し、もし固形物が詰まっているように見える場合は、無理に取り除こうとせず、Appleサポートや信頼できる修理店に相談しましょう。
Wi-Fiやモバイル通信が不安定な場合
17. ネットワーク設定をリセットする
設定アプリの「一般」→「転送またはiphoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」をタップします。これにより、Wi-FiのパスワードやBluetoothのペアリング情報は消去されますが、他のデータには影響がありません。多くの通信問題がこの方法で解決します。
18. SIMカードの再挿入と清掃
SIMカードの接触不良が原因の場合もあります。SIMトレイを取り出し(SIM取り出し用ピンが必要)、SIMカード自体とトレイの内部を、柔らかい布で優しく拭き掃除します。その後、しっかりと再挿入してください。
19. 機内モードをオン/オフする
シンプルですが効果的な方法です。コントロールセンターから機内モードのアイコンをタップしてオンにし、10秒ほど待ってからオフにします。これでネットワーク接続がリフレッシュされます。
それでも解決しない場合の最終手段
20. iTunes/Finderを使って復元する
これまで試したすべての方法で改善が見られない場合、最後の手段としてパソコンを使った復元があります。最新のバックアップを取った上で、以下の手順を試みます。
- Mac(macOS Catalina以降)ならFinder、Windows PCまたはそれ以前のMacならiTunesを開く
- iphoneをUSBケーブルでパソコンに接続する
- デバイスが認識されたら、「復元」を選択する
この操作ではiphone内のデータはすべて消去され、最新のiOSがクリーンインストールされます。その後、バックアップからデータを復元することで、ソフトウェア起因の深刻な不具合が解消される可能性があります。ただし、これは最終手段であることを忘れずに、必ず直前のバックアップを取ってから実行してください。
これでダメなら専門家に相談しよう
ここまでご紹介した20の対処法を試しても「iphoneがおかしい」状態が続く場合、それはハードウェアの物理的な故障が考えられます。具体的には以下のような症状です。
- 画面にひび割れや異常な線(ディスプレイ不良)
- 水没や落下などの物理的衝撃の後に不具合が発生
- 充電ケーブルを接続してもまったく反応がない(充電アイコンも表示されない)
- スピーカーから異音がする、またはまったく音が出ない
このような場合は、無理をせずに公式サポートに相談するのが得策です。Apple StoreのGenius Barや、Apple認定の修理サービスプロバイダーで診断してもらいましょう。
焦らず順番に試せば、ほとんどの「おかしい」は解決する
いかがでしたか?iphoneがおかしいと感じたときの対処法は、実にたくさんあります。多くの不具合は、ソフトウェアの一時的な混乱や設定の問題が原因です。いきなり「故障した!」と決めつけず、まずはこの記事で紹介した基本ステップから順に試してみてください。
日頃からiCloudやパソコンへの定期的なバックアップを習慣にしておくことも、いざという時の安心材料になります。iphoneは精密機器ですが、適切なメンテナンスとちょっとした知識で、長く快適に使い続けることができますよ。
