通勤や通学の移動時間、音楽や動画を楽しむ人も多いですが、「ラジオも聴けるワイヤレスイヤホン」があれば、情報収集もエンタメもひとつで完結します。ニュースや天気、交通情報を耳でチェックしながら快適に移動できるのは、想像以上に便利なんです。
この記事では、そんな“ラジオ対応のワイヤレスイヤホン”に注目し、選び方のポイントやおすすめモデルを紹介します。日常使いにぴったりな機能性・音質・コスパのバランスを重視してまとめました。
ラジオも聴けるワイヤレスイヤホンの魅力
「スマホアプリでもラジオが聴けるのに、なぜわざわざイヤホンで?」と思う人もいるかもしれません。でも実際に使ってみると、ラジオ内蔵イヤホンのメリットは大きいです。
まず、通信不要で聴ける点。
スマホの通信量を気にせず、電波が届かない地下鉄やトンネル内でもFMラジオを楽しめるのは大きな利点です。通勤・通学時はネット環境が不安定なことも多いので、安定して放送を聴けるのは嬉しいところ。
さらに、操作がシンプル。
本体のボタンでチューニングや音量調整ができ、スマホを取り出す必要もありません。音楽、ニュース、天気、バラエティと、その日の気分で聴きたい番組にすぐアクセスできるのも魅力です。
ワイヤレスイヤホンでラジオを聴く仕組み
ラジオ機能付きワイヤレスイヤホンは、Bluetooth接続のほかにFMチューナーを内蔵しています。スマホを介さず単体で放送電波を受信できるタイプも多く、通信が切れても問題なし。
受信感度はモデルによって異なり、ケーブルをアンテナ代わりに使うタイプや、本体内部にアンテナを内蔵したタイプがあります。通勤時など移動中でも安定して聴けるかどうかは、レビューや口コミでチェックしておくと安心です。
通勤・通学に最適な理由
- ハンズフリーで情報収集
朝のニュースや交通情報を“ながら聴き”できるため、時間の有効活用になります。特に電車の中でスマホ操作がしづらいときに重宝します。 - 通信量を使わない
アプリラジオやストリーミング音楽と違って通信を必要としないので、データ使用量を気にせず使えます。 - 身軽で快適
完全ワイヤレスならケーブルが邪魔にならず、バッグの中もスッキリ。装着したまま移動してもストレスがありません。 - 充電と持ち運びが簡単
最近のモデルは充電ケース付きで、ケースに収納するだけで自動充電。通勤・通学の合間にフルチャージできます。
ワイヤレスイヤホンを選ぶときのポイント
1. ラジオ機能の有無と受信性能
ラジオが内蔵されているかは必ず確認しましょう。FM対応でも日本の周波数帯(76〜95MHz)に対応していない輸入モデルもあるため、購入前に仕様をチェック。受信感度が低いと雑音が多くなるので、アンテナ構造のしっかりしたモデルを選ぶのがコツです。
2. Bluetooth接続の安定性
Bluetooth 5.0以上のモデルなら、接続の安定性や音質の劣化が少なく、通勤ラッシュでも音が途切れにくいです。スマホと同時に使う場面が多いなら、この点も重視しましょう。
3. バッテリー持ちと充電方式
一回のフル充電で5〜8時間以上持つモデルが理想的。充電ケースを使えば合計20時間以上再生できるものもあります。USB-C対応だと急速充電ができて便利です。
4. 音質とノイズキャンセリング
ラジオのトークや音楽をクリアに楽しみたいなら、ノイズキャンセリング(ANC)搭載モデルが有利。周囲の雑音をカットし、声がくっきり聞こえます。外音取り込み機能もあれば安全面も安心です。
5. 防水・防汗性能
通勤・通学では急な雨や汗もつきもの。防水(IPX4以上)モデルを選ぶと安心。スポーツ用途にも転用できます。
ラジオも聴けるワイヤレスイヤホンおすすめ5選
ここからは、実際に人気のある「ラジオ対応ワイヤレスイヤホン」や、通勤・通学に強い高性能モデルを紹介します。
1. Absdefen A-23
FMラジオ受信機能を搭載した低価格モデル。Bluetooth接続とラジオモードの切り替えが簡単で、操作も直感的。音質は中音域中心で聴き取りやすく、ラジオ用途にはぴったり。コスパ重視の人におすすめです。
2. Anker Soundcore P40i
信頼のAnkerブランド。ラジオチューナーは非搭載ですが、スマホのラジオアプリとの相性が良く、安定した接続と豊かな低音が魅力。イヤホン単体で最大12時間再生でき、通勤・通学の長時間利用でも安心です。
3. SOUNDPEATS Air5 Pro Plus
アクティブノイズキャンセリング搭載で、騒がしい車内でもクリアに聴けるモデル。aptX Adaptive対応で音の遅延が少なく、ニュースも音楽も快適。スマホアプリラジオとの組み合わせで、実質「ラジオも聴ける」万能タイプです。
4. JBL Tune 125BT
首掛けタイプのBluetoothイヤホン。ケーブル部分がアンテナ代わりになり、FMラジオ受信が安定しやすい設計。音質もさすがJBLクオリティで、ボーカルが明瞭。充電1回で最大16時間使えるのも魅力。
5. Xiaomi Redmi Buds 6 Play
1,000円台という驚きの価格ながら、音質と装着感に定評があります。FMラジオチューナーは非搭載ですが、アプリ経由でのラジオ視聴に最適。エントリーモデルとして、初めてのワイヤレスイヤホンにおすすめです。
使いこなしのコツ
せっかくラジオ機能があるなら、活用の幅を広げてみましょう。
- 朝はニュース番組、夜は音楽番組など、時間帯で聴く放送を変える
- チューニングをプリセットしておくと移動中の操作がスムーズ
- Bluetoothモードとラジオモードをシーンで切り替える
- 充電ケースを持ち歩き、移動の合間にこまめに充電
- 通勤時は外音取り込み機能をONにして安全に歩く
慣れてくると、音楽アプリを立ち上げなくてもイヤホンだけで完結できるようになります。
購入前に確認したい注意点
- 日本仕様かどうか:海外モデルはFM帯域が異なる場合があるため、日本の放送を受信できないこともあります。
- 受信環境:地下鉄やビル街では電波が弱まることがあります。スマホラジオと併用できるタイプが安心。
- 保証とサポート:安価なモデルは保証が短いことも。国内代理店経由の購入をおすすめします。
- 安全面:歩行中や自転車利用時のイヤホン使用は危険です。片耳モードや外音取り込みを活用しましょう。
ラジオも聴けるワイヤレスイヤホンで、移動時間をもっと楽しく
「ラジオも聴けるワイヤレスイヤホン」は、通勤・通学の時間を有意義に変えてくれるアイテムです。
ニュース、音楽、トーク番組を聴きながら移動すれば、気分転換にもなり、一日を前向きにスタートできます。
通信がなくても情報が得られるという安心感、そしてケーブルレスの快適さ。
どちらも手に入るこのジャンルは、今後ますます注目されるでしょう。
自分のライフスタイルに合った一台を見つけて、今日から耳元の時間をもっと自由に。
