メガネをかけながらイヤホンを使うと、どうしても耳の上やこめかみが痛くなったり、長時間で違和感が出たりしますよね。
「メガネ+イヤホン」は毎日の通勤やリモートワークで避けられない組み合わせ。
でも、ちょっと選び方を変えるだけで、驚くほど快適に使えるイヤホンがあります。
この記事では、メガネと併用しても耳が痛くなりにくいワイヤレスイヤホンを7つ紹介しながら、「どんな形・構造が快適なのか」をわかりやすく解説します。
メガネとイヤホンを併用すると耳が痛くなる理由
まず知っておきたいのは、「なぜ痛くなるのか」という仕組み。
メガネのテンプル(耳にかかる部分)と、イヤホンのハウジングやカナル部が物理的に干渉するのが主な原因です。
テンプルが太いメガネほど、こめかみや耳の上の圧力が強くなりやすく、そこにイヤホンが加わると、数時間で痛みや赤みが出ることもあります。
特に「耳かけ型」「フック付き」「大型ハウジングタイプ」のイヤホンは要注意。メガネのフレームとぶつかって圧迫感が強くなります。
また、耳穴を完全にふさぐカナル型は密閉度が高く、長時間装着で熱や湿気がこもりやすい傾向があります。
この圧迫感や蒸れも、疲れやすさの原因です。
痛みを防ぐためのイヤホン選びのポイント
メガネと快適に共存できるイヤホンには、いくつかの共通点があります。
選ぶときは、次の6つをチェックしてみてください。
1. テンプルに干渉しない形状
耳の上に厚みが出にくい、コンパクトなハウジングが理想です。
オープンイヤー型や骨伝導タイプのように、耳をふさがないタイプもおすすめ。メガネと接触しづらく、圧迫がほとんどありません。
2. 軽量設計
重いイヤホンは、それだけで耳の負担になります。
片耳5g以下を目安にすると、メガネと同時に使ってもほとんど重さを感じません。
3. 柔らかいフィット感
イヤーチップの材質や形状も重要です。
シリコンやフォーム素材など、耳穴をやさしく包み込むタイプを選ぶと疲れにくいです。
4. 長時間装着でも蒸れにくい構造
オープンイヤータイプや半開放型のイヤホンは、耳の通気性が高く、蒸れによる不快感を軽減します。
在宅勤務や移動中の長時間利用にも最適です。
5. 装着・取り外しがスムーズ
メガネを掛け外しするたびにイヤホンがずれるのはストレス。
シンプルな形状で、指先で簡単に着脱できるデザインだと快適です。
6. 自分のメガネ形状との相性をチェック
テンプルが太めのメガネを使っている人は、イヤホンのハウジングが小さく、外耳の上部に干渉しないものを。
細身フレームなら比較的どのタイプも問題なく使えます。
メガネ併用でも快適!おすすめワイヤレスイヤホン7選
ここからは、実際にメガネユーザーからの評価が高く、「耳が痛くならない」と評判のイヤホンを紹介します。
装着感・音質・価格のバランスが取れた7モデルです。
1. Bose Ultra Open Earbuds
耳をふさがない“オープンイヤー型”の代表格。
音が自然に広がり、メガネのテンプルにも一切干渉しません。
長時間の装着でもこめかみが痛くならず、通話音質もトップクラス。
価格は高めですが、快適さと音質を両立したい人におすすめです。
2. Sony LinkBuds Open
“耳を開いたまま音を聴く”という新しい発想のイヤホン。
リング型のスピーカー構造で、耳を完全に塞がないため、圧迫感がほぼありません。
メガネをかけたままでも自然な装着感で、外の音も取り込みやすいのが特徴です。
3. Shokz OpenFit 2
スポーツ用のオープンイヤータイプ。
軽量でズレにくく、汗にも強いのでジョギングや通勤にぴったり。
骨伝導技術を応用した設計で、メガネのテンプルに干渉しにくい位置に装着できる点も魅力です。
4. Shokz OpenMove
同じくShokzの人気モデル。
耳の前に沿うように装着するため、フレームとの干渉が少なく、長時間の使用でも耳が痛くなりにくい設計。
初めて骨伝導タイプを試したい人にも扱いやすい価格帯です。
5. Anker Soundcore P40i
軽くてフィット感の良いカナル型イヤホン。
ハウジングが小さめで耳の外側に出っ張りが少ないため、メガネとの干渉が最小限。
音質・ノイズキャンセリング・価格のバランスがよく、コスパ重視の人におすすめ。
6. HUAWEI FreeBuds SE 3
耳への圧迫を抑えたハーフインイヤー型。
耳に軽く引っかける感覚で装着でき、こめかみに圧を感じにくい設計です。
軽い付け心地ながら音質も安定しており、在宅ワークや日常使いにぴったりです。
7. JBL Wave Buds
手頃な価格で試せるエントリーモデル。
コンパクトなボディで、メガネと一緒に使っても違和感が少ないと評判。
音質はバランス重視で、初めてワイヤレスイヤホンを購入する人にもおすすめです。
快適に使うためのちょっとした工夫
どんなイヤホンでも、使い方を工夫すればより快適になります。
メガネ併用時に意識しておきたいポイントを紹介します。
- メガネのテンプルを軽く調整する
耳に当たる角度を少し変えるだけで、圧迫感が大きく減ります。
メガネ店で無料で調整してもらえる場合もあります。 - イヤーチップを替える
付属のチップが合わない場合、柔らかめの素材に交換すると装着感が劇的に改善します。 - 定期的に耳を休ませる
1〜2時間ごとにイヤホンを外し、耳まわりを軽くマッサージすると疲労がたまりません。 - メガネ+マスク+イヤホンの組み合わせに注意
紐やテンプルが重なりやすいため、マスクを耳ではなく後頭部で固定できるタイプを選ぶと快適です。
自分に合ったイヤホンを選ぶことが“快適さ”の第一歩
メガネとイヤホンの併用は、思った以上に耳への負担が大きいもの。
しかし、最近のワイヤレスイヤホンは軽量化や開放構造が進み、「耳が痛くならない」「長時間でも快適」と感じるモデルが増えています。
まずは、テンプルと干渉しない形、軽さ、装着感を意識して選んでみてください。
ほんの少しの違いで、毎日のストレスが驚くほど減ります。
あなたのメガネライフをより快適にしてくれるイヤホンが、きっと見つかるはずです。
メガネ併用でも快適!耳が痛くならないワイヤレスイヤホンで毎日をもっと快適に
メガネをかけながらでも快適に使えるワイヤレスイヤホンは、今や珍しくありません。
軽く、柔らかく、ストレスのない装着感を追求したモデルを選べば、耳の痛みとは無縁に。
ぜひ、自分のメガネとの相性に合う1台を見つけて、音楽や通話をもっと自由に楽しんでください。
