ダイソーで売っているワイヤレスイヤホン。安くて便利ですが、突然ランプが赤と青に点滅して「え、壊れた?」と焦った経験はありませんか?
実はこの“赤青点滅”は、多くの場合「故障」ではなく、“ある状態”をお知らせしているサインなんです。
ここでは、ダイソーのワイヤレスイヤホンで赤青点滅が起こる原因と、その対処法を初心者でもわかるように解説します。
赤青点滅は「ペアリングモード」のサイン
まず一番多いのが、「赤と青が交互に点滅している=ペアリングモード」のパターン。
イヤホンがスマホなどのBluetooth機器と接続できず、待機している状態を示しています。
たとえば、ダイソーの「TWS002」「DG036-02」「TWS005」などでは取扱説明書にこう書かれています。
- 赤青交互点滅 → ペアリング中(接続待ち)
- 青点滅 → 接続中または子機ペアリング中
- 赤点滅 → バッテリー残量が少ない
- 青点灯 → 充電または接続完了
つまり、赤青点滅は「壊れた」ではなく、「スマホとつながっていません」という合図。
この状態でスマホ側のBluetoothをオンにし、「DAISO_~」というデバイス名を選べばペアリングが始まります。
ペアリングできないときのチェックポイント
「赤青点滅から進まない」「ペアリングができない」場合は、いくつかの原因が考えられます。
次の順に確認してみましょう。
1. スマホ側のBluetooth設定を確認
Bluetoothがオフになっていないかを確認。
一度「登録済みデバイス」から該当のイヤホンを削除して、再度検索・接続を試すと改善することがあります。
2. イヤホンをケースに戻して再起動
イヤホンを充電ケースに戻し、ふたを閉めて5秒ほど待ちます。
その後取り出すと、再び赤青点滅してペアリングモードに入るはずです。
もし片方だけ光らない場合は、左右の同期が切れていることがあるので、両方を同時に長押ししてリセットを試してください。
3. ケースの充電を確認
イヤホンが充電されていないと、ペアリングが安定しません。
ケース自体のバッテリー残量が減っていることもあるため、USBケーブルを差して30分ほど充電してみましょう。
急速充電器(5V2A以上)は避け、5V1A程度の出力に対応した充電器を使うのが安心です。
赤や青だけが点滅する場合の意味
赤青ではなく、「赤だけ」「青だけ」点滅する場合もあります。
それぞれのサインの意味を理解しておくと、トラブルの原因が掴みやすくなります。
- 赤点滅 → 充電切れの警告。ケースに戻して充電を開始してください。
- 青点滅 → スマホと接続済みまたは音楽再生中。正常動作なので問題なし。
- 青点灯(点滅が止まる) → ペアリング成功または充電完了。
- 点滅がずっと続く → 接続が切れている、または左右のイヤホンが同期していない。
つまり、「赤青交互点滅=ペアリング」「赤点滅=電池切れ」「青点滅=通信中」というのが基本のサインです。
慣れると、このLEDの動きでほとんどの状態がわかるようになります。
充電不良・接触不良のトラブルも多い
ダイソーのイヤホンはコスパが高い反面、端子の接触が悪くなることがよくあります。
充電ケースにきちんと収まっていない、端子にほこりが溜まっていると、LEDが点滅しっぱなしになることも。
そんなときは次の方法を試してみてください。
- イヤホンの金属端子部分を綿棒で軽く拭く
- ケース側の充電接点も掃除する
- 正しくセットし、しっかりフタを閉めて充電
もしケースを動かすとランプが消えたり点いたりする場合、接触不良の可能性が高いです。
改善しないときは初期不良の可能性もあるので、レシートを持って店舗で交換相談してみましょう。
リセットして初期状態に戻す
トラブルが解決しないときは、リセット操作を試すのが効果的です。
モデルによって手順は異なりますが、基本的な流れは共通しています。
- イヤホンの電源を切る(長押しで赤点灯→消灯)
- さらに8〜10秒ほど長押しすると、LEDが赤青点滅し、リセット状態に入る
- 一度スマホ側のBluetooth登録を削除し、再度ペアリング
リセット後に再びケースへ戻して取り出すと、赤青点滅が確認できればOK。
そこからスマホ側で接続設定をやり直します。
赤青点滅が止まらないときに試したい5つのステップ
- ケースとイヤホンをしっかり充電する
- Bluetooth設定をリセットして再接続
- イヤホンをケースに戻して電源を入れ直す
- 端子を掃除して接触不良を防ぐ
- リセット操作を行って初期状態に戻す
この順で進めると、ほとんどの「点滅トラブル」は解消できます。
それでも改善しない場合は、製品の個体不良が疑われます。
故障かもしれないサイン
- 片方だけ点灯しない・充電しない
- ケースに入れてもLEDが反応しない
- ペアリングしても音が出ない
これらの症状が続く場合、内部の接触不良や電池の不具合が考えられます。
ダイソー製品は低価格ゆえに修理対応がなく、基本的には“交換または買い替え”対応です。
購入後すぐの不良なら、レシートを持参すれば店舗で交換してもらえることが多いです。
使い方のコツと注意点
- 使用環境は0〜40℃の範囲で。寒暖差の激しい場所では誤作動することがあります。
- 強い磁気・水・衝撃に弱いので、ポケットやバッグの底にそのまま入れないよう注意。
- Bluetooth機器を多数登録していると、接続先がうまく切り替わらないことがあります。
定期的に不要なデバイスを削除しておくとスムーズです。
また、ダイソーイヤホンは音質よりも「コスパ」「軽さ」「簡単さ」が魅力。
過度な期待をせず、サブ用・通勤通学用など、ライトな使い方がベストです。
赤青点滅を理解すれば、もう焦らない
最初はドキッとする赤青の点滅ですが、実はイヤホンが「今、つながる準備をしてるよ」と教えてくれているだけ。
ペアリングモードの合図を理解すれば、接続の不安も一気に減ります。
慣れてくると、LEDの色や光り方で状態がわかるようになります。
赤青点滅=ペアリング、赤点滅=充電不足、青点滅=通信中。
たったこれだけを覚えておくだけで、トラブル時のストレスがぐっと減ります。
ダイソーのワイヤレスイヤホンが赤青点滅する原因と対処法まとめ
ダイソーのワイヤレスイヤホンが赤青点滅するのは、ほとんどの場合「ペアリングモード」です。
焦らず、スマホ側でBluetooth接続を確認しましょう。
そしてもし点滅が止まらない・音が出ないなどのトラブルがあっても、
- 充電確認
- 再起動
- リセット
の3ステップでほとんど解決します。
安価ながらも工夫すれば長く使えるダイソーのイヤホン。
LEDのサインを理解して、快適なワイヤレスライフを楽しんでください。
