朝の通勤や通学の時間、みなさんは何を聴いていますか?
音楽アプリやポッドキャストもいいけれど、やっぱり“FMラジオ”のゆるいトークや地域の情報には独特の良さがありますよね。
でも、最近のスマホにはFMチューナーが非搭載のものも多く、ラジオを聴くためにわざわざアプリを開いたり、通信量を気にしたりするのが面倒だと感じる人も少なくありません。
そんな人に注目されているのが「FMラジオが聴けるワイヤレスイヤホン」。
今回は、その魅力と選び方、そしておすすめのモデルを5つご紹介します。
通勤通学にぴったりな「FMラジオ×ワイヤレスイヤホン」の魅力
FMラジオが聴けるワイヤレスイヤホンの最大の特徴は、「スマホを使わずにラジオ放送を受信できる」こと。
通信回線を使わないためデータ通信量を節約でき、トンネルや通信が不安定な場所でも安定して聴ける場合があります。
ラジオは“ながら聴き”に最適。
天気、交通情報、ニュース、音楽、トーク番組――どれもスマホ操作なしで自然に耳に入ってくるので、移動時間を有効に使いたい人にはぴったりです。
さらにコードレスだから、混雑した電車内でもストレスが少なく、鞄の中でケーブルが絡まる心配もありません。
FMラジオ付きイヤホンを選ぶときのチェックポイント
FMラジオ機能付きイヤホンといっても、製品によって仕様はさまざま。
購入前に次のポイントをチェックしておきましょう。
1. 受信周波数とワイドFM対応
日本のFM放送は76〜95MHzが一般的です。
特に「ワイドFM(FM補完放送)」に対応していれば、AM局の番組もFMで聴けるので便利。
製品説明に「ワイドFM対応」と書かれているか確認しましょう。
2. 受信方式とアンテナ構造
完全ワイヤレスイヤホンでは、従来のケーブルアンテナ方式が使えないため、受信感度が製品によって大きく変わります。
ラジオ専用チップやアンテナ内蔵型を採用しているモデルのほうが安定して受信できます。
3. バッテリーと再生時間
通勤通学で使うなら、バッテリー持続時間は重要。
FMラジオ機能はBluetooth接続よりも電力を消費する場合があります。
「イヤホン単体で6時間以上」か、「ケース込みで20時間以上」あれば安心です。
4. 外音取り込みと装着感
交通量の多い場所で使う場合は、外音取り込み機能があると安全。
また長時間つけても耳が痛くならない軽量モデルを選ぶのもポイントです。
5. 技適マークの有無
海外製イヤホンの中には、日本国内の技術基準を満たしていない製品もあります。
日本で安心して使うなら、「技適マーク」があるか確認を。
FMラジオが聴けるワイヤレスイヤホンおすすめ5選
ここからは、実際にFMラジオ受信ができる人気モデルを5つ紹介します。
価格帯や特徴を比較しながら、自分の使い方に合うものを探してみてください。
1. Gemean J-618
手頃な価格ながら、FMラジオ受信・MP3再生・Bluetooth接続が1台でこなせる多機能モデル。
ケーブルタイプのためアンテナ感度が良く、通勤時の受信も安定。
ワイドFM対応でニュースや地域番組もクリアに聴けます。
軽量設計で長時間装着しても疲れにくく、初めての“FMラジオイヤホン”としてもおすすめです。
2. Y12 バイクヘルメット用 ワイヤレスヘッドセット
一見バイク専用のようですが、日常利用にも応用可能。
ハンズフリー通話とFMラジオ、MP3再生に対応しており、Bluetooth接続も安定。
防汗設計なので、通勤時のちょっとした雨や汗にも強いのがポイントです。
3. Portable Personal FM Radio Headphones
海外ブランドながら人気の“ラジオ専用ワイヤレスヘッドホン”。
大型ユニットで音質が良く、ラジオ音声のクリアさを重視したチューニング。
オフィスでの作業用や自宅での“ながら聴き”にも最適で、FM放送だけでなく有線入力も可能です。
4. ワイヤレスヘッドホン FMラジオ付き(充電式)
シンプル操作が魅力のモデル。
サイドボタンで局の切り替えや音量調整ができ、ディスプレイに周波数が表示されるので初めてでも使いやすい。
Bluetooth音楽も楽しめるため、スマホとラジオの両方を切り替えて使いたい人にぴったりです。
5. Sony NW-WS623(番外的なおすすめ)
正確には「FMラジオ内蔵イヤホン」ではありませんが、防水仕様・高耐久で“ラジオアプリ+Bluetoothストリーミング”の組み合わせが快適。
通勤だけでなくジョギングや通学時にも活躍します。
「完全ワイヤレス×ラジオアプリ」で使いたい派に最適です。
FMラジオ対応イヤホンのメリットとデメリット
メリット
- 通信量ゼロでラジオを聴ける
- スマホ操作なしで情報収集ができる
- 移動中でもケーブルに煩わされない
- 通信トラブルや電波障害時にも役立つ
- “ながら聴き”で時間を有効活用できる
デメリット
- 地下鉄やビル街などでは受信が不安定になりやすい
- 完全ワイヤレスではアンテナ性能が限られる
- ラジオ放送の音質はBluetooth音楽に比べて劣る場合がある
- 対応周波数や技適マークの確認が必要
こうした特徴を理解した上で、自分の使い方に合わせて選ぶのがコツです。
通勤通学で使うならこんな使い方が便利
- 朝のニュースや天気予報をラジオでチェック
- スマホのバッテリーを温存しながら音声コンテンツを楽しむ
- 帰宅時はBluetoothに切り替えて音楽再生
- 駅ホームやバス停では外音取り込みモードで安全を確保
特に、ラジオは“情報を選ばずに流してくれる”メディア。
集中して聴かなくても自然と耳に入ってくるので、混雑した朝の通勤時間にもぴったりです。
まとめ|FMラジオが聴けるワイヤレスイヤホンで、移動時間をもっと快適に
FMラジオが聴けるワイヤレスイヤホンは、情報を手軽にキャッチしながら快適に過ごせる新しいリスニングスタイルを提案してくれます。
通信料を気にせず、音楽とは違う“声と情報”の世界を楽しめるのも魅力。
「スマホ操作なしで聴ける自由」「コードレスの快適さ」「地域情報にすぐアクセスできる便利さ」――そのどれもが、毎日の通勤・通学時間をちょっと特別な時間に変えてくれるはずです。
これからイヤホンを買い替える人は、ぜひ“FMラジオが聴けるワイヤレスイヤホン”を候補に入れてみてください。
